四字熟語の意味や使い方、類義語・対義語、出典などを紹介しているウェブ辞典です。
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2025年8月現在4074件の四字熟語を紹介しています。
- じだいさくご 時代錯誤 言動や考え方が現代に適合しないこと。時代遅れ。既に過去のものとなった文化を持ち出そうとする姿勢を指すことが多い。
- てんじんめいごう 天人冥合 人の言動と神の意志が調和すること。 正しい行いをすれば、知らず知らずのうちに天の意志と一致するということ。
- かろとうせん 夏炉冬扇 夏の火鉢と冬の扇子のように、時期が合っていないために役に立たないもののこと。 または、今は不要でも適切な時期が来れば...
- ぶんぶひゃっかん 文武百官 行政や司法などに携わる文官と、軍事を任務とする武官を合わせた多くの役人。全ての役人。
- かいいすいしょく 解衣推食 困っている人に対して自分の衣服を脱いで与え、食べ物を勧めるほどに親切で思いやりのある行為を指す。 相手の苦境を深く理...
- ひようしょうし 庇葉傷枝 葉を守って枝を傷つけるという意味から、末端に拘って大切なことを台無しにしてしまうこと。 わずかな欠点を庇おうとして、...
- せきあくよおう 積悪余殃 悪事を積み重ねると、災いが子孫にまで及び報われるということ。 「積悪の家には必ず余殃あり」を略した言葉。
- ふこくきょうへい 富国強兵 国を豊かにし、軍隊を強くすること。 明治政府が経済の発展と軍事力の強化によって近代的な国家を目指すために掲げた目標。
- しんしょうぼうだい 針小棒大 針ほどの小さいことを棒ほどに大きく言うこと。物事を大げさに誇張して言うこと。 諺の「針ほどのことを棒ほどに言う」を四...
- かんねいじゃち 奸佞邪智 邪よこしまで歪んだ心を持ち、ずる賢く立ち振る舞うこと。 身代わりの友を救うために走るのだ。王の奸佞邪知を打ち破るため...
- こうたんじょすい 交淡如水 君子は、目先の利害にこだわらず、お互いの人格を重んずるので、その人間関係は水のように淡白であること。 「君子の交わり...
- はっくかげき 白駒過隙 白馬が扉の隙間を駆け抜けるほどの短い時間。 人生の儚さや、歳月の過ぎる速さを喩えた言葉。 「白駒の隙を過ぐるが如し」...
- くんしさんかい 君子三戒 年齢に応じて愼むべき三つの戒めのこと。 それぞれ、少年期の色欲、壮年期の闘争欲、老年期の物欲を指す。
- ひっさくほうへん 筆削褒貶 批評の態度が公正で厳しいことを表す。 本来は『春秋筆法』の厳正な批判態度を表す言葉。
- すいずいほうえん 水随方円 四角い器に水を入れれば水も四角い形になり、丸い器に水を入れれば水も円い形になる。 同じように、人も環境や周囲の人間の...
- こうとうりょくしゅ 紅灯緑酒 贅沢な食事。 または、人通りの多い賑やかな繁華街と歓楽街の喩え。 「紅灯」は赤い灯火のことで、華やかな街の比喩。 「...
- きょくがくあせい 曲学阿世 学問上の真理を歪めて、権力者や世間に気に入られる振る舞いをすること。 正しい主義主張を捨てて、世俗的な利益に走ること...
- いおういぎょう 易往易行 極楽往生は簡単で、そのための修行も容易であるという浄土宗の教え。 「南無阿弥陀仏なむあみだぶつ」と唱えるだけで極楽往...
- にょいほうじゅ 如意宝珠 仏教で、如意輪観音にょいりんかんのん、馬頭観音ばとうかんのん、虚空蔵菩薩こくうぼさつ、地蔵菩薩じぞうぼさつなどが持つ...
- おんとろうろう 音吐朗朗 発声が明瞭であり、声量が豊かでよどみなく響き渡ることである。 力強さと清らかさを兼ね備えた声の響きを表すものである。
- ようどうさくせん 陽動作戦 敵の注意をそらすために別の方面でわざと目立った動きをする作戦。牽制作戦とも呼ばれる。 陽動は相手の注意を引きつけ、目...
- ちゅうこんぎたん 忠魂義胆 忠義を重んじること。 「忠魂」は忠義を貫く心。 「義胆」は正義を貫く心。
- くうぜんぜつご 空前絶後 非常に珍しいこと。 これまでに例がなく、今後も起こりそうにないこと。
- くんこうせいそう 焄蒿凄愴 凄まじいほどの強い香りを放っていること。 鬼神の身体から放たれている気に触れて、恐れ震えること。
- はらんばんじょう 波瀾万丈 変化が極めて激しく、劇的である様子。 「波瀾万丈の人生」と用いることが多い。 別表記:「波乱万丈」
- えんあんちんどく 宴安酖毒 享楽に溺れることが身を滅ぼす原因となることを戒めた四字熟語。 ただひたすら遊んで楽しむことは、毒を飲むようなものであ...
- きょうわばんぽう 協和万邦 多くの国を協調させて、国内外が和やかになること。 「百姓ひゃくせいは昭明しょうめいにして、万邦ばんぽうを協和す」の後...
