四字熟語の意味や使い方、類義語・対義語、出典などを紹介しているウェブ辞典です。
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2024年10月現在4042件の四字熟語を紹介しています。
- きじせんもく 貴耳賤目 伝聞や噂話を軽々と信じて、実際に自分の目で見ているものを信じないこと。 伝え聞いた遠くのことや過去の出来事を重視して...
- りんじゅうしょうねん 臨終正念 臨終に際して、一心に阿弥陀仏を念じて極楽往生を願うこと。死に臨むときも心を穏やかに保つこと。 「臨終」は「臨命終時り...
- あんしんもうふ 安心毛布 肌身離さず持っているもの。 安心感を得るために手元に置く毛布やぬいぐるみなどのこと。 漫画『ピーナッツ』に登場するラ...
- たいごてってい 大悟徹底 煩悩を捨て、完全な悟りを得て、一切の疑念が無くなること。仏教用語。 「大悟」は完全な悟りを得ること。 「徹底」は隅々...
- たいせいしっこ 大声疾呼 大声で激しく叫ぶこと。 類義語:「疾声大呼しっせいたいこ」「励声疾呼れいせいしっこ」
- だんそんじょひ 男尊女卑 男性を重んじ、女性を軽んじる思想。 また、男性の社会的地位が高く、女性の社会的地位が低い制度などのこと。
- じんしゃふゆう 仁者不憂 仁徳が備わった人は悩むことがないという意味。 『論語』にある言葉が由来で、元は「知者不惑、仁者不憂、勇者不懼」と三つ...
- ていこうけいがい 程孔傾蓋 古くからの友人のように親しく会話すること。 「程孔」は程子と孔子のこと。 「傾蓋」は車の蓋を傾けるという意味で、車を...
- ふうきふうん 富貴浮雲 富や地位などは、はかないものであるという意味。 悪行で得た富や地位は、はかなく頼りにならないこと。
- くうりくうろん 空理空論 実際の事情からかけ離れていて、役に立たない考え。机上の空論。
- せんざんばんすい 千山万水 多くの山と多くの川。 または旅路が長く険しいことの形容。 同義語:「万水千山ばんすいせんざん」
- いっしょけんめい 一所懸命 物事に命がけで真剣に取り組むこと。 武士が主君から賜った、命を懸けて守り抜くべき土地を「一所懸命の土地」と呼んだこと...
- じんちゅうほうこく 尽忠報国 君主に忠節をつくし、国家に報いること。 「尽忠」は君主や国家に忠義・忠誠を尽くすこと。 「報国」は国のために力を尽く...
- こうちゅうしおう 口中雌黄 自分が発した言葉の誤りを訂正すること。 「雌黄」は、古代中国で使われていた、誤字を塗り消すのに用いた顔料。
- まこけんじゅ 麻姑献寿 「麻姑まこ」は中国神話に登場する仙女の名前。 十代後半の若く美しい容姿で、鳥のように長い爪をしているという。 三月三...
- こじらいれき 故事来歴 古くから伝わっている事柄についての、由来や歴史や伝承の事情。物事の経緯。 別表記:「古事来歴」
- てんいむほう 天衣無縫 天女の衣には縫い目がまったくないことから、文章や詩歌が自然に作られていて完全無欠なこと。 物事に技巧などの形跡がない...
- こうしんとうかく 鉤心闘角 高い建物がいくつも並んで、密集している様子。 または、知恵を振り絞って争うことの喩え。 とがった屋根の軒先が集中し、...
- ゆうめいむじつ 有名無実 名前だけ立派で実力が伴わないこと。 名目上存在するが、それに伴う実質のないこと。 「名な有ありて実じつ無し」と訓読す...
- がりょうてんせい 画竜点睛 物事の最も大切なポイント。物事を完成させるために最後に手を加える重要な部分。 中国の南北朝時代、梁りょうの国の画家「...
- ぎょうてんふき 仰天不愧 心の中に疚やましいことが無ければ、天に対して少しも恥じることはないという意味。 「天を仰ぎて愧じず」と訓読する。
- へいいほうはつ 弊衣蓬髪 破れた服と乱れた髪。転じて、汚い身なりの喩え。 「弊衣」は傷んで破れた衣服。 「蓬髪」は蓬よもぎのように長く伸びて乱...
- いんしさっくん 飲至策勲 戦に勝利して、先祖の霊に報告して酒を酌み交わし、戦の功績を竹の札に書き記すこと。 「飲至し策を勲ず」と訓読する。
- けいしししゅう 経史子集 中国において、古典的な書物を分類、整理するための四つの基準。四部分類。 西暦600年ごろに、唐の『隋書』経籍志により...
- ともくしさん 杜黙詩撰 詩や文章にたくさんの間違いがあって、いい加減なこと。 中国の詩人の杜黙の作る詩や文章が、当時の詩の規則にほとんど当て...
- けいりんいっし 桂林一枝 桂の木の林の中にある一本の枝という意味。 官職に不満足なことの喩え。 または自分の地位を謙遜して用いる言葉。 晋の郤...
