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2025年1月現在4047件の四字熟語を紹介しています。
- でんえんしょうぶ 田園将蕪 人手がないために田畑に雑草が生い茂って、荒れ果てる寸前である様子。 「田園でんえん将まさに蕪あれなんとす」と読み下す...
- しゃくしかんこん 借屍還魂 兵法三十六計の第十四計。 死んだ者や他人の大義名分を持ち出して、自らの目的を達する策略。 兵法三十六計 瞞天過海 囲...
- だんがんこくし 弾丸黒子 非常に狭く小さい土地。猫の額ほどの土地。 「弾丸」は小さな鳥を捕獲するために使う弾き弓の小さな玉のこと。 「黒子」は...
- せんけいばんきょく 千荊万棘 非常に多くの困難や苦労、障害のこと。 また、それらが待ち受けていること。 前途に無数の茨いばらがあることを意味する。
- こうさいだつもく 光彩奪目 目を奪われる美しい輝きや鮮やかな彩色。 「光彩目を奪う」と訓読する。
- せっぷかぼう 雪膚花貌 雪のように白い肌と、花のように美しい顔。転じて、美しい女性の容姿の喩え。 白居易が楊貴妃の美しさを讃えた言葉が出典。...
- えいごうかいき 永劫回帰 宇宙の全ての事象は循環運動を行なっていて、物事は永遠に同じ事の繰り返しであるが、今の人生を肯定して一瞬一瞬を大切にし...
- ちゅうげんちくろく 中原逐鹿 多くの英雄が天子の位を狙って争うこと。 または、一つの地位などの目的を狙って競い合うこと。 「中原」は古代中国の黄河...
- はっくくうこく 白駒空谷 賢者が登用されず、民間にいること。 また逆に、賢者がみな公的な機関に属していて、民間にいないこと。 「白駒」は賢者が...
- ようとうさいしょ 蠅頭細書 非常に細かい文字のこと。 「蠅頭」はハエの頭。転じて極めて小さいもの、僅かな利益の喩え。 「細書」は細かく書くこと。...
- しゅうしんせいか 修身斉家 自分の行いを正して、円満な家庭を築くことを意味する。 儒教の基本的な教えで「修身、斉家、治国、平天下」を略した言葉。...
- さいおうしつば 塞翁失馬 人生の幸福と不幸は定まりがなく、予測することができない。そのときの状況によって、幸福が不幸に、また不幸が幸福に転じる...
- るるめんめん 縷縷綿綿 中身のない話が延々と繰り返されること。話が長くてくどい様子。 「縷縷」は、糸のように細く長いこと。 「綿綿」は、長く...
- じうはんぽ 慈烏反哺 親孝行の喩え。 「慈烏」は鴉からすの別称。 鴉は、幼いときに親が口移しで餌を与えてくれた恩を忘れず、成長すると親に餌...
- こうりょういっすい 黄粱一炊 栄枯盛衰の儚いことの喩え。 廬生ろせいという青年が邯鄲(河北省)の宿で、道士の呂翁から枕を借りて寝た。 すると五十年...
- しんきいってん 心機一転 なにかをきっかけとして、気持ちが良い方向にすっかり変わること。
- さんぺいじまん 三平二満 「三」と「二」はともに、数が少ないことを示す。 三でも平安、二でも満足という意味。 充分に満たされてはいなくても、心...
- えいえいいっすい 盈盈一水 愛する人に会えない苦しみを意味する。 牽牛と織女の七夕伝説を題材に、一筋の河に隔てられているために、見つめるだけで会...
- じことうかい 自己韜晦 自分自身の才能や身分、本心などを目立たないように包み隠し、表に出さず、自慢しないこと。
- ひんぼりこう 牝牡驪黄 物事の外見に惑わされず、その本質を見抜くことが大切であるという教訓。 馬の牝めすと牡おすを、また毛色の黒と黄を見間違...
- じゅうねんいちじつ 十年一日 長い年月の間、何の変哲もなく同じ状態であること、または同じことを繰り返していること。 長い期間が経過しても進歩や成長...
- むりさんだん 無理算段 苦しい状況の中で無理をしてお金を融通ゆうづうすること。 主に金銭の工面について使う言葉。 「無理」は困難を承知で強引...
- がんこうじくじ 顔厚忸怩 どれだけ厚かましい人でも、恥ずかしさを感じること。 「顔厚がんこうにして忸怩じくじたる有あり」を略した言葉。 「顔厚...
- さんれいごしん 三令五申 何度も繰り返し言い聞かせること。 三度命じ、五度言い聞かせることを意味する。
- どうきほうしゅ 道揆法守 道理をもって物事を図り定め、自ら法を守こと。
- せいれいかっきん 精励恪勤 全力で学業や仕事に励むこと。 「精励」は努力すること。 「恪勤」は真面目に一生懸命勤めること。 別表記:「恪勤精励か...
- じょうちょてんめん 情緒纏綿 喜怒哀楽などの感情がいつまでも心から離れないこと。 「情緒」は、いろいろな感情。 「纏綿」は、まとわりつくこと、から...
