四字熟語の意味や使い方、類義語・対義語、出典などを紹介しているウェブ辞典です。
五十音検索や漢字検索機能に加え、キーワード検索にも対応。
お探しの四字熟語を素早く見つけることが可能です。
2022年5月現在3972件の四字熟語を紹介しています。
- てんぱいるろう 顚沛流浪 つまずき倒れながら、彷徨い歩くこと。
- てんだいのふで 椽大之筆 垂木のような大きな筆。転じて、重厚で格調高い立派な文章の喩え。 古代中国、西晋せいしんの時代。王珣おうじゅんは、ある...
- せいせんばんせん 青銭万選 青銅製の銭は、質が良いので一万回選び出しても他の粗悪な銭と間違えられることがないこと。転じて、何度科挙(古代中国の官...
- えんまんたいしゃ 円満退社 職場の上司や同僚の理解を得て、誰にも迷惑をかけず、職務の始末を済ませて気持ちよく退職すること。 同義語:「円満退職え...
- こうむしそく 黄霧四塞 黄色い霧が四方に満ちること。古代中国では天下が乱れる兆しとされていた。
- めちゃくちゃ 滅茶苦茶 まったく筋道が通らないこと、秩序や道理がひどく乱れていること。 程度が通常を大きく上回ること。 どうにもならないほど...
- ぐびじんそう 虞美人草 ヒナゲシの異名。 古代中国。楚国の武将「項羽こうう」には「虞姫ぐひ」という美しい愛人がいた。 敵対している漢国が楚国...
- そはぎんとう 素波銀濤 白い波のこと。また雲や靄もやなどが流れる様子。 「素波」は白い波。 「銀濤」は白く激しく泡立つ大波。
- こうもんじってつ 孔門十哲 孔子の弟子の中でも特に優れた10人。 顔回がんかい 閔子騫びんしけん 冉伯牛ぜんはくぎゅう 仲弓ちゅうきゅう 宰予さ...
- ひがんにし 彼岸西風 春の彼岸のころに吹く西風。 同義語:「涅槃西風ねはんにしかぜ」
- れいにくいっち 霊肉一致 霊魂と肉体は同じように大切であるというキリスト教の思想。 対義語:「霊肉相剋れいにくそうこく」
- じゅっこうがいしゅ 朮羹艾酒 薬草を入れた吸い物とヨモギを入れたお酒。 古代中国の洛陽らくようで、五月の節句を祝うために作った。 「朮」は、オケラ...
- ぜったいりょういき 絶対領域 主に女性がスカートやショートパンツなどのボトムスと、ひざ上まであるオーバーニーソックスを着用した際に、ボトムスとソッ...
- きかいそんしつ 機会損失 本来ならもっと利益を得ることができた状況で、然るべき行動を起こさなかったことによって生じた架空の損失のこと。 また、...
- りきゅうしちてつ 利休七哲 茶道を大成した千利休の高弟のうち七人。 蒲生氏郷 高山右近 細川三斎 芝山監物 瀬田掃部 牧村兵部 古田織部 また史...
- ちいきげんてい 地域限定 地域の特色を出すため、その地域でしか販売していない商品。または全国での販売の前に、どれくらい売れるかテスト販売してい...
- きょようはんい 許容範囲 その程度なら良しとして、許して受け入れること。 許容できる範囲に収まっていること。認めることができる水準やレベルであ...
- しまぐにこんじょう 島国根性 他国と交流の少ない島国に住む民族にありがちな、視野が狭く閉鎖的な性質や考え方。
- きかんげんてい 期間限定 定められた期間中に特別に販売やサービスを行うこと。
- めいふまどう 冥府魔道 「冥府」は、死後の世界のこと。冥土。とくに地獄のこと。 「魔道」は、仏教用語で悪魔が住む世界のこと。また、悪の道、異...
- ちょうゆうこうがん 朝有紅顔 人生は無常で儚いものであること。 「朝に紅顔有りて夕べに白骨となる」を略した言葉。 朝に若者だった人が、夕方には死ん...
- いっこういちびゃく 一闔一闢 陰と陽が交代し、衰えたり盛んになったりする様子。 「闔」は閉じること。「闢」は開くことを意味する。
- ぶぶんきょくひつ 舞文曲筆 無理に文章を飾り、事実と違うことを書くこと。 「舞文」は無理にことばをもてあそんだりして文を作ること。また、法を曲げ...
- とくひつたいしょ 特筆大書 ある物事を特別に取り立てて、人目につくように強調して書くこと。 同義語:「大筆特書たいひつとくしょ」
- どくぐしょうしん 独具匠心 詩文や音楽などの芸術物に独創的なアイデアや工夫が凝らされていること。
- まんいんおんれい 満員御礼 もともとは相撲業界で使われていた言葉で、本場所の大相撲興行の際に入場者が座席数の95%に達した場合に「満員御礼」と表...
- ろうばのち 老馬之智 長い経験を積んで得た知恵や知識。 経験が豊かでいつも適切な判断を下すことができることの喩え。 類義語:「識途老馬しき...
