四字熟語の意味や使い方、類義語・対義語、出典などを紹介しているウェブ辞典です。
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2025年4月現在4049件の四字熟語を紹介しています。
- しんしゅかかん 進取果敢 決断力が強く、自ら進んで積極的に行動を起こし、大胆に突き進む様子。
- そんそせっしょう 樽俎折衝 宴会のなごやかな雰囲気のうちに、交渉を有利に展開させること。外交上のかけひき。
- こうざんけいこう 高山景行 人々が上を向いて見る高い山と、人々の規範となる大きな道という意味。 品性や行いが立派なこと。徳が高く素晴らしい人の喩...
- れんこうせきぎょく 憐香惜玉 女性を愛すること。 憐香は美しい香りに対する感情。 惜玉は美しい女性を惜しむ、または価値が高いとされるものを惜しむこ...
- きんじょうてっぺき 金城鉄壁 金の城と鉄の壁。 まったく隙がなく非常に堅い守りの喩え。
- いわとけいき 岩戸景気 昭和33年(1958年)7月から、昭和36年(1961年)12月まで、42か月間続いた高度経済成長時代の好景気の通称...
- こぼくりょうぎん 枯木竜吟 衰えたものが勢いを取り戻すことの喩え。 苦境を脱して再び脚光を浴びること。老人や病人などが生命力を回復すること。また...
- せっしやくわん 切歯扼腕 怒りや悔しさのために歯ぎしりをしたり、興奮して震える腕を握り締めて非常に悔しがる様子。 類義語:「咬牙切歯こうがせっ...
- こっくべんれい 刻苦勉励 非常に苦労しながら仕事や勉学などに励むこと。 「刻苦」は大変な苦労をすること。 「勉励」は務め励むこと。 類義語:「...
- じゅちゅうはっく 十中八九 十のうち八か九までの割合。 「おおかた」「ほとんど」「たいてい」という意味。
- たいきんせきぎょく 堆金積玉 莫大な富を集めること。金銀財宝を積み上げること。 同義語:「積金累玉せききんるいぎょく」
- きょうしょくじあい 彊食自愛 食欲が無くても努めて食事を摂って、体を大切にすること。 別表記:「強食自愛」
- けんとうしこ 懸頭刺股 非常に努力すること。苦学の喩え。 漢の時代の楚の孫敬そんけいは、勉強中に眠くなると天井から下げた縄を首にかけて、机に...
- へいしょくやゆう 秉燭夜遊 人生は儚く短い。暗くなったら明かりを灯し、夜まで遊んで生涯を楽しもうという意味。 「燭しょくを秉とりて夜よる遊あそぶ...
- くがみらくづめ 苦髪楽爪 苦労しているときは髪の毛が早く伸びて、楽をしているときは爪が早く伸びるという諺。 実際には精神的な苦楽が髪や爪の伸び...
- さんれいごしん 三令五申 何度も繰り返し言い聞かせること。 三度命じ、五度言い聞かせることを意味する。
- さいかきっすい 採菓汲水 仏に供えるために、果物や花を採り水を汲むこと。 別表記:「採花汲水」
- ざんざんじょうすい 残山剰水 戦争によって荒れ果てた山や川の様子。 または山水画の一様式。全景を描ききらずに、山や川などの一部分だけを描くことによ...
- しゅんじゅうひっぽう 春秋筆法 簡潔な文章の中に批評などの深い意味を隠す表現方法のこと。または、平等で厳しい批評の態度のこと。 間接的な原因を直接的...
- さくぶんさんじょう 作文三上 文章を創作するのに適した三つの場所。 馬上ばじょう:馬に乗っているとき 枕上ちんじょう:寝床で横になっているとき 厠...
- しょじょだっと 処女脱兎 孫子兵法の一つ。 始めは若い女性のように弱々しく見せておき、相手が油断したときに、兎のように素早い動きで本来の力を発...
- ぬすびとこんじょう 盗人根性 盗みを働く人に特有の、ずる賢く卑しい性質。 他人の隙を狙おうとする抜け目のない態度。盗心とうしん。
- きじせんもく 貴耳賤目 伝聞や噂話を軽々と信じて、実際に自分の目で見ているものを信じないこと。 伝え聞いた遠くのことや過去の出来事を重視して...
- ひゃくはちぼんのう 百八煩悩 人間の迷いの原因となるすべての欲望のこと。 人間の感覚を司る「眼・耳・鼻・舌・身・意」の六根に、「色・声・香・味・触...
- さみだれしき 五月雨式 断続的に物事が行われる状態。 一度で終わらず、途切れながらも何度かに分割し、継続して行うこと。 五月頃に降る雨の、降...
- ろぎょしょうそう 魯魚章草 「魯」と「魚」、「章」と「草」の文字の形が似ていることから、文字を書き誤ることを指す。 類義語:「魯魚之謬」
- きんこうぼくぜつ 金口木舌 口が金属で舌が木で作られた大鈴の意味。 古代中国で、官吏が法律や政令などを人民に告げ歩くとき鳴らした「木鐸ぼくたく」...
