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2025年7月現在4054件の四字熟語を紹介しています。
- たしせいせい 多士済済 大勢の優秀な人物が集まっている様子。 「多士」は多くの傑出した人材のこと。 「済済」は数が多くて盛んな様子のこと。 ...
- ふげんじっこう 不言実行 あれこれ理屈を言わず、黙って実際に行動すること。
- へいかそうじょう 兵戈槍攘 武器が乱れ動くこと。激しい戦いの形容。 「兵戈」は矛のこと。両刃の剣に長い柄をつけた武器。転じて戦争を意味する。 「...
- がいだんこうせつ 街談巷説 つまらない噂話。風説。世間話。 「街談」と「巷説」はどちらも世間で出回っている噂話のことで、同じ意味の言葉を重ねて強...
- とりょうそうそう 斗量帚掃 物が溢れ余るほど沢山あること。 「斗量」は枡で量ること。 「帚掃」は箒ほうきで掃くこと。 どちらも余っていることの比...
- こうぼういっせん 光芒一閃 一瞬だけ光が閃くような僅かな時間で、物事が急激に変化することの形容。
- れいにくいっち 霊肉一致 霊魂と肉体は同じように大切であるというキリスト教の思想。 精神(霊魂)と肉体(体)が一体で調和している状態。 霊は精...
- せんすいさくひょう 煎水作氷 水を煮て氷を作ること。 絶対に不可能なことや見当違いなことを意味する。 「煎水」は、水を煮ること。 「作氷」は、氷を...
- こうこのゆう 後顧之憂 物事をやり終わった後に残っている心配事。気がかりなこと。後々のことについての懸念。
- けいこむしょう 刑故無小 故意に犯した罪は小さな罪でも刑罰を与えること。 故意による罪を罰するのに、その犯した罪の大小は問題にならないという意...
- いふうざんこう 遺風残香 過去の聖人や偉人の優れた風俗の名残なごり。 過去の優れた人々や出来事、あるいは文化的な遺産が後に残り、今もなおその影...
- いっちょういっし 一張一弛 盛んになったり、衰えたりすること。 人に対して厳しく接したり、優しく接したりすること。 弓の弦を張ったり緩めたりする...
- こうけつむひ 高潔無比 比べるものがないほど気高く清らかで汚れのないこと。 「高潔」は、品格があり、清らかなこと。 「無比」は比べられるもの...
- くうそくぜしき 空即是色 万物には実体がないが、それがそのまま物質的なものとして存在している。
- いこくじょうちょ 異国情緒 外国の独特な雰囲気や文化、風景などが醸し出す趣きを指す。 自国とは違う雰囲気や風情のこと。 異国:外国のこと。 情緒...
- ゆうおうまいしん 勇往邁進 困難があっても怯まずに、目標に向かって前進すること。 「勇往」と「邁進」はどちらも勇敢に突き進むことを表し、同義の言...
- ひゃくしゃくかんとう 百尺竿頭 百尺の竿さおの先端に達しているが、その上でなお、もう一歩を進もうとすること。 努力の上にも努力を重ねる態度や心構えの...
- ごぶごぶ 五分五分 力関係などに差がないこと。双方とも優劣がないこと。二つの可能性が同じぐらいあること。
- じかどうちゃく 自家撞着 言動や行動の辻褄が合わないこと。文章などが前後で矛盾していること。自己矛盾。自己撞着。
- はくちゅうしゅくき 伯仲叔季 兄弟姉妹の順序を表す言葉。 伯は長男、仲は次男、叔は三男、季は末弟。 同義語:「孟仲叔季もうちゅうしゅくき」
- かくねんたいご 廓然大悟 仏教用語。 疑いの心が晴れて確信すること。真理を悟ること。 「廓然」は心に曇りがなく、広々と開けていること。 「大悟...
- そうこんぼくひ 草根木皮 漢方薬で用いられる原料。 または食糧飢饉で草の根や木の皮のような食糧しかないこと。
- べんさいむげ 弁才無礙 弁舌の才能があり、喋るのがとても上手なこと。 「弁才」は巧みな弁舌の才能。卓越した言語的表現能力。 「無礙」は自由自...
- しんしさくらく 参差錯落 不揃いな物が入り混じっている様子。 「参差」は、大小・長短・高低などが入り混じり、不揃いな様子。 「錯落」は、色々の...
- ごんぐじょうど 欣求浄土 浄土宗の基本的な思想。 死んだ後に極楽浄土に往生できるように願うこと。 主に「厭離穢土、欣求浄土」という形で用いられ...
- らいとううんぽん 雷騰雲奔 雷が鳴り響き、雲が急速に流れるという意味で、現れたかと思ったら、すぐに消え去ってしまうことの喩え。 わずかな間もとど...
