四字熟語の意味や使い方、類義語・対義語、出典などを紹介しているウェブ辞典です。
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2025年5月現在4051件の四字熟語を紹介しています。
- ししそんそん 子子孫孫 「子孫」を重ねて意味を強めた言葉。子孫の続く限りの末代までを表す。
- きせんじょうげ 貴賤上下 身分や階級、地位の高い人と低い人の区別のこと。 同義語:「貴賤老若きせんろうにゃく」
- あくぎゃくひどう 悪逆非道 非常に悪質で、道徳的に許されない行為や態度を指す言葉。 極端に残忍で不正、または道理に反する行動を意味する。 人の道...
- じせつとうらい 時節到来 待ちかねていた好機がやってくること。ちょうどよい機会に恵まれること。
- こしときゅう 狐死兎泣 仲間の不幸を悲しむこと。または同類の不幸を憐れむこと。 「明日は我が身」という意味合いを含んでいる。 「狐死して兎泣...
- じゅうていちょうせき 獣蹄鳥跡 世の中が酷く乱れていること。 「獣蹄」は獣の足跡、「鳥跡」は鳥の足跡のこと。
- せいだくへいどん 清濁併呑 善も悪も全て受け入れること。 清らかなものも濁ったものも併せて飲み込むという意味で、度量が大きいことを表す。 「清濁...
- むじゅんどうちゃく 矛盾撞着 二つの事柄が論理的に食い違って、辻褄が合わないこと。 中国戦国時代。楚その国で矛ほこと盾たてを売る商人がいた。 矛を...
- たいかんきけん 大官貴顕 地位や身分が高く、世間に名が知られている人のこと。 「大官」は、位の高い官職。また、その地位にある人。高官。 「貴顕...
- えぼしおや 烏帽子親 江戸時代ごろの風習で、武家の男子が元服する際に、烏帽子をかぶせて烏帽子名(成人としての新しい名)を授ける役目を担う仮...
- たしせいせい 多士済済 大勢の優秀な人物が集まっている様子。 「多士」は多くの傑出した人材のこと。 「済済」は数が多くて盛んな様子のこと。 ...
- あんきょきし 安居危思 中国の古典に由来する成語で、「安定した状況の中でも危機感を持つべきだ」という意味である。 平和な時にも、最悪な事態を...
- をことてん 乎古止点 漢文の読み方を指示するために、それぞれの漢字の四隅・上下・中央・左右に記述する訓読方法を指示するための補助記号。 主...
- いちじめいりゅう 一時名流 その時代や時期に名を知られ、優れた能力を持つ人を指す。 名声の高い人々やその時代における名士のこと。 一時的な有名人...
- はくりたばい 薄利多売 ひとつ商品の価格を安く設定して利益を少なくし、大量に売ることにより儲けること。
- ひんこうほうせい 品行方正 行いが正しく、きちんとしていること。 「品行」は、普段の行動や振る舞いのこと。 「方正」は、心や行いが正し行こと。
- うけしちねん 有卦七年 幸運の年回りが続くことを指し、調子が良い、または運が開けていることの比喩として使われる。 もともとは陰陽道に由来し、...
- げんぺいとうきつ 源平藤橘 平安時代以降に権勢を誇った四姓氏。 源氏、平氏、藤原氏、橘氏の総称。
- さいかんしょうはく 歳寒松柏 寒く厳しい季節にでも、松や柏はいつまでも緑を保っていることから、逆境で厳しい状況でも志を抱き続けることの喩え。
- けいかとうさん 傾家蕩産 一家の財産を使い果たして全てを失うこと。 「傾家」と「蕩産」はどちらも財産を全て使って失うことを意味する。 「家を傾...
- ちゅうれんとうかい 仲連蹈海 信念を貫くこと。 古代中国の春秋戦国時代、斉の国の皇族「魯仲連ろちゅうれん」は戦争で秦の軍に包囲されたときに、「秦が...
- くうりくうろん 空理空論 実際の事情からかけ離れていて、役に立たない考え。机上の空論。
- ようじせんれい 幼児洗礼 キリスト教において、幼児に対して行なわれる入信の儀式。 幼児は幼い子供。 洗礼は宗教的な儀式で、信仰における承認を受...
- へいへいぼんぼん 平平凡凡 ありふれたこと。普通なこと。際立った特徴もないこと。
- にんそうふうてい 人相風体 人の顔つきや身なりのこと。 たいていは外見の印象が悪い場合に使う。
- やくほうさんしょう 約法三章 秦を滅ぼした漢の高祖「劉邦りゅうほう」が重法に苦しんでいた民衆に約束した、わずか三つの法律のこと。 転じて、物事を行...
- さいかいもくよく 斎戒沐浴 神聖な儀式に従事する前に、飲食を慎み、水を浴びて心身を清めること。 「斎戒」は、神聖な仕事に従ったり、神仏に祈ったり...
