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2024年11月現在4045件の四字熟語を紹介しています。
- ろうきおうしゅう 老気横秋 年老いても気力が充実していること。 否定的な意味合いでは、老人や古参者が横柄な態度で振舞うこと、また分不相応に老練ぶ...
- こうきはいし 綱紀廃弛 国の法律や規則がきちんと守られないこと。 また、社会の規律や秩序が乱れること。 「綱紀」は、国を治めるための法律や規...
- らんざつむしょう 乱雑無章 物事が無秩序のままに放置されていること。 「乱雑らんざつにして章しょう無し」と訓読する。
- ようしろうほ 鷹視狼歩 欲深く残忍な人物の形容。 「鷹視」は鷹のように鋭い目つき。「狼歩」は狼のように獲物を求める歩き方を意味する。
- こうげつせんり 皓月千里 白く輝く月が、遠く千里の彼方かなたまで照らしている様子。 「皓月」は、明るく、白く冴えた月。 「千里」は、非常に長い...
- ちゅうげんぎゃくじ 忠言逆耳 他人からの忠告は聞き入れがたいものだということ。 「忠言は耳に逆らう」と読み下す。
- ひりようしゅう 皮裏陽秋 心の中では善悪や是非を判断して批判するが、決して口には出さないこと。 同義語:「皮裏春秋ひりしゅんじゅう」
- こくしょくてんこう 国色天香 牡丹の花の別称。国内で最も美しい女性の喩え。 「国色」は国ので最も美しい色のこと。または、国の中で最も美しい人。 「...
- ちゃくがんたいきょく 着眼大局 物事を全体的に大きく捉えること。また、広く物事を見て、その要点や本質を見抜くこと。 「着眼」は目をつけること。また、...
- のうこうこうしょう 能工巧匠 技能に優れた大工、腕の良い職人のこと。
- ねいせいちえん 寧静致遠 誠実で、なおかつコツコツと努力を続けないと、遠くにある目的に到達することはできないという意味。 諸葛亮孔明が「五丈原...
- てんしんらんまん 天真爛漫 明るく純真で無邪気な性格。 「天真」は純粋な性格そこと、「爛漫」は自然のままの状態で輝く様子。
- ずいしゅかへき 隋珠和璧 貴重な宝物のこと。 中国春秋時代に、隋侯ずいこうが助けた大蛇からお礼として贈られた珠たまと、楚その卞和べんかが山で見...
- しょうしゃくしゅくりつ 銷鑠縮栗 気分が沈み込んだり、恐れ怯えたりして逃げ去ること。 「銷鑠」は、溶けて無くなること。 「縮栗」は、恐れ怯える様子。 ...
- ぶつじょうそうぜん 物情騒然 世の中が落ち着かず騒がしいこと。不穏な様子。 「物情」は世間の人々の心情。 「騒然」は騒がしい様子。落ち着かない様子...
- やまとなでしこ 大和撫子 清楚で美しい日本人女性をナデシコの花に見立てて言う美称。 植物の「河原撫子かわらなでしこ」の異称としても用いられる。
- きょせいてんたん 虚静恬淡 私欲がなく、物事に執着せずに、心が落ち着いていること。 別表記:「虚静恬澹」「虚静恬憺」
- けいぎょくのかん 桂玉之艱 他の土地から物価の高い都会に来て、生活難に悩みながら暮らすこと。また、都会に出てきて苦学することの喩え。 古代中国戦...
- かいしんそうき 灰心喪気 失意のあまり元気をなくすこと。 「灰心」は火の消えた灰のように元気のない心。 「喪気」は元気をなくすこと。 同義語:...
- かっきほんせん 渇驥奔泉 「喉が渇いた名馬が水を求めて走ってくる」という意味で、非常に激しい勢いを表す。 また力強い筆跡のこと。 「渇駿泉に奔...
- えっけんこうい 越権行為 ある職務にある者が、与えられた権限の範囲を越えて行動を起こすこと。 出すぎた振る舞いをすること。
- むこのたみ 無辜之民 何の罪もないのに被害を受けた人々。 主に凶作や災害などに巻き込まれて、苦しめられる人々や難民のことを指す。
- ちさんちすい 治山治水 山や川などの国土を改修して生活しやすいようにすること。 植林などをして山を治め、水流を整えて河川を整備し、災害を防ぎ...
- そくいんのこころ 惻隠之心 憐れみや思いやりの心。 孟子の性善説の四端説の一つ「惻隠の心は仁の端なり」を略した言葉。
- ちぎょのわざわい 池魚之殃 思いもよらない災難に巻き込まれること。 なんの関係も無いトラブルの巻き添えにあうこと。 池に投げ込まれた宝玉を探すた...
- ぜんきょこうきょう 前倨後恭 それまでの傲慢な態度をがらりと変えて、相手に媚びへつらうこと。 古代中国、戦国時代。当時は「戦国七雄」と呼ばれる、燕...
