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2025年11月現在4139件の四字熟語を紹介しています。
- でっちぼうこう 丁稚奉公 幼少期から下働きとして勤めること。 「丁稚」は、商人や職人の家で下働きする年少者のこと。 「奉公」は、主人の家に住み...
- はんげんきゅうかん 繁絃急管 賑やかで華麗な音楽。楽曲が佳境に入って盛り上がっていくこと。 別表記:「繁弦急管」
- じっせんきゅうこう 実践躬行 理論や信条などを、自ら進んで行動に移すこと。 別表記:「躬行実践きゅうこうじっせん」
- てんしえいめい 天資英明 天性の優れた資質を備えていること。 「天資」は生まれながらに持っている資質。天性。 「英明」は優れた才能があること。
- ぶんぷうそうたん 聞風喪胆 噂話や評判を聞いて激しく驚くこと。 「聞風」は噂を耳にすること。 「喪胆」は胆を潰つぶすこと。突然の出来事や予想外の...
- せいてんはくじつ 青天白日 晴れ渡った青空に太陽が輝いているという意味。 転じて、心にやましいことがないこと。また、疑いがはれて無罪になること。...
- たんりかくしゅ 探驪獲珠 危険を冒して大きな利益を得ること。 「驪りを探さぐって珠しゅを獲える」と訓読する。 黒い竜の顎の下にあるという宝玉を...
- はっしゅうけんがく 八宗兼学 日本の仏教の八つの宗派を併せて学ぶことを指す。 また物事を広く学び、理解するという意味もある。 「八宗」は一般的には...
- たいふういっか 台風一過 台風が通り過ぎた後、空が晴れ渡りよい天気になること。 転じて、騒動が収まり平穏に戻ること。
- ごうかんちゅうびゅう 合歓綢繆 男女が深く愛し合うこと。 「合歓」は喜びを分かち合うこと、男女が交わること。「綢繆」は絡みつくことを意味する。
- はんじょじれん 班女辞輦 君主の行いを諌める賢い女性の喩え。 古代中国、前漢の時代。第十一代皇帝の「成帝」は側室の「班倢伃はんしょうよ」を寵愛...
- かざんたいれい 河山帯礪 永遠に変わらない固い誓い。 または、国が永く栄えることの喩え。 「広い黄河が細くなり、高い泰山が低くなるようなことが...
- だんせつのおうぎ 団雪之扇 時期がずれて要らなくなってしまうもの。秋の扇。秋扇しゅうせん。 男性からの愛を失った女性の喩え。 古代中国、前漢の成...
- むよねはん 無余涅槃 仏教における究極の目標で、精神も肉体も全ての束縛から離れた状態。 生理的欲求からも解放された悟りの境地。 無余依涅槃...
- はくぎょくろうちゅう 白玉楼中 文人や書家が死ぬこと。 「白玉楼」は、白く美しい宝石で飾られた天上の楼閣のことで、文人や書家が死後に行く着くところと...
- しょうふうはいかい 蕉風俳諧 松尾芭蕉によって主導された俳諧の概念をいう。 「正風俳諧」とも書く。
- おんたくこうだい 恩沢洪大 注がれる愛や慈しみが極めて大きいこと。 特に、王や皇帝などの寵愛によるものを指す。 「恩沢」は恩恵。 「洪大」は極め...
- そうかんぼくじょう 桑間濮上 男女の色恋沙汰を詠った音楽。 現代では当たり前の恋愛をテーマにした歌でも、古代中国の儒教思想では「淫乱・淫靡」なもの...
- かいししんろう 海市蜃楼 蜃気楼のこと。 転じて、非現実的な考えや根拠のない虚構、実現性に乏しい計画の比喩として用いられる。 「海市」と「蜃楼...
- ひゃっぱつひゃくちゅう 百発百中 発射した弾丸や弓矢がすべて命中すること。 計画や予想などがすべて狙い通りになること。 古代中国、楚その国の弓の名人「...
- はんげんさいじ 煩言砕辞 細かくて煩わずらわしい言葉。 「煩言」は煩わずらわしい言葉。 「砕辞」は細かくて複雑な言葉を意味する。
- おんりょうきょうけん 温良恭倹 性格や態度が穏やかで、素直で、礼儀正しく、控えめなこと。 「温」は穏やかなこと。 「良」は素直なこと。 「恭」は礼儀...
- だいかついっせい 大喝一声 大きな一声で厳しく叱ること。 または、その声のこと。 「大喝」は、大声で叱りつけること。 「一声」は、一度だけ音を出...
- じゅんぷうまんぱん 順風満帆 帆が追い風を受けて一杯に膨らむこと。 物事が順調に進行することのたとえ。 「順風」は人や船が進む方向に吹く風。追い風...
- しっぷうもくう 櫛風沐雨 「櫛風」は風で髪が櫛くしけずられること。 「沐雨」は雨で体が洗われること。 風雨に晒さらされながら、苦労して働くこと...
- しこうしへい 至公至平 極めて公平であること。 「至」 は「いたって」や「この上なく」という意味で、「公平」という言葉に「至」つけて意味を強...
- うんこううし 雲行雨施 雲が流れ動いて雨が降り、大地を潤して恩恵を施すこと。 万物に恵みを施すこと。天下が太平であることのたとえ。 「雲くも...
