「な行」の四字熟語 五十音順
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「な」から始まる四字熟語:26件
- ないじゅうがいごう 内柔外剛 外見は強く見えるが、本当は気が弱いこと。 「外剛内柔」でも誤りではない。
- ないせいかんしょう 内政干渉 他国の政治に介入し、主権を侵害すること。 国家規模の御節介おせっかい。
- ないせいがいだく 内清外濁 内面では清廉高潔を保ったまま、表向きは妥協して、汚れたように装い俗物のように振る舞って、世間とうまく付き合っていくこ...
- ないそがいしん 内疎外親 内心では嫌っていながら、表面上は親しげにすること。 「内疎」は内心で嫌っていること。 「外親」は親しいように見せかけ...
- ないてんげてん 内典外典 仏教者の立場から見て、内典は仏教関係の書籍を指し、外典は仏教以外の一般の書籍を指す。 また、国内の書物と外国の書物を...
- ないへいがいせい 内平外成 国内がよく治まっており、外交も特に問題がなく、とても平和な状態のこと。 「内うち平たいらかに外そと成なる」と訓読する...
- ないゆうがいかん 内憂外患 国内にも国外にも問題や心配事がたくさんあること。 「内憂」は自国や所属する組織などの心配事。 「外患」は外国や外部か...
- なたねづゆ 菜種梅雨 菜の花の咲く三月下旬から四月にかけて連日降り続く小雨。「催花雨さいかう」という別名もある。 和歌において、春の季語と...
- なだいかんばん 名題看板 歌舞伎劇場の表看板の一つで、上演狂言の題名を記したもの。 総表題を示し、上部に主要配役を絵組で表した大名題看板と、各...
- なむさんぼう 南無三宝 「三宝」とは仏教で尊ぶ三種の宝で、仏・法・僧のこと。 三宝に呼びかけて助けを求めること。 突然のアクシデントに驚いた...
- なんいけいちょう 難易軽重 難しいのか易しいのか、軽いのか重いのか、物事の程度や価値を質問する言葉。 同義語:「緩急軽重かんきゅうけいちょう」「...
- なんかくらんすい 南郭濫吹 有能な者たちの中に、無能な者が紛れ込んでいることの喩え。 春秋時代の斉の王は合唱を好み、三百人もの楽士を集めて演奏を...
- なんかのくい 南華之悔 自分の意思を貫き、上司に逆らうこと。 また才能があるにもかかわらず、上司を怒らる余計な発言のせいで出世できないこと。
- なんかのゆめ 南柯之夢 世の中の栄枯盛衰が儚いことの喩え。儚い夢。 古代中国の唐の時代。淳于棼じゅんうふんという名の酒好き男性が、酔って槐え...
- なんきつほくき 南橘北枳 人の性質は、住む環境や教育によって大きく影響されるということの喩え。 江南ではとても美味しい橘たちばなも、淮水より北...
- なんぎょうくぎょう 難行苦行 仏教用語で、様々な苦難に耐える修行。転じて、ひどく苦労をすること。
- なんけいなんてい 難兄難弟 兄弟二人の力量などがほとんど同じで、優劣の判断が難しいこと。 「兄たり難く弟たり難し」と訓読する。
- なんこうじんちゅう 軟紅塵中 賑やかな繁華街の様子。華やかな都会の雑踏の形容。 別表記:「輭紅塵中」
- なんこうふらく 難攻不落 守りが固いため攻めることが困難で、なかなか陥落しないこと。 こちらから働きかけても、相手がなかなか自分の要望を受け入...
- なんこうほくちょう 南洽北暢 皇帝の威光と恩恵が四方八方に広く隅々まで行き渡ること。 「南洽」は南に広まること。 「北暢」は北に達すること。
- なんざんふらく 南山不落 永遠に崩れ落ちない城や要塞の喩え。 「南山」は中国の長安ちょうあんの南にある終南山を指す。この山は古くから堅固や長寿...
- なんせいほくばつ 南征北伐 戦うために北へ南へと遠征を繰り返すという意味。 多くの戦いに明け暮れること。
- なんせんほくば 南船北馬 国中を忙しく飛び回って旅をすることの喩え。 昔の中国の交通手段で、南部は海や川などが多いため船を使い、北部は山が多い...
- なんとうなんてつ 難透難徹 「難透」も「難徹」も、やり遂げることが困難であることを意味する。同じ意味の二つの熟語を重ねることで、さらに意味を強調...
- なんとほくれい 南都北嶺 奈良の興福寺と比叡山ひえいざんの延暦寺えんりゃくじのこと。 「南都」は京都(北都ほくと)から見て南方にある都で、奈良...
- なんばんげきぜつ 南蛮鴃舌 「鴃舌」は百舌鳥もずの鳴き声のことで、騒がしいだけで意味のわからない言葉の喩え。 外国人の話す不可解な言葉を蔑んで使...
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