五障三従とは

仏教用語で、女性が背負う5種の障害と、女性が従うべきものとされる3つの宿命のこと。

「五障」とは、女性は梵天王ぼんてんのう帝釈天たいしゃくてん・魔王・転輪聖王てんりんじょうおう・仏の五つになることができないとするもの。大智度論では「五礙ごげ」と称している。
「三従」とは、未婚のときは父母に従い、結婚しては夫に従い、老いたときには子に従うべきということ。

四字熟語 五障三従
読み ごしょうさんじゅう、ごしょうさんしょう、ごしょうさんじゅ
出典 『法華題目抄』
使用漢字