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2024年10月現在4045件の四字熟語を紹介しています。
- ぶんじんぼっかく 文人墨客 詩文や書画などの風流を嗜む人のこと。 「文人」は詩文などに親しむ人。 「墨客」は書画や絵画を創作する人。
- びがんしゅうは 媚眼秋波 美人の艶かしい色目や流し目のこと。 「媚眼」は媚びるような目つきのこと。 「秋波」は秋の澄んだ水の波のこと。転じて、...
- ぶんぼうそうぎゅう 蚊虻走牛 弱小のものでも強大なものを制することができるという喩え。 または些細なことが原因となって大事件や災難を引き起こすこと...
- しゅとどうき 殊塗同帰 手段や方法は違っても、同じ目的や結論に到達すること。 「塗みちを殊ことにして帰きを同おなじくす」と訓読する。 同義語...
- ゆうしょうれっぱい 優勝劣敗 強い者が勝ち残り、弱い者が負けること。 生存競争で、環境に適した者や強者が生き残り、不適応者や弱者が滅びること。 「...
- てんしんらんまん 天真爛漫 明るく純真で無邪気な性格。 「天真」は純粋な性格そこと、「爛漫」は自然のままの状態で輝く様子。
- じゅんかんていぎ 循環定義 『循環論法』を参照。
- いちぎょうざんまい 一行三昧 仏教用語で、一つの修行方法に専心すること。 また何かを行うとき、一つのやり方を決め、迷うことなく専念すること。
- しゅつらんのほまれ 出藍之誉 弟子が師よりも優れた才能を発揮することの喩え。 諺の「青は藍より出でて藍より青し」と同義。 青色の染料は藍あいから取...
- らくえいひんぷん 落英繽紛 花びらが乱れ散る様子。 「落英」は散る花びら、または散った花びらのこと。 「繽紛」は花が乱れ散る様子。 別表記:「落...
- へいさばんり 平沙万里 広大な砂漠のこと。 「平沙」は平坦で広大な砂原のこと。 「万里」は遥か遠くまで広がっている様子を意味する。
- ぼくしはくそう 墨子薄葬 古代中国の戦国時代、儒家の盛大な葬式に対して、墨子が簡素な葬式を主張したこと。 「墨子」は中国の思想家。 「薄葬」は...
- そうもくかいへい 草木皆兵 相手の勢いなどに恐れるあまり、錯覚して草や木まですべて敵兵に見えるという意味。 転じて、些細なことに怯えて恐れること...
- ゆうおうまいしん 勇往邁進 困難があっても怯まずに、目標に向かって前進すること。 「勇往」と「邁進」はどちらも勇敢に突き進むことを表し、同義の言...
- はとうばんり 波涛万里 海に隔てられた遥か彼方の国のこと。または、そこに至るまでの航路。
- しゅんかしゅうげつ 春花秋月 春に咲き乱れる生き生きとした花々と、秋の夜にかかる美しい名月のこと。 四季折々の自然の美の喩え。
- えきしゃさんごう 益者三楽 有益な三つの楽しみ。 第一に「礼儀と音楽をほどよく楽しむこと」 第二に「人の美点について褒めること」 第三は「立派な...
- きおうふきゅう 既往不咎 過去のことは、とやかく咎とがめないということ。 「既往」は済んでしまったこと。 「不咎」は咎めないという意味。 『論...
- かんそんみんぴ 官尊民卑 政府や官吏、また官営の事業を尊び、民間人や民間の事業を卑しむこと。 福沢諭吉が述べた政治学用語。
- りようかち 利用価値 利用するだけの値打ち。 利用することで得られる価値や生ずる効果のこと。
- しちどうがらん 七堂伽藍 寺院の中で最も重要な七種の建造物。 普通は「塔、金堂・講堂・鐘楼・経蔵・僧房・食堂」の七つを指すが、宗派によって異な...
- へんげんじざい 変幻自在 思うがままに変化できること。 現れたり消えたりが自由自在であること。 「変幻」は、たちまち現れたり消えたりすること。...
- えいたいくよう 永代供養 長い年月に渡って、故人の死後の幸福を祈り続けること。 または、霊園や寺院が永代に渡って遺骨を供養、管理するシステムの...
- にょいほうじゅ 如意宝珠 仏教で、如意輪観音にょいりんかんのん、馬頭観音ばとうかんのん、虚空蔵菩薩こくうぼさつ、地蔵菩薩じぞうぼさつなどが持つ...
- しょうこいんめつ 証拠隠滅 真実を証明できるものを隠したり、原因となる物事を取り除くこと。
- かちょうふうえい 花鳥諷詠 自然とそれにまつわる人事を客観的に詠ずること。 俳句の概念の一つ。 「花鳥」は『花鳥風月』を略したもので、自然の喩え...
- ゆいいつむに 唯一無二 この世界にただ一つしかないこと。 他にはない貴重なもの。 「唯一」も「無二」も、ともに同じものは二つとないことを意味...