- さんろうごこう 三老五更 高い徳を積んでいる長老のこと。 「三老」と「五更」はどちらも中国の周の時代の長老の異称。
- えっそのつみ 越俎之罪 自分の職責を越えて、他人の仕事にまで口をはさんだり、担当外のことまで手だしをするなど、越権行為をしたことによる罪。 ...
- えっぱんのおもい 越畔之思 自分の領域や権限を守って、他人の職権を侵さないように慎む心構えや信念のこと。
- げっぱくふうせい 月白風清 月が白く輝き、風も涼しく吹いている、秋の夜の風情を形容する言葉。 「月白く風清し」と訓読する。 別表記:「風清月白ふ...
- ねうしおきうま 寝牛起馬 牛は寝転ぶのを好み、馬は立つのを好む。 転じて、人の好みが様々であることの喩え。
- てんかごけん 天下五剣 数ある日本刀の中でも最高傑作と呼ぶのにふさわしい5つの名刀の総称。 室町時代から安土桃山時代頃に造られたとされる。 ...
- たいきせっぽう 対機説法 相手の素質や能力に応じて、それにふさわしい手段で法を説くこと。 「機に対して法を説く」と訓読する。
- ばんりいっくう 万里一空 本来は「どこまで行っても世界は1つの空の下にある」という意味で、物事を冷静に捉える精神を表現していた。 その後、解釈...
- ひゃくみおんじき 百味飲食 多くの珍味、美味よりなる料理の数々。 人の死後49日間、霊に供える様々な供物。
- ちょうおうりちょう 張王李趙 ごくありふれた一般人のこと。平凡な人。これといって取り柄のない人。 「張」「王」「李」「趙」は中国では最もありふれた...
- ひゃくせいのし 百世之師 後世まで人々から尊敬され、師と仰がれる人。
- げんこうすうき 言行枢機 言葉と行動は人として最も重んずべきものであるということ。 「言行」は、発言と行動。 「枢機」は、物事の極めて重要なと...
- よくいめいしゅ 薏苡明珠 無実の疑いをかけられること。 古代中国。後漢の馬援が交趾こうし(現在のベトナム)から転任するとき、特産の苡の実が南方...
- くんそくのあく 君側之悪 君主のそばに仕えている悪人のこと。また、ひそかに悪だくみを考えている側近の臣下。
- さんにんかんじょ 三人官女 雛人形の中で、宮中に仕える女官の姿をした三人一組の人形。 「官女」は、男子禁制の後宮こうきゅうにおいて官職を与えられ...
- きかんせいう 揮汗成雨 流れる汗をふるい落とすと、その汗がまるで雨のように降りかかること。転じて、人が溢れている様子を意味する。 「汗あせを...
- きつせいきょうりん 橘井杏林 医者に対する敬称。 「橘井」の由来: 晋の蘇耽そたんが臨終のとき、疫病が流行することを予言した。 またその際に井戸水...
- ころうしゅんぐ 固陋蠢愚 古い考えや習慣に固執して、新しいものを受け入れず、無知で愚かなこと。
- どうぶんどうき 同文同軌 天下を統一すること。また、天下が統一されていることの形容。秩序が保たれていること。 「同文」は使う文字を統一すること...
- しゅんじゅうごは 春秋五覇 古代中国、春秋時代に周王朝に代わって天下を取り仕切り、活躍した五人の覇者。 誰を五覇とするかは文献によって異なる。 ...
- ようしえんぐみ 養子縁組 民法に基づいて、血縁関係のない人同士に親子関係を発生させる制度。
- せんこふま 千古不磨 遠い昔から何も変わっていないこと。または、途絶えることなく伝わり続けること。 特に、文化的な伝統や芸術品などに対して...
- せいきょういっち 政教一致 政教分離の対語(造語)で、政治と宗教が一体となっている統治形態。
- せいきょうぶんり 政教分離 政治と宗教は分離されるべきであるという考え方。 宗教団体が政治に介入しない、また、政府が特定の宗教団体や個人の信仰に...
- ぜんばつこうち 前跋後疐 進むことも退くこともできず、どうにもならない困難な状態に追い込まれること。
- きゃくじんぼんのう 客塵煩悩 外部からもたらされる心の迷いや欲望などの煩悩のこと。
- けんほうそうしん 見縫挿針 ほんの少しの時間や空間を無駄にしないことの喩え。 隙間を見たら針をさすという意味。
- ちょうてんりっち 頂天立地 他人に頼らず、独り立ちしていること。独立の気概。 「天を頂いて地に立つ」と訓読する。
- ちんぱくぜつれい 沈博絶麗 文章などの表現が奥深く、非常に美しいこと。
- ねんとうげつび 年頭月尾 年の始めと月の終わり。転じて、一年中を意味する。
- ろへんかんだん 炉辺歓談 炉端で楽しく話し合うこと。
- ゆかいかっぱつ 愉快活発 楽しく生き生きとして、心地のよいこと。
- ゆかいてきえつ 愉快適悦 楽しくて気分がよいこと。 「愉快」は、楽しく心地よいこと。 「適悦」は、満足して喜ぶこと。