- さんそうにもく 三草二木 「三草」は上草、中草、下草の三種類の薬草。「二木」は大樹、小樹の二種類の木。 どんな大きさの植物でも雨水の恩恵を受け...
- かぎゅうかくじょう 蝸牛角上 取るに足らない争い。小競り合い。 カタツムリの左の角の上にいる触氏しょくしと、右の角の上にいる蛮氏ばんしとが争ったと...
- ひいきへんぱ 贔屓偏頗 自分の気に入った人にだけ、目をかけ世話をすること。 依怙贔屓えこひいき。
- かんそんみんぴ 官尊民卑 政府や官吏、また官営の事業を尊び、民間人や民間の事業を卑しむこと。 福沢諭吉が述べた政治学用語。
- げんこうそご 言行齟齬 言葉で発した内容と実際の行動とが食い違うこと。言行不一致。 「言行」は、文字通り言葉と行動のこと。 「齟齬」は「齟」...
- こうさんこうしん 恒産恒心 ある程度の財産を持ち、定職に就いていなければ、良心や良識を保つことができないという意味。 「恒産無くして恒心無し」の...
- きゅうふういんろ 吸風飲露 仙人は食物を摂らず、風を吸って露を飲む食生活をするという意味で、清浄で質素な生活の喩え。 「風かぜを吸い露つゆを飲む...
- へいかつりゅうちょう 平滑流暢 起伏が緩やかで、何事も滞らずに流れる様子。 「平滑」は平らで滑らかな様子。 「流暢」は水などが滞ることなく流れるよう...
- ぎしんあんき 疑心暗鬼 何もない暗闇でも鬼がいるかのように見えること。 普段の何でもないものにまで疑いや恐れを抱いてしまうことの喩え。 もと...
- にくじきさいたい 肉食妻帯 仏教の修行者が肉を食べ、妻を娶ること。 僧侶は殺生をしてはならず、禁欲生活を送るべきであるという考え方から、かつて浄...
- てんかいちまい 天下一枚 世間一般に共通であること。
- れつじつかくかく 烈日赫赫 太陽の光が激しく照りつけて非常に暑い様子。 「烈日」は激しく照りつける太陽のこと。 「赫赫」は赤く輝く様子。熱気を発...
- ぶじそくさい 無事息災 病気や災いなど、心配事がなく平穏に暮らしていること。 「無事」は特別なことが何もないこと。 「息災」は災いを防ぎ止め...
- めいかじゅうゆう 名花十友 中国の宋の詩人「曾端伯」が、美しい十種の花を選んで、風格の異なる十人の友に擬人化して喩えたもの。 蘭花らん:芳友(芳...
- じゅうごしがく 十五志学 将来を見据え、志す道を決めるべき年齢とされる。 「志学」は、学問を修めようと誓うこと。孔子こうしが十五歳で学問の道を...
- かじんはくめい 佳人薄命 美しい女性は数奇な運命にあって、病気がちであったり短命であったりと、不幸になりがちであるという意味。 「佳人」は美し...
- あみだくじ 阿弥陀籤 日本の伝統的な方法で、公平に順番や選択肢を決めるためのくじ引きの一種である。 アタリ、ハズレ、あるいは金額や順番など...
- じんめんとうか 人面桃花 恋い慕う女性に会えないことを美しく表現した言葉。 古代中国の唐の時代の崔護さいごが、桃の木の下で美しい女性に出会い、...
- どうけしばい 道化芝居 滑稽こっけいな仕草しぐさや台詞せりふで観客を笑わせる芝居。おどけ芝居。笑劇しょうげき。
- おうばいとうり 桜梅桃李 桜、梅、桃、李すもものこと。 それぞれが独自の美しい花を咲かせるように、他人と自分を比べることなく、個性を磨こうとい...
- あんうんていめい 暗雲低迷 良くない事が起こりそうな気配がすること。 黒雲が低く垂れ込め、今にも雨が降り出しそうな様子。 「暗い雲が低くたれ込め...
- ねいげんじちゅう 佞言似忠 言葉が巧みで、相手に取り入ろうとするような媚びへつらった言葉は、真心のこもった誠実な言葉とよく似ているので注意しなけ...
- がいがきゅうせん 蓋瓦級甎 屋根の瓦と階段の敷き瓦のこと。
- さんびゃくだいげん 三百代言 明治時代に、代言人(弁護士)の資格が無いのに他人の訴訟や裁判を引き受けた人。また、弁護士を軽蔑して呼ぶ言葉。 「三百...
- ぎんぷうろうげつ 吟風弄月 自然の風物や景色を題材にして詩歌を作ること。 「吟風」は、風に吹かれながら詩歌を吟じること。 「弄月」は、月を眺めて...
- いっしはんせん 一紙半銭 ごく僅かな金銭の喩え。 仏教の教団では、寄付の金額が少ないことにいう。 物や金額が非常に小さいこと、あるいは些細なも...
- きゅうとまつろ 窮途末路 苦しい境遇や困難から逃げることができない様子。 または、そのような状態で困り果てること。 別表記:「末路窮途まつとき...