- びょうそどうみん 猫鼠同眠 取り締まる者と取り締まられる者、または、上の立場の者と下の立場の者が結託して悪事を働くこと。 猫と鼠が共に眠るという...
- りきせんふんとう 力戦奮闘 全力を尽くして戦うこと。懸命に努力すること。 「力戦」は全力を尽くして戦うこと。 「奮闘」は勇気をふるって戦うこと。...
- かいきょうかいそう 戒驕戒躁 傲慢にならず、慎んで静かに行動しなさいという意味。 「戒驕」は驕おごることを戒め、「戒躁」は躁さわぐことを戒める言葉...
- いとんのとみ 猗頓之富 巨万の富。莫大ばくだいな財産の喩え。 中国春秋時代。猗頓とうしゅは若いころは貧しかったが、陶朱とうしゅという資産家に...
- ろくどまんぎょう 六度万行 仏教用語。釈迦が説いた6つの善行。「六波羅蜜ろくはらみつ」と同義。 布施ふせ 持戒じかい 忍辱にんにく 精進しょうじ...
- きょうかすいげつ 鏡花水月 鏡に映った花と水に映った月を意味する。 目には見えるが手に取ることができないものや、儚く消えていく幻の喩え。 別表記...
- じょうとうしゅだん 常套手段 似たような状況のときに採用される普段どおりの手段や方法のこと。 決まったパターンやルーティン。
- じっせんきゅうこう 実践躬行 理論や信条などを、自ら進んで行動に移すこと。 別表記:「躬行実践きゅうこうじっせん」
- かんしょうばくや 干将莫耶 古代中国に存在したとされる陽陰一対の双剣。 陽剣が「干将かんしょう」、陰剣が「莫耶ばくや」と名付けられ、それぞれの刀...
- てんかむてき 天下無敵 この世に相手になるものが存在しないほどに強いこと。 「天下に敵無し」と訓読する。
- せんちんおんきん 扇枕温衾 夏は親の枕元で扇であおぎ、冬は自分で布団を温めてから親を寝かせるという意味。 親孝行なことの形容。 「枕まくらを扇あ...
- しこんしょうさい 士魂商才 武士の精神と商売の才能とを併せ持っていること。 「士魂」は武士の精神。 「商才」は商売の才能。 「和魂漢才」を真似た...
- だんぱつぶんしん 断髪文身 髪を短く切り、刺青を施すこと。野蛮で低俗な風習。 古代中国の呉越地方一帯の風習。
- ようこいかん 養虎遺患 敵である者を許してしまい、後に災いを残すことの喩え。 司馬遷は『史記』にて「敵に改心の情がないときは後の憂いを断つた...
- じゅじょうかいか 樹上開花 兵法三十六計の第二十九計。 小兵力を大兵力に見せかけて敵を欺あざむく策略。 「樹上に花を開さかす」と訓読する。 兵法...
- はんかんくにく 反間苦肉 敵同士の仲を裂き、敵を欺くこと。 「反間」は敵の中に潜り込んで混乱を起こすこと。敵のスパイを逆用して裏をかくこと。 ...
- ゆうがいむえき 有害無益 害があるだけで何の役にも立たないこと。 悪影響ばかり出現し、何の利益や得にもならないこと。 「有害」は害があることで...
- つくもがみ 九十九髪 老女の白髪のこと。 短く乱れた老女の髪が江浦草つくもという水草に似ていることが由来とされる。 別表記:「江浦草髪つく...
- ひりゅうじょううん 飛竜乗雲 竜が雲に乗って颯爽と現れること。転じて、能力を発揮する機会を得て英雄が世に出ることの喩え。 「乗雲」は、時代の流れに...
- そうじんぼっかく 騒人墨客 詩人、書家、画家などの文芸の道に携わる人。またはそれらの風流を嗜む人。 「騒人」は楚の詩人の屈原のこと。または屈原か...
- けんほうそうしん 見縫挿針 ほんの少しの時間や空間を無駄にしないことの喩え。 隙間を見たら針をさすという意味。
- わふうさいう 和風細雨 穏やかな風と、静かに降る細かい雨のように、穏やかで心地よい状況や言動を例えた言葉。 和風は穏やかな風。 細雨はしとし...
- そっせんすいはん 率先垂範 先頭に立って行動して、手本を示すこと。 「率先」は自ら先頭に立って行動すること。 「垂範」は手本を示すこと。
- そうかいそうでん 滄海桑田 大海が桑畑に変わるように、世の中の変化が激しいこと。 「滄海変じて桑田となる」と訓読する。 別表記:「桑田滄海そうで...
- めいせんけっき 鳴蝉潔飢 高潔な人は、どんなときでも信念を曲げないということ。 蝉は気高く、飢えても汚れたものは食べないという言い伝えが由来。
- けいてんあいじん 敬天愛人 天を敬い人を愛すること。 西郷隆盛が座右の銘として掲げたことで有名。
- いちぎゅうめいち 一牛鳴地 一頭の牛の鳴き声が聞こえるほどの近い距離。 牛の鳴き声が他の土地にまで聞こえるほどの近さを表す言葉。 極めて近い距離...