- むにむさん 無二無三 ただ一つしかなく、それに代わるものがないこと。 もとは仏教用語で、仏になる道は一つだけで、ほかに道はないという意味。
- いちるせんきん 一縷千鈞 一本の細い糸で、千鈞もの重量を吊るすという意味で、非常に危険なことの喩え。 「一縷いちるの任を以て千鈞せんきんの重さ...
- はっぽうびじん 八方美人 悪く思われないように、誰に対しても愛想よく振る舞うこと。 「どこから見ても欠点のない美人」という意味。
- りゅうしょうほうし 竜章鳳姿 威厳に満ちた立派な容姿・風采のこと。 伝説上の霊獣・霊鳥である竜や鳳凰のように気高い姿をしていること。
- せんぞでんらい 先祖伝来 先祖から代々伝わっていること。
- そうこのし 操觚之士 文章を書くことを生業にしている人のこと。 「觚」は、紙がなかった時代の中国で、文字を書くのに使った木札のこと。 「操...
- かんぜんむけつ 完全無欠 欠点や不足がまったくなく、非の打ち所がないこと。申し分がないこと。完璧。
- いだてんばしり 韋駄天走 非常に速く走ること。 「韋駄天」はもとはバラモン教の神で、後に仏教に取り入れられ、増長天の八大将軍の一神となった。 ...
- いっちょうのいかり 一朝之忿 一時的な怒りのこと。
- えいごうかいき 永劫回帰 宇宙の全ての事象は循環運動を行なっていて、物事は永遠に同じ事の繰り返しであるが、今の人生を肯定して一瞬一瞬を大切にし...
- ぶっかんせいい 物換星移 時の流れと共に物事が置き換わり、星も移り変わるように、年月をかけて少しずつ世の中が変化していくこと。 「物換わり星移...
- せんぺきいんこう 穿壁引光 壁に穴を開けて隣の家の光を盗み、その明かりで勉強をするという意味。 貧しい生活をしながら勉学に励むことの喩え。 「壁...
- ふんきんしゃかく 焚琴煮鶴 殺風景であること。風流を理解する心を持っていないこと。 琴に火をつけて燃やし、鶴を捕らえて煮るという意味。 「琴こと...
- しゃくしじょうぎ 杓子定規 曲がっている杓子しゃくしを定規じょうぎの代わりにするという意味で、正しくない定規で測ることや、一定の基準や形式ですべ...
- くんしさんかい 君子三戒 年齢に応じて愼むべき三つの戒めのこと。 それぞれ、少年期の色欲、壮年期の闘争欲、老年期の物欲を指す。
- かんかんこうき 観感興起 実際に目で見て、それに感動して奮い立つこと。 「観感」は、感動すること。 「興起」は、勢いが盛んになること。 類義語...
- うちょうしじょう 烏鳥私情 子供が両親に孝行を尽くそうとする気持ち。 雛鳥が親鳥に育てられた恩を、大きくなってから返すこと。烏は親孝行な鳥とされ...
- きょうきょうぎょうぎょう 兢兢業業 恐れ慎んで物事を行う様子。 物事を行うときには、用心深く行うべきであるという教え。
- あんとうはんもく 暗闘反目 表立たずに水面下で対立すること。密かに睨み合うこと。 「暗闘」は密かに裏で争うこと。互いに敵意を表面に現さないで争う...
- けいこくびじょ 傾国美女 絶世の美女のこと。 君主が心を奪われて国政を疎かにするほどの美女。 夏王朝の妹喜、殷王朝の妲己、陳王朝の夏姫、呉王朝...
- きんじょがっぺき 近所合壁 近所の家々、または壁を一つを隔てた隣近所のこと。
- いってきせんきん 一擲千金 豪勢な振る舞いをすること、思いきった大胆な行動の喩え。 一度に惜しげもなく大金を使うことを指す。
- しょうふうろうげつ 嘯風弄月 風に吹かれて歌を詠み、月を眺めて興じるように、自然の風景を鑑賞し、風流を愛して楽しむこと。 「風に嘯うそぶき月を弄も...
- とうりとうりゃく 党利党略 自分の所属する政党の利益と、そのためにめぐらす策略。 「党利」は、党派・政党の利益。 「党略」は、党派・政党のために...
- てんぽうきゅうじょ 天保九如 長寿を願う言葉。 中国の古典『詩経』の天保篇で、天子の長寿を祈る詩に由来する。 また、その思想に基づき「山、阜、岡、...
- はくしゅかっさい 拍手喝采 大勢の人が手を叩きながら讃め称えること。 「拍手」は手を叩き、賞賛や賛成などの気持ちを表すこと。 「喝采」は声をあげ...
- さんよくさんくん 三浴三薫 相手を大切に思う心を言い表す言葉。 人を待つ間に何度も体を洗って、香をつけるという意味。 同義語:「三薫三沐さんくん...
- じょうえんかすい 上援下推 上の者から援助され、下の者から推薦されること。