- ほうていえんがい 方底円蓋 四角い器に丸い蓋をするように、食い違って噛み合わないことの喩え。
- ひょうたんそうあい 氷炭相愛 氷と炭という、全く関連性のない相反する性質のものが、その特性を活かして互いに助け合うこと。
- いちようらいふく 一陽来復 冬が終わり春が来ること。新年が来ること。 また、悪いことが続いた後でゆっくりと幸運の兆しが現れ始めること。 陰暦十一...
- こじょうらくじつ 孤城落日 繁栄していたものの勢いが衰えて、助けもなく寂しい様子。 孤立して援軍のない城が、沈む夕日に照らされている光景。
- もうぼさんせん 孟母三遷 子供のため最善の住環境を整えることの喩え。 または教育熱心な母親のこと。 孟子もうしの母は、孟子を育てるときに、三度...
- にがびゃくどう 二河白道 仏教用語で、怒りの象徴である南の火の川と、貪欲の象徴である北の水の川の間にある、一筋の白い道のことを指す。この道を進...
- こうちゅうしおう 口中雌黄 自分が発した言葉の誤りを訂正すること。 「雌黄」は、古代中国で使われていた、誤字を塗り消すのに用いた顔料。
- おんぞうえく 怨憎会苦 仏教用語で、「四苦八苦」のうちの一つ。 自分が怨んだり憎んだりしている相手とも会わなければならない苦しみのこと。 八...
- きんじゅういてき 禽獣夷狄 中国周辺にいる異民族を卑しんでいう言葉。 「禽獣」は鳥や獣。 「夷狄」は異民族、未開人、野蛮人を意味する。
- にくざんほりん 肉山脯林 贅沢を極めた宴会のこと。 『帝王世紀』の「夏桀かけつは肉山脯林を為し、殷紂いんちゅうは酒池肉林を為す」という記述が由...
- ゆうそうかっぱつ 勇壮活発 勇ましく、元気盛んなこと。 「勇壮」は、勇敢なこと。 「活発」は、生き生きとして元気のよいことを意味する。
- せんしんばんく 千辛万苦 様々な苦しみや困難のこと。また、それらを経験すること。
- いちぶしじゅう 一部始終 初めから終わりまで、物事の顛末。 物事の始まりから終わりまで、すべての経緯や出来事を指します。何かの出来事や事件の全...
- ぞうはんむどう 造反無道 道理から外れて謀反を起こすこと。 「造反」は体制に反抗して決起すること。 「無道」は道理から外れた行為のこと。
- しちてんはっき 七転八起 「七回転んで八回起きる」という意味。何度失敗しても、また立ち上がって努力すること。転じて、人生の浮き沈みの激しいこと...
- きそうほんのう 帰巣本能 動物が、遠く離れた場所からでも自分の巣に戻ってくることができる、生まれつき持っている能力。
- こくばつえんよく 克伐怨欲 勝ち気、自慢、恨み、貧欲という四つの悪徳。
- どかいぼうし 土階茅茨 質素な宮殿のこと。
- うんでいのさ 雲泥之差 天の雲と地の泥のように、極めて大きな違いがあるという意味。 比較にならない大きな差。隔たりの甚だしいことの喩え。 雲...
- じょうだんはんぶん 冗談半分 言葉に本心と冗談が入り交じっていること。 また、本当のことだが直接は言いにくいことを、冗談を交えて曖昧に表現すること...
- しこうしへい 至公至平 極めて公平であること。 「至」 は「いたって」や「この上なく」という意味で、「公平」という言葉に「至」つけて意味を強...
- ちゅうとはんぱ 中途半端 物事が完了していないこと。 態度などがどっちつかずの状態で徹底していないこと。
- せいぶんかじょう 声聞過情 実際の能力よりも評判が高いこと。 「声聞情に過ぐ」と訓読する。
- えいめいかったつ 英明闊達 聡明で、小さな物事に執着しない大らかな性格。 聡明で物事の道理をよく理解し、心が広く快活で、小さなことにこだわらない...
- むじょうじんそく 無常迅速 仏教用語。人の世の移り変わりの非常に速い様子。 人の一生は短く、死期が思い掛けず早く訪れることの喩え。 主に「生死事...
- ばぎゅうきんきょ 馬牛襟裾 馬や牛が人の衣服を着ているという意味で、学識も教養もない礼儀知らずな者を罵ののしる言葉。 古代中国。唐の詩人であった...
- ずいはちくりゅう 随波逐流 自分の意見や主義を持たずに、他の大勢の意見に従うこと。 「波に随い流れを逐う」と訓読する。
- しゅんぷうしゅうう 春風秋雨 春の風が吹いて、秋の雨が降るまでの長い年月のこと。