四字熟語の意味や使い方、類義語・対義語、出典などを紹介しているウェブ辞典です。
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2025年2月現在4047件の四字熟語を紹介しています。
- あんこうきゅうへい 按甲休兵 武装を解いて、戦いや争いをやめること。 戦争や戦いを一時的に休止すること、または休戦協定を意味する成語である。 「按...
- ぶげいひゃっぱん 武芸百般 ありとあらゆる武芸、武道、武術をまとめていう言葉。 本来は「武芸十八般」という言葉だったが、江戸時代末期あたりから「...
- おいらんどうちゅう 花魁道中 位の高い遊女が美しく着飾って馴染み客を迎えに行くこと。 「揚屋入り」「滑り道中」とも言う。 また江戸吉原では正月や8...
- ゆうおうまいしん 勇往邁進 困難があっても怯まずに、目標に向かって前進すること。 「勇往」と「邁進」はどちらも勇敢に突き進むことを表し、同義の言...
- けいりんいっし 桂林一枝 桂の木の林の中にある一本の枝という意味。 官職に不満足なことの喩え。 または自分の地位を謙遜して用いる言葉。 晋の郤...
- ほうねんまんさく 豊年満作 作物が豊かに実って収穫が多いこと。 「豊年」は穀物がよく実ること。また、そうした年のこと。 「満作」は作物が充分に実...
- りょうらきんしゅう 綾羅錦繍 刺繍を数多く施した煌びやかな衣服、または美しく着飾ることを表現するときに使う言葉。 綾羅は細かい織物や豪華な布地。 ...
- ぶじそくさい 無事息災 病気や災いなど、心配事がなく平穏に暮らしていること。 「無事」は特別なことが何もないこと。 「息災」は災いを防ぎ止め...
- ひとりゅうぶん 飛兎竜文 神童。才能溢れた子供のこと。 「飛兎」と「竜文」は共に非常に速く走る優れた馬のこと。
- しゅんじゅうひっぽう 春秋筆法 簡潔な文章の中に批評などの深い意味を隠す表現方法のこと。または、平等で厳しい批評の態度のこと。 間接的な原因を直接的...
- ぞうはんむどう 造反無道 道理から外れて謀反を起こすこと。 「造反」は体制に反抗して決起すること。 「無道」は道理から外れた行為のこと。
- ぎょくせきどうき 玉石同匱 大きな木箱に宝石と石を一緒に入れるという意味で、貴重なものと価値のないものが入り交じっていることの喩え。 賢者も愚者...
- きゅうばそうけん 弓馬槍剣 広く武芸一般のこと。弓術、馬術、槍術、剣術。 類義語:「干戈弓馬かんかきゅうば」
- しゅんあしゅうぜん 春蛙秋蝉 春の蛙かえると秋の蝉せみの鳴き声。 五月蝿うるさいだけで、役に立たない無駄な言論の喩え。
- ふこうふしょく 不耕不織 生産的な仕事をしないこと。または、そのような身分のこと。 封建時代、農民は田畑を耕して作物を得ても年貢として取られ、...
- けんばのろう 犬馬之労 他人のために力を尽くすことを謙遜けんそんしていう言葉。 犬や馬ほどの働きという意味。 中国の三国時代、諸葛亮が劉備に...
- げんしょうこうい 玄裳縞衣 鶴の姿の形容。または鶴の異名。 「玄裳」は黒い袴はかま。「縞衣」は白い上着のこと。
- かんわきゅうだい 閑話休題 横道にそれた話を本題に戻すときに接続詞的に使う言葉。主に文章で用いる。 「それはさておき」という表現。 別表記:「間...
- しゅうけんぼうじょ 衆賢茅茹 多くの賢者が協力し合うこと。 また、賢者は自分だけが重用されようなどとは考ないということ。 「衆賢」はたくさんの賢人...
- いちりゅういっちょ 一竜一猪 努力して学ぶ者と、怠けて学ばない者との間では、極めて大きな賢愚の差ができることの喩え。 学ぶ者は竜となり、学ばぬ者は...
- さんかんとうさい 山簡倒載 大酒飲み。 古代中国の晋の将軍『山簡』は酒が大好きで、時折、高陽の池のほとりに酒を持参しては全て飲み尽くした。 日が...
- しゅしゅたいと 守株待兎 古い習慣を固守して時代に合った対応をしないことや、少しも進歩しないこと。 自分では努力しないで収穫を期待すること。 ...
- しじんかいめつ 澌尽灰滅 あとかたもなく消え失せること。 滅んで無くなること。
- ぼうしようちょう 暴支膺懲 日中戦争における大日本帝国陸軍のスローガンで、「暴虐ぼうぎゃくな支那しな(中国)を懲らしめよ」という意味。
- あいべつりく 愛別離苦 仏教用語で、「四苦八苦」のうちの1つ。 愛する人と別れることが辛く、苦しいことを意味する。 親子・兄弟または姉妹・夫...
- じぼはいし 慈母敗子 過保護な母親に育てられると、家を滅ぼす道楽息子、放蕩息子になってしまうという教訓。 教育は時には厳しさが必要であると...
- せきしんのたん 積薪之嘆 古い薪の上に新しい薪が置かれるため、古い薪は常に下のままで、新しい薪が先に使われるという意味。 後から来た者や後輩が...