- きかんげんてい 期間限定 定められた期間中に特別に販売やサービスを行うこと。
- けいでんらんきゅう 桂殿蘭宮 とても美しい宮殿のこと。
- しちょうべつり 四鳥別離 親子の悲しい別れの喩え。 巣立つ四羽の雛鳥を見送るとき、親鳥が悲しい声で鳴くという故事が由来。
- しめんそか 四面楚歌 周囲が敵や反対者ばかりで、味方がいないこと。 孤立した状態の喩え。 楚その国の項羽こううが、宿敵の漢の国の劉邦りゅう...
- とくひつたいしょ 特筆大書 ある物事を特別に取り立てて、人目につくように強調して書くこと。 同義語:「大筆特書たいひつとくしょ」
- めいさつしゅうごう 明察秋毫 些細なことも見逃さない鋭い眼力。 「秋毫」は秋になって抜け変わる獣の毛のことで、その細い毛さえも見分けることができる...
- えぼしおや 烏帽子親 江戸時代ごろの風習で、武家で男子が元服するとき、烏帽子をかぶせてやり、烏帽子名をつける仮の親。
- いっこういちびゃく 一闔一闢 陰と陽が交代し、衰えたり盛んになったりする様子。 「闔」は閉じること。「闢」は開くことを意味する。
- いつぼうのあらそい 鷸蚌之争 無益な争い。 両者が譲らずに争っているところに、第三者が現れ骨を折らずに利益を横取りすること。 「漁夫之利」と同義。
- こばほくふう 胡馬北風 故郷を懐かしく思う気持ち。 中国の北方の胡の国で産まれた馬は、北風が吹くたびに故郷を慕って嘶いななくという意味。 同...
- へんたんやくわん 偏袒扼腕 激しく怒ったり悔しがったりして、感情を高ぶらせること。 「偏袒」は衣服の一方の肩を脱ぐこと。 「扼腕」は自分の片手で...
- わがんあいご 和顔愛語 仏教経典で菩薩の和やかな表情を表す。 親しみやすく暖かい態度のこと。 「和顔」は和やかな顔。 「愛語」は親愛の気持ち...
- おんせつもじ 音節文字 日本語の平仮名・片仮名などのように、1音節を1字で表す文字。音素文字。
- とうほんせいそう 東奔西走 あちこち忙しく駆け回ること。 同義語:「東行西走とうこうせいそう」「東走西奔とうそうせいほん」
- てっとうほうげん 跌蕩放言 周囲の人に気を使わずに好き勝手に喋り散らすこと。 「跌蕩」は、物事にこだわらないこと。 「放言」は、他への影響などを...
- まんじゅしゃげ 曼珠沙華 仏教用語で、天界に咲く白い花のこと。 見る者の悪業を払う効力があり、天人が雨のように降らすという。 ヒガンバナの別名...
- しだいげんそ 四大元素 エンペドクレスやアリストテレスなど、古代ギリシャの哲学者たちの間で提唱された理論で、世界を構成するとされる四つの要素...
- ばさらおうぎ 婆娑羅扇 室町時代に京都で流行した、華やかな絵柄の扇。または婆娑羅絵ばさらえを描いた扇。 「婆娑羅ばさら」は、漢字では「伐折羅...
- けいかんしじん 桂冠詩人 イギリスで、国王から任命され、王室のために慶弔に詩を作ることを義務とした詩人。またはその称号。 現在は終身制の名誉職...
- きみょうちょうらい 帰命頂礼 地に頭をつけて礼拝し、深く帰依の情をあらわすこと。仏に対して心から帰依すること。
- ここんとうざい 古今東西 昔から今まで、あらゆる時代のあらゆる場所。 「いつでも、どこでも」という意味。
- やまたのおろち 八岐大蛇 日本神話に登場する、八つの頭と八つの尾を持つ巨大な蛇。 日本書紀によると、八岐大蛇は出雲いずもの簸川ひのかわの上流に...
- ふうがんこしょう 風岸孤峭 威厳があり、人と馴れ合わない性格のため、角が立ってしまい孤立していること。
- こんこんとんとん 渾渾沌沌 物事の区別がはっきりしない様子。 別表記:「混混沌沌」
- せいざんいっぱつ 青山一髪 遥か遠くに見える山の地平線と、青い空の水平線が一つに交わり、まるで一本の髪の毛のように見えること。
- たいけつしょうけつ 大桀小桀 暴虐非道な為政者のこと。 「桀けつ」は中国古代の夏王朝の最後の王。殷の紂王ちゅうおうと並んで暴君の代名詞とされている...
- たんかんおり 貪官汚吏 貪欲な高級官僚と汚職をする下級役人。もともと、個別の役人ではなく腐敗した制度一般を批判するときに用いる言葉。
- げんこうすうき 言行枢機 言葉と行動は人として最も重んずべきものであるということ。 「言行」は、発言と行動。 「枢機」は、物事の極めて重要なと...