- げんこういっち 言行一致 発言した内容と行動が同じで、矛盾が生じていないこと。
- さんかんとうさい 山簡倒載 大酒飲み。 古代中国の晋の将軍『山簡』は酒が大好きで、時折、高陽の池のほとりに酒を持参しては全て飲み尽くした。 日が...
- じごくえず 地獄絵図 画家が地獄の様相を描いたもの。 目を覆いたくなるような悲惨な光景。または凄惨な状況を喩える表現として用いられる。
- ろんしめいかい 論旨明快 主張や意見が理路整然としており、要点が明確でわかりやすいこと。論理的であることを強調する表現。 論旨は主張や意見の要...
- こうがくしょうぶ 好学尚武 学問と武術のどちらも好んで重んじること。 「好学」は学問を好むこと。 「尚武」は武道、武勇、武術などを大切なものと考...
- かいせいさんめい 海誓山盟 海や山がいつまでも変わらないように、固く愛を誓うこと。 同義語:「海約山盟かいやくさんめい」
- にしゃたくいつ 二者択一 二つのうち、どちらか一つを選ぶこと。 「二者」は、二つの物事。 「択一」は、用意されているいくつかの事項の中からどれ...
- はんあいけんり 氾愛兼利 人々を愛し、平等に利益を分かち合うこと。 中国、戦国時代の墨子ぼくしの思想。 「汎ひろく愛し兼かね利りす」と訓読する...
- きゅうていたいりょ 九鼎大呂 貴重な物や重要な地位、名望などのこと。 「九鼎」とは、古代中国の夏かの禹王が、九つの州から貢上させた金で鋳造した祭器...
- らくちせいこん 落地成根 植物の種子が地に落ちて、やがて根を張り、花が咲き、葉が繁り、また落葉となって土に還ること。 落地は着地し、定着するこ...
- ここんどっぽ 古今独歩 昔から今に至るまで、匹敵するものがないほど優れていること。 「古今」は昔から今まで。 「独歩」は他に並ぶものがないほ...
- ちくりんしちけん 竹林七賢 古代中国、3世紀の魏の時代末期に、俗世を離れて竹林に集まった七人の賢者。 阮籍(げんせき) 嵆康(けいこう) 山濤(...
- すんぜんしゃくま 寸善尺魔 「小さな善と大きな魔」という意味。 世の中には良いことが少なく悪いことが多いと嘆く言葉。
- そうかのいぬ 喪家之狗 ひどく疲れて元気が無い人のこと。 喪中の家では悲しみのあまり犬に餌をやることも忘れてしまい、犬が痩せ衰えてしまうとい...
- えんがんだいひ 燕雁代飛 燕と雁が入れ替わりに飛ぶように、物事や人々が交代すること、または入れ違いになることを表す。 春に燕が来るときに雁が去...
- るるめんめん 縷縷綿綿 中身のない話が延々と繰り返されること。話が長くてくどい様子。 「縷縷」は、糸のように細く長いこと。 「綿綿」は、長く...
- れいけんせきちょ 零絹尺楮 絹や紙などの切れ端。 零絹は絹を小さな単位で切り分ける。 尺楮は紙の寸法の単位。 自分の手紙を謙へりくだって言う語。
- ろかじゅんせい 炉火純青 炉の火炎が青色になると温度も最高に達する。転じて、知識や技術が最高の水準に達することの喩え。 炉火はかまどの火、修行...
- すんぽふり 寸歩不離 すぐ近くにいること。または非常に密接な関係にあること。 夫婦の仲が良く一歩も離れないこと。 「寸歩すんぽ離はなれず」...
- あんぶんしゅき 安分守己 身の程をわきまえて生き、高望みしないこと。 自分の立場や分をわきまえて、無理に他人の領域に手を出さないことを意味する...
- きょそくけいちょう 挙足軽重 ある人物の言動や態度が全体に大きな影響を及ぼすこと。 二つの勢力の間にあって、第三者が左右どちらかに少し足を挙げて踏...
- あみだくじ 阿弥陀籤 日本の伝統的な方法で、公平に順番や選択肢を決めるためのくじ引きの一種である。 アタリ、ハズレ、あるいは金額や順番など...
- きりゃくじゅうおう 機略縦横 その場の状況に合わせた適切な策略を臨機応変に使い分けること。 別表記:「機知縦横きちじゅうおう」「機智縦横きちじゅう...
- ちょうこうてんざん 長江天塹 長江は敵の攻撃を防ぐ天然の堀だということ。
- きょうかくさつぎゅう 矯角殺牛 小さな欠点を直そうとして、全体を駄目にしてしまうことの喩え。 「角つのを矯ためて牛うしを殺ころす」と読み下す。 諺の...
- とみこうみ 左見右見 あっちを見たり、こっちを見たりすること。 また、周囲に注意を払い様子を窺うかがうこと。 「左と」「右こう」は、「その...
- こくてんきょうり 黒甜郷裡 昼寝のこと。 微睡まどろみの世界。 かつてここまで登って来て、どこをどう見廻わしても、耳をどう振っても蟬気がないので...