- ばんぷふとう 万夫不当 多くの人が立ち向かっても敵わないほど強いこと。 「万夫」は多くの人々。 「不当」は相手にならないこと、かなわないこと...
- ぼくかじゅうろん 墨家十論 古代中国戦国時代に、墨子によって興った思想家集団を「墨家ぼくか」という。 その墨家が主張した思想をまとめたものが「墨...
- とうりとうりゃく 党利党略 自分の所属する政党の利益と、そのためにめぐらす策略。 「党利」は、党派・政党の利益。 「党略」は、党派・政党のために...
- いべんしょくち 以弁飾知 口先の弁舌で自分の知識を飾り立てること。 実力がないのに巧みな話術で知識があるように見せかけること。 実際には深い知...
- ゆうざいたいりゃく 雄材大略 大きな事業計画と、それを達成するための能力を有した人材。 「雄材」は、優秀な才能のこと。 「大略」は、大きな計略。 ...
- めいきるこつ 銘肌鏤骨 教訓や言葉や思い出などを忘れないように、心に深く刻み込むこと。 同義語:「銘心鏤骨めいしんるこつ」
- いんかいせんい 飲灰洗胃 胃袋の中を灰で洗い清めるように、自分の過去を悔い、心を改めて出直すこと。 激しい後悔や罪の意識に苛まれ、心から悔い改...
- ゆうじゅうふだん 優柔不断 気が弱く決断力に乏しいこと。 グズグズしていて決断できないこと。 優柔は優れていてやわらかい性格 不断は決断しない、...
- やひこっけい 野卑滑稽 下品で卑しく、常識を外れていて馬鹿馬鹿しい感じがすること。 「野卑」は、言動が下品なこと。 「滑稽」は、あまりにも馬...
- きょうちゅうせいちく 胸中成竹 竹の絵を描く際、胸中にまず竹の姿を思い浮かべてから筆をとること。 成功する見込みが充分にあるという意味。 「胸中に成...
- まんこうしゅんい 満腔春意 全身に幸せな気分が満ちていること。 人を祝う言葉。 「満腔」は全身に満ちていること。 「春意」は春のような気分のこと...
- かいろこうり 薤露蒿里 葬送のときの挽歌ばんかの曲名のこと。 人の一生は儚いということの喩え。 「薤露」は、ニラの上におりた朝露を意味する。...
- きゅうよいっさく 窮余一策 困り切った挙げ句の果てに、苦し紛れに思いついた一つの手段。 「苦肉之策くにくのさく」「苦肉之計くにくのけい」と同義。
- よくきんこしょう 欲擒姑縦 兵法三十六計の第十六計。 敵をわざと逃がして気を弛ませたところを捕らえる策略。 兵法三十六計 瞞天過海 囲魏救趙 借...
- しょうようふはく 従容不迫 穏やかで落ち着いている様子。慌てることがなく、何事にも動じないこと。 「従容」は危急のときにも落ち着いた、ゆとりのあ...
- いっちょういったん 一長一短 長所もあれば短所もあるということ。 どんな物事にも良い面と悪い面があり、完全に優れているものや欠点がないものは存在し...
- ほうしんきゅうか 抱薪救火 被害を取り払おうとして、かえってそれを助長してしまうこと。 火を消すのに薪を抱えて行くという意味。 「薪たきぎを抱い...
- しりしよく 私利私欲 自分の利益だけを追求すること。 私的な利益と私的な欲望。
- たいよくひどう 大欲非道 欲が深くて無慈悲、残酷なこと。 「大欲」は大きな望みや欲望。また、非常に欲の深いこと。 「非道」は人としての道に外れ...
- かんぴゃくふういつ 勧百諷一 利益になることが少なく、損害のほうが多いこと。特に悪影響を与える事が多い言葉や文章のこと。 本来は、百の贅沢を勧めて...
- どくぼくなんし 独木難支 ひとたび崩壊しかかると、一人の力では支えることができないことの喩え。 「独木支え難し」と訓読する。 類義語:「一木難...
- しょうしんよくよく 小心翼翼 気が小さくいつもびくびくしている様子。 細かいことにも配慮し慎み深くすること。
- どうけんちょうけつ 洞見癥結 隠された障害を見抜くこと。 古代中国。鄭ていの国の名医「扁鵲へんじゃく」が師匠の「長桑君ちょうそうくん」から伝授され...
- こくてんきょうり 黒甜郷裡 昼寝のこと。 微睡まどろみの世界。 かつてここまで登って来て、どこをどう見廻わしても、耳をどう振っても蟬気がないので...
- けんだつばじょう 乾闥婆城 インド神話の神「カンダルヴァ」が幻術によって空中に創り出した城。幻のように実体のないものの喩え。蜃気楼。 カンダルヴ...
- きょくてんせきち 跼天蹐地 身をかがめて忍び足で歩くという意味。 肩身の狭い思いをして、身の置き所がないことの喩え。 「天に跼り地に蹐す」と訓読...
- たじたたん 多事多端 やるべき仕事が多くて非常に忙しいこと。