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2025年3月現在4049件の四字熟語を紹介しています。
- きょむひょうびょう 虚無縹渺 何もない空間が、どこまでも広がっている風景の形容。 「虚無」は、何もないこと。何もないところ。 「縹渺」は、遠く遥か...
- さんにんかんじょ 三人官女 雛人形の中で、宮中に仕える女官の姿をした三人一組の人形。 「官女」は、男子禁制の後宮こうきゅうにおいて官職を与えられ...
- りそうけんぴょう 履霜堅氷 前兆を見て災難を避けよという戒め。 霜を踏んで歩く季節を過ぎると、やがて氷の張る季節が来るという意味。 履霜は霜を踏...
- げっぱくふうせい 月白風清 月が白く輝き、風も涼しく吹いている、秋の夜の風情を形容する言葉。 「月白く風清し」と訓読する。 別表記:「風清月白ふ...
- きゅうてんちょっか 急転直下 事態や情勢が急に変化して解決に向かうこと。 「急転」は急激に変化すること。 「直下」は真っ直ぐに降りること、ただちに...
- ひいきへんぱ 贔屓偏頗 自分の気に入った人にだけ、目をかけ世話をすること。 依怙贔屓えこひいき。
- ふぶんふもん 不聞不問 何も聞かず、何も問わず、その物事に無関心なこと。無関心を装うこと。
- じじょうちょうしゅ 事情聴取 ある出来事について、人から事情や状況を聞くこと。主として犯罪捜査に関して使われる言葉。
- くんこうせいそう 焄蒿凄愴 凄まじいほどの強い香りを放っていること。 鬼神の身体から放たれている気に触れて、恐れ震えること。
- ちんかだこう 趁火打劫 兵法三十六計の第五計。 「火に趁つけこんで劫おしこみを打はたらく」と訓読する。 敵の被害や混乱に乗じて行動し、利益を...
- しんけんしょうぶ 真剣勝負 竹刀や木刀ではなく、本物の刀を用いて勝負すること。 転じて、本気で勝ち負けを争うこと。また、本気で物事を行うこと。
- いばんじゅうてき 夷蛮戎狄 異民族の蔑称。 中国古代の華夷思想に基づく言葉で、中国周辺に住む異民族を指す総称である。 「夷」「蛮」「戎」「狄」は...
- ざんざんじょうすい 残山剰水 戦争によって荒れ果てた山や川の様子。 または山水画の一様式。全景を描ききらずに、山や川などの一部分だけを描くことによ...
- りゅうきんしゃくせき 流金鑠石 厳しい暑さの喩え。 十個の太陽が同時に昇って金属や石さえも溶かしていたという古代中国の神話が由来。 同義語:「流金焦...
- くんしさんらく 君子三楽 孟子が提唱する、人徳者が持つ三つの楽しみのこと。 父母兄弟が健康なこと 天や人に恥じるような行動はしないこと 天下の...
- そくおんきょうぜん 足音跫然 山奥などで道に迷うと、人の足音を聞いただけで安心するという意味で、滅多にない来客を迎えること。 また、なかなか巡り会...
- ずいしゅかへき 隋珠和璧 貴重な宝物のこと。 中国春秋時代に、隋侯ずいこうが助けた大蛇からお礼として贈られた珠たまと、楚その卞和べんかが山で見...
- おうのうはんもん 懊悩煩悶 悩み悶えて苦しむこと。 「懊悩」も「煩悶」も、ともに悩み苦しむことを意味する。
- かいばかべん 快馬加鞭 疾走する馬に鞭を加えること。 より一層スピードアップすること。努力を続けて、絶えず前進することの喩え。
- こぎょかんさく 枯魚銜索 親が生きている間に孝行すべきであるという教え。 「枯魚」は魚を干したもの。 「銜索」は縄を通すこと。 魚の干物は腐ら...
- もくよくじょこん 沐浴抒溷 神聖な儀式の前に、髪や体を洗い清めて、穢れを取り除くこと。 「沐浴」は湯水を使って身体を洗い清めること。 「抒溷」は...
- おくまんちょうじゃ 億万長者 多くの金品や財産を持っている人。大金持ち。 かつては英語の「millionaire」を「百万長者」と訳し、お金持ちを...
- はんらんていちく 汎濫停蓄 深く広い学識を持っていること。 「汎濫」は水が漲みなぎり溢あふれること。転じて、広く物事に通じること。 「停蓄」は水...
- いちろじゅんぷう 一路順風 物事が順調に進むこと、または事態がうまく運び、成功を収めることを表す。 主に航海や旅行において、風向きが順調であるこ...
- うんりょうふうこ 雲竜風虎 竜のいるところに雲が沸き、虎のいるところに風が吹くという意味で、似た者同士が引きつけ合い、互いに影響し合うことを表す...
- さじょうろうかく 砂上楼閣 砂の上に立てた立派な建物。 基礎が不安定なために崩れやすい物事の喩えで、実現不可能、または長く維持できないこと。
- ぶぶんろうほう 舞文弄法 法律の条文を都合のいいように解釈して乱用すること。 「文を舞わし法を弄ぶ」と訓読する。
- ほんうんふくう 翻雲覆雨 杜甫の『貧交行』にある「手を翻ひるがえせば雲と作り手を覆くつがえせば雨となる」を略した言葉。 手のひらを返すように、...
