「よ行」の四字熟語 五十音順
「よ」から始まる四字熟語:46件
- よいんじょうじょう 余韻嫋嫋 物事が終わった後まで残る感覚や風情。 余韻は音や感覚が残ること。 嫋嫋はやわらかく長く続くさま。 鳴り止んだ音色がそ...
- よういげんかい 妖異幻怪 この世のものとは思えない怪しいものや、原因不明の不思議な現象。 妖異は妖しく不気味なこと。 幻怪は幻のように奇妙であ...
- よういしゅうとう 用意周到 心遣いが隅々まで行き届いて、準備に手抜かりがない状態。 用意が充分に整っていること。 用意は物事を前もって準備するこ...
- よういばんたん 用意万端 準備が充分に整って、手抜かりが全く無いこと。 同義語:「準備万端じゅんびばんたん」
- ようかいへんげ 妖怪変化 人知を超えた不思議な現象や化け物のこと。 海坊主、河童、天狗など。 「妖怪」も「変化」も化け物のことで、似たような語...
- ようかんきてん 用管窺天 細い管を覗き込んで天を覗き見るという意味。視野が狭くて見識が足りないという意味。 用管は竹筒(管)を使うこと。 窺天...
- ようかんさんじょう 陽関三畳 中国音楽の曲名。もとは歌曲で、後に琴曲の代表曲となった。 繰り返し別れを惜しむことを表す。 陽関は旧・中国西部、特に...
- ようがいけんご 要害堅固 険しい地形に陣を敷き、防備が固く容易には破られないこと。 「要害」は敵の攻撃から守りやすい険しい地形。または、そのよ...
- ようきゅうすいちょう 羊裘垂釣 羊の皮衣を着て釣り糸を垂らすこと。 隠者の姿の形容。 「羊裘ようきゅう釣ちょうを垂たる」と訓読する。 古代中国、後漢...
- ようげんようこう 庸言庸行 普段の言葉と行動。 「庸言」は、普段用いる言葉。 「庸行」は、普段の行動。素行。
- ようげんわくしゅう 妖言惑衆 根拠が定かでない怪しげな言説で世の人々を惑わすこと。 妖言は妖怪のような恐ろしい噂や言葉。 惑衆は多くの人々を惑わせ...
- ようこいかん 養虎遺患 敵である者を許してしまい、後に災いを残すことの喩え。 司馬遷は『史記』にて「敵に改心の情がないときは後の憂いを断つた...
- ようこうしゃぞう 用行舎蔵 身の振り方が巧みなことの喩え。 自分の成果や貢献を正当にアピールし、受け入れられない時はじっと機会を待つこと。 「用...
- ようこんろうどん 羊很狼貪 飼い主の言うことを聞かない羊と、貪欲な狼のこと。 人の意見を聞き入れず、欲深いことの喩え。
- ようしえんぐみ 養子縁組 民法に基づいて、血縁関係のない人同士に親子関係を発生させる制度。 養子は実の子供でないが、親が育てる子供。 縁組は結...
- ようしたんれい 容姿端麗 顔立ちや姿が整っていて美しいこと。 元来、女性の容姿を褒める言葉。 容姿は外見、顔立ち。 端麗は美しく、整っている様...
- ようしつこひ 羊質虎皮 外見は立派だが、内面がそれに伴っていないことの喩え。 実際は羊なのに、虎の皮を被っているという意味。 「羊質ようしつ...
- ようしびたい 妖姿媚態 妖艶な美しさの女性。 また、そのような女性が、人に媚びたり誘惑したりすること。 妖姿は妖しく見える魅力的な外見。 媚...
- ようしょじし 傭書自資 人に雇われて文章を書くことを仕事にして、生計を立てること。 「傭書」は雇われて文書を書き写すこと。 「自資」は自身の...
- ようしろうほ 鷹視狼歩 欲深く残忍な人物の形容。 「鷹視」は鷹のように鋭い目つき。「狼歩」は狼のように獲物を求める歩き方を意味する。
- ようじせんれい 幼児洗礼 キリスト教において、幼児に対して行なわれる入信の儀式。 幼児は幼い子供。 洗礼は宗教的な儀式で、信仰における承認を受...
- ようじんけんご 用心堅固 しっかりと気を配っていて、極めて注意深いこと。 用心は慎重に注意すること。 堅固は強固で確実であること。
- ようせいそうし 養生喪死 生きている者を充分に養い、死んだ者を手厚く弔うこと。 養生は健康を守り、体を養うこと。 喪死は死に至ること。 「生せ...
- ようちゅうこうこう 庸中佼佼 多くの凡人の中にいて傑出している人物。 庸中は一般的な中で。 佼佼は目立って優れた様子。
- ようちょうしゅくじょ 窈窕淑女 淑しとやかで美しい女性のこと。 「窈窕」は奥ゆかしく上品なこと。 「淑女」は気品がある女性。または女性に対する丁寧な...
- ようちょうしょうけい 羊腸小径 羊の腸のように曲がりくねった山道。 羊腸は羊の腸(狭くて曲がりくねった道の比喩) 小径は狭い道、小道
- ようとうくにく 羊頭狗肉 羊だと看板に出し犬の肉を売るように、見かけと中身が一致していないこと。 羊頭: 羊の頭(見かけや表面) 狗肉: 犬の...
- ようとうさいしょ 蠅頭細書 非常に細かい文字のこと。 「蠅頭」はハエの頭。転じて極めて小さいもの、僅かな利益の喩え。 「細書」は細かく書くこと。...
- ようとうばほ 羊頭馬脯 看板には羊の頭を売ると掲げておきながら、実際には馬の干し肉を売るという意味で、見せかけだけは立派で、実質がそれに伴わ...
- ようどうさくせん 陽動作戦 敵の注意をそらすために別の方面でわざと目立った動きをする作戦。牽制作戦とも呼ばれる。 陽動は相手の注意を引きつけ、目...
- ようびとき 揚眉吐気 目的を成し遂げて喜びを爆発させている様子。または、前向きな気持ちになっていて活気づいている様子。 「眉を揚げ気を吐く...
- ようぶようい 耀武揚威 武力や勢いがある様子を自慢して見せること。 「武を耀かし威を揚ぐ」と訓読する。 耀武は武力を輝かせること 揚威は威厳...
- ようぼうかいい 容貌魁偉 顔つき、体つきが逞しくて立派であること。成人男性に対する褒め言葉。 容貌は人の外見、顔立ち 魁偉は優れた容姿や姿勢、...
- ようぼうたんせい 容貌端正 顔立ちが整っていて美しいこと。 「容貌」は、顔立ちや風貌ふうぼう。 「端正」は、顔立ちなどが美しく整っていること。
- ようりんけいじゅ 瑶林瓊樹 宝石のように美しい樹林のこと。 高潔で、品格が群を抜いていることの喩え。 瑶林は美しい森、理想的な場所 瓊樹は美しい...
- ようわいき 用和為貴 人と人とが仲良く協力することが最も大切だという教え。 聖徳太子が定めた「十七条憲法」の第一条にある有名な言葉。 「和...
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