- ほうしんきゅうか 抱薪救火 被害を取り払おうとして、かえってそれを助長してしまうこと。 火を消すのに薪を抱えて行くという意味。 「薪たきぎを抱い...
- ふんけいのこう 刎頸之交 お互いに首を斬られても悔いないほどの固い友情。 心を許し合った非常に親密な交際。 古代中国の春秋時代、趙の将軍の廉頗...
- よじょうざんしん 余情残心 茶道の心得のひとつ。 茶会が終了した後も客のことを思い続けるというおもてなしの心。 余情は残された感情や余韻 残心は...
- ぞうちょぎょくはい 象箸玉杯 象牙の箸と宝石の杯という意味。贅沢な生活を言い表す言葉。 古代中国。殷の紂王の家臣であった箕子きしは、王が象牙の箸を...
- かんかくそご 扞格齟齬 意見が食い違うこと。 お互いの意見を認めずに対立すること。 「扞格」は意見などが食い違うこと。「捍格」とも書く。 「...
- うこさべん 右顧左眄 決断を下す際に周囲の思惑や状況を気にしすぎて、なかなか決められないことを意味する。 右か左かを決めかねて迷うように、...
- いかんそくたい 衣冠束帯 日本の貴族文化における伝統的な公式服装を指す。 昔の貴族や官僚が公事で着用した礼装のこと。 公卿の正装。 特に平安時...
- きゅうぼくふんしょう 朽木糞牆 手の施しようのないものや、役に立たない無用なものの喩え。 怠け者。 「朽木」は腐った木のこと。 「糞牆」は腐ってぼろ...
- むげんならく 無間奈落 仏教の八大地獄のうちの一つ。無間地獄または阿鼻地獄とも呼ばれる。 大罪を犯した者が、永遠に続く極限の苦しみを受けると...
- いふうりんりん 威風凛凛 威厳や貫禄に満ちた容姿や態度。あるいは凛とした雰囲気のこと。 この言葉は、威厳がありながらも、厳粛で凛とした雰囲気を...
- うんちゅうはっかく 雲中白鶴 雲間を優雅に飛翔する白鶴の姿から、品性が優れ、気高く高尚な人物や婦人を指す四字熟語である。 世俗的な欲望や利害を超越...
- てっちゅうそうそう 鉄中錚錚 金や銀に比べると価値の低い鉄ではあるけれど、その中では比較的よい音がするという意味。 転じて、多くの平凡な人の中で少...
- たいけいしごく 大慶至極 非常に喜ばしいこと。または非常にありがたいこと。 通常は「大慶至極に存じます」と用いることが多い。
- あぼうらせつ 阿防羅刹 仏教における地獄の世界で、罪人を責め立て苦しめる悪鬼のこと。 仏教用語で、「阿修羅(争いを好む神)や羅刹(暴力的な鬼...
- せんりけつげん 千里結言 遠く離れた場所の友人と結んだ約束のこと。 「千里」は道のりの非常に遠いこと。「里」は距離の単位。時代によって異なるが...
- どうぼうくり 道傍苦李 見捨てられて、見向きもされないものの喩え。 「道傍」は道端のこと。 「苦李」は苦い味の季すもも。 道端の木に苦い季が...
- しょうかふりょう 消化不良 胃や腸などの消化器官の働きが弱まり、充分な消化が行われずに嘔吐や下痢などの症状を起こすこと。 未熟なため、または情報...
- じんちゅうほうこく 尽忠報国 君主に忠節をつくし、国家に報いること。 「尽忠」は君主や国家に忠義・忠誠を尽くすこと。 「報国」は国のために力を尽く...
- あんとちんそう 暗渡陳倉 兵法三十六計の第八計。 表面上の行動とは異なり、裏でこっそりと計画を進めることを意味する。 偽装工作によって攻撃を隠...
- どうもくけつぜつ 瞠目結舌 激しい驚きで目を見開き、口が塞がって呆然とする様子。 「瞠目」は目を見開くこと。 「結舌」は舌を結ぶという意味で、喋...
- ぜんぴょういっぱん 全豹一斑 物事のごく一部を見て、全体を推測したり批評したりすること。見識が極めて狭いことの喩え。 「一斑」は豹ひょうの斑点の一...
- むにむさん 無二無三 ただ一つしかなく、それに代わるものがないこと。 もとは仏教用語で、仏になる道は一つだけで、ほかに道はないという意味。
- こうきさんぜん 光輝燦然 美しく鮮やかに光り輝いている様子。 「光輝」は、光り輝くこと。 「燦然」は、鮮やかに輝く様子。
- しんしゅつきぼつ 神出鬼没 不意に現れたり姿を隠したりして、容易に居所がわからないこと。 「神出」は神が現れること。 「鬼没」は鬼が消えること。
- とくいまんめん 得意満面 思いどおりになって、誇らしげな様子が顔いっぱいに表れること。
- うこうしゅんすう 禹行舜趨 表面的に見た目を真似るだけで、実際にはその真意や徳を伴わないことを指す。 古代中国の伝説的な王である禹うと舜しゅんが...
- ふこくきょうへい 富国強兵 国を豊かにし、軍隊を強くすること。 明治政府が経済の発展と軍事力の強化によって近代的な国家を目指すために掲げた目標。