- さみだれしき 五月雨式 断続的に物事が行われる状態。 一度で終わらず、途切れながらも何度かに分割し、継続して行うこと。 五月頃に降る雨の、降...
- すんてつさつじん 寸鉄殺人 ちょっとした一言や批評で、ずばりと他人の急所や弱点を突くこと。 小さな刃物であっても人を殺めることができるという意味...
- にょぜがもん 如是我聞 仏教用語で「私はこのように聞いた」という意味。 梵語(サンスクリット語)では「エーヴァム・マヤー・シュルタム」と発音...
- すいずいほうえん 水随方円 四角い器に水を入れれば水も四角い形になり、丸い器に水を入れれば水も円い形になる。 同じように、人も環境や周囲の人間の...
- どうけんちょうけつ 洞見癥結 隠された障害を見抜くこと。 古代中国。鄭ていの国の名医「扁鵲へんじゃく」が師匠の「長桑君ちょうそうくん」から伝授され...
- せいそうりゅうてい 悽愴流涕 傍らにいるものが痛々しく感じるほど、悼いたみ悲しんで涙を流すこと。 別表記:「凄愴流涕」「淒愴流涕」
- こきゅうもうじゅう 狐裘蒙戎 金持ちや貴族などの上流階級の人が権力を悪用して、国家が乱れること。 「狐裘」は子狐の脇の下にある毛皮で作った高級な皮...
- あそうせいほう 鴉巣生鳳 鴉からすの巣に鳳おおとりが生まれること。転じて、愚かな親から優れた子が生まれること。または、貧しい家から聡明な人がで...
- いんようごぎょう 陰陽五行 「陰陽思想いんようしそう」と「五行思想ごぎょうしそう」を一つにまとめたもの。 陰陽思想とは 古代中国神話に登場する帝...
- ほうせつちょうもく 蜂準長目 賢くて抜け目の無いとされる人相。 秦の始皇帝が蜂のように高い鼻と細長い目だったという故事が由来。
- ていとうぎょくせき 鼎鐺玉石 並はずれた贅沢を尽くすこと。
- ふうりゅういんじ 風流韻事 自然と親しむ上品で優雅な趣味。 特に、詩歌・俳句・書画などを楽しむこと。
- いしょくれいせつ 衣食礼節 生活が豊かになって、初めて道徳心が高まって礼儀を知るようになる。 原文は「倉廩そうりん満ちて礼節を知り、衣食足りて栄...
- きょしんたんかい 虚心坦懐 心にわだかまりがなくて、気持ちが素直なこと。 平静で物事に物事に取り組むこと。 「虚心」は先入観やわだかまりがなく、...
- たんぱくめいし 澹泊明志 我欲が強くては志を保つことはできないという意味。 三国志で有名な諸葛孔明しょかつこうめいが五丈原の戦場で没するとき、...
- はくいんぼうしょう 博引旁証 広い範囲から資料を引用し、しっかりした根拠を挙げて論ずること。
- りゅうせいこうてい 流星光底 流星のように一瞬の間だけ煌きらめく光。 振り下ろした刀が一瞬輝くことを、流れ星の輝きに喩えた言葉。 江戸時代の歴史家...
- しゅのうはんたい 酒嚢飯袋 酒を飲み、飯を食うばかりで、生涯を無為に送る人を罵ののしる言葉。
- ぞくれいかつう 鏃礪括羽 知識に磨きをかけて、世の役に立つ有能な人材になること。 「鏃やじりを礪みがき、羽を括くくる」と訓読する。
- せんもんばんこ 千門万戸 非常に多くの家が隙間もないほどに集まっていること。
- じゅうねんひとむかし 十年一昔 時の経つのが早く、世の中の移り変わりが激しいことの喩え。 わずか十年という期間でも、振り返れば遠い昔のように思われる...
- もくしょくじし 目食耳視 見た目に捉われて、味よりも外見が豪華な食事を選び、世間の評判を気にして衣服を選ぶこと。 衣食の本来の意義を忘れて、贅...
- まんもくしょうじょう 満目蕭条 見渡す限り、辺り一帯がすべて寂しい様子。 「満目」は、目に見えるかぎりの距離すべて。 「蕭条」は、静かで寂しい様子。
- どくしょしょうゆう 読書尚友 本を読んで、昔の賢者を友人とすること。
- じゆうじざい 自由自在 何事も思い通りになること、思った通りにやれること。 愚ならず痴ならず顛倒せず、無顛倒にして、心は自由自在。 中阿含経
- かいりょくらんしん 怪力乱神 人の知識では説明することができない不思議な現象のこと。 怪異・勇力・悖乱はいらん・鬼神の4つの事柄を意味していると考...
- けんこんいってき 乾坤一擲 「乾」は「天」、「坤」は「地」、つまり「乾坤」で「天地」の意味。 「一擲」はさいころを投げること。 転じて、自分の命...