- しゅんじゅうひっぽう 春秋筆法 簡潔な文章の中に批評などの深い意味を隠す表現方法のこと。または、平等で厳しい批評の態度のこと。 間接的な原因を直接的...
- てんぼくんこう 典謨訓誥 聖人の教え。経典のこと。 『書経』にある「典」「謨」「訓」「誥」の四体の文の総称で『書経』の篇名。
- むほうせんばん 無法千万 法律を無視して道徳から外れること。また非常に無礼であることや酷く乱暴なこと。 相手に対する非難の気持ちを込めて用いら...
- かんきゅうじざい 緩急自在 物事を自由自在に操ること。 状況に応じて早くしたり遅くしたり、緩めたり厳しくしたりと、思い通りに調整する様子。
- ごうきちょくりょう 剛毅直諒 裏表がなく、誠実で意志が強いこと。 「剛毅」は、意志が強く何事にも容易に屈しないこと。 「直諒」は、正直で誠意がある...
- こしときゅう 狐死兎泣 仲間の不幸を悲しむこと。または同類の不幸を憐れむこと。 「明日は我が身」という意味合いを含んでいる。 「狐死して兎泣...
- いうつはいもん 医鬱排悶 心の中の鬱屈や悶々とした感情を癒し、解消することを意味する。 これは心身のバランスを回復し、ストレスや心理的な重荷か...
- ろおうそうらい 露往霜来 時の流れが早いことの喩え。 露が降りる秋の季節が去って、霜の降りる冬の季節が到来することを意味する。 本来は獣の肉付...
- ひとみごくう 人身御供 祭式、儀式にあたって生きた人間を神への生贄として捧げること。 集団や特定の個人の利益のために、ある個人を犠牲にするこ...
- むじょうじんそく 無常迅速 仏教用語。人の世の移り変わりの非常に速い様子。 人の一生は短く、死期が思い掛けず早く訪れることの喩え。 主に「生死事...
- ふうさんろしゅく 風餐露宿 風に晒されて食事をし、露に濡れて野宿すること。転じて、長旅や野外での仕事の苦痛を表す。 類義語:「風餐雨臥ふうさんう...
- めいとうにんえい 迷頭認影 些細なことに気を取られて、本当に大切なことを見失うこと。 「頭を迷いて影を認む」と訓読する。
- とどうふけん 都道府県 日本の地方公共団体である「都」「道」「府」「県」の総称。 現在は47都道府県が存在し、内訳は1都1道2府43県となっ...
- ぼうこひょうが 暴虎馮河 虎に素手で立ち向かったり、黄河を徒歩で渡るような無謀なこと。 一時の血気に任せて、後先考えずに行動すること。 孔子が...
- うかとうせん 羽化登仙 古代中国の神仙思想に由来し、人間が羽を得て仙人となり、天に昇ることを指す。 また、酒に酔うことで気分が高揚し、まるで...
- しんしんきえい 新進気鋭 新たにその分野に現れて、業界の歴史を塗り替えていくような発展が予想される人物や物事のこと。
- けんけんごうごう 喧喧囂囂 大勢の人が口々にやかましく騒ぎたてること。 同じような意味の四字熟語で「侃侃諤諤かんかんがくがく」と「喧喧囂囂けんけ...
- さんしゃさんよう 三者三様 考え方、やり方などが、人それぞれ違うこと。
- たいぼうかんが 体貌閑雅 容姿が落ち着いていて上品な様子。 「体貌」は体つきと顔つき。姿かたち。容貌のこと。 「閑雅」は品があって落ち着いてい...
- ごうりせんり 毫釐千里 「始めに一厘でも狂っていると、後には千里の差になる」という意味。 初めは僅かな違いであったものが、後には大きな違いに...
- きこうかいそく 跂行喙息 足で歩き、口で息をするという意味で、生物全般を表す。特に鳥や虫などのこと。
- いっすいせんにち 一酔千日 酒に酔っていると、まるで千日もの長い時間が経ったように感じること。 酒に酔うことで、時間の感覚が変わり、日常の煩わし...
- ろかじゅんせい 炉火純青 炉の火炎が青色になると温度も最高に達する。転じて、知識や技術が最高の水準に達することの喩え。 炉火はかまどの火、修行...
- ぜんしゃふくてつ 前車覆轍 先を進む車が転覆するのを見たら、後から行く車はそれを見て用心せよという教訓。 先人の失敗は後人の戒めになるという喩え...
- いしゅうやこう 衣繍夜行 綺麗な刺繍の衣服を着て夜道を歩くこと、成功しても人に知られないことの喩え。 立派な地位や名誉を得たり、素晴らしい成果...
- よういげんかい 妖異幻怪 この世のものとは思えない怪しいものや、原因不明の不思議な現象。 妖異は妖しく不気味なこと。 幻怪は幻のように奇妙であ...