- いちどくさんたん 一読三嘆 素晴らしい文章を一度読むだけで、その内容に深い感動を覚え、感銘を受けることを意味する。 その内容が感動的で、読むたび...
- やたのかがみ 八咫之鏡 日本に古来より伝わり、歴代天皇が継承してきた三種の神器の一つ。 古事記には「八尺鏡」と記されている。 他の二つは天叢...
- こぼくかんがん 枯木寒巌 枯れた木と冷たい岩のこと。 俗世から離れて悟りの境地に達することの形容。または、冷淡で付き合いにくい性格のこと。 別...
- しょうじょうせぜ 生生世世 いつまでも、永遠に。未来永劫。 「生生」は、仏教用語で、生まれ死ぬことを永遠にくり返すこと。 「世世」は、多くの世を...
- いっけんらくちゃく 一件落着 問題や事件、揉め事などが無事に解決し、すっきりと決着がついたことを意味する。 トラブルや議論が続いていた状況で、最終...
- めんじゅうふくはい 面従腹背 表向きはおとなしく服従しているように見せかけながら、内心では反発して従わないこと。 「面従」は人の面前で媚びへつらう...
- ものみゆさん 物見遊山 見物して遊び歩くこと。気晴らしに外出すること。 「物見遊山に行く」「物見遊山に出かける」などの形で用いられる。 禅宗...
- いんこうさでん 隠公左伝 勉強や読書などが長続きせず、途中で諦めてすぐに辞めてしまうこと。 「隠公」は、紀元前の春秋時代の魯の国王。 「左伝」...
- へんちのろう 胼胝之労 ひびやあかぎれが切れるほど大変な苦労をすること。
- にっきょげっしょ 日居月諸 月日が流れ去ること。 または君主と臣下、夫と妻、父と母などの喩え。
- きめんぶっしん 鬼面仏心 外見は鬼のように恐ろしいが、優しい仏のような心を持っていること。 また、そのような人。 鬼のように怖そうな顔と、仏の...
- こうぼうはくい 黄茅白葦 黄色い茅かやと白い葦あしのことで、荒れ果てて痩せた土地の形容。 また、風景や配置、状態などが均一すぎて変化がないこと...
- ねはんじゃくじょう 涅槃寂静 仏教用語で、煩悩の炎の吹き消された悟りの世界は、静やかな安らぎの境地であるということを指す。 大乗仏教で主張されてい...
- ごしょうだいじ 後生大事 何かを非常に大切にすること。 もとは仏教用語で、来世の安楽を一途に願って善行を積むこと。 何らかの物事に対して、執着...
- けいしししゅう 経史子集 中国において、古典的な書物を分類、整理するための四つの基準。四部分類。 西暦600年ごろに、唐の『隋書』経籍志により...
- きゅうきょじゃくそう 鳩居鵲巣 他人の地位や成功を横取りすること。 巣作りが得意な鵲かささぎの巣に鳩はとが住み着くという意味で、嫁いできた女性が夫の...
- ひにくこつずい 皮肉骨髄 禅宗の僧侶、達磨大師が四人の弟子たちを「我が皮を得たり」「我が肉を得たり」「我が骨を得たり」「我が髄を得たり」と評価...
- ちょうげんりろん 超弦理論 現代物理学の理論のひとつで「超ひも理論」とも呼ばれる。 物質の最小単位である素粒子は、点状の粒子ではなく、長さをもつ...
- いんじょうへいこん 引縄批根 力を合わせて、敵対者や他人を徹底的に排斥すること。 裏切った相手に報復して恨みを晴らすこと。 「引縄」は縄をつけて引...
- いっけつふしん 一蹶不振 一度つまづいて勢いがなくなること。 転じて、一度の失敗で挫折してしまい、二度と立ち上がれなくなることを意味する。 「...
- りょうさいろくよう 量才録用 その人の才能や力量をよく見計らって、その能力を充分に生かす地位に登用すること。 「量才」は能力を量ること。 「録用」...
- うみせんやません 海千山千 長い年月にわたってさまざまな経験を積み、世の中の裏表をすべて知り尽くしていること。悪賢い人。抜け目がなくてしたたかな...
- はくしゅきか 白手起家 裸一貫から起業して、一代で事業を成功させること。 悪条件のもとで事業を成功させること。 華僑の言葉。
- こうじたま 好事多魔 良い出来事には、何かと邪魔が入り易いという意味。 戒めの言葉として用いることが多い。 「好事こうじ魔ま多おおし」と訓...
- ようちゅうこうこう 庸中佼佼 多くの凡人の中にいて少しだけ優れている人物。
- せんぽうひゃっけい 千方百計 あれこれと工夫を巡らすこと。 あらゆる手段、方策を尽くすこと。
- ちんもくかげん 沈黙寡言 落ち着いていて言葉数が少なく無口なこと。 「沈黙」は黙ること、静かなこと。 「寡言」は口数が少ないこと。 同義語:「...
- せいせいせつせつ 凄凄切切 極めて寂しい様子。 物寂しい様子を意味する「凄切」を重ねて強調した語。
- けんしえんしつ 妍姿艶質 魅力的な肉体を持つ女性の形容。妖艶な美人。