四字熟語の意味や使い方、類義語・対義語、出典などを紹介しているウェブ辞典です。
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2024年12月現在4045件の四字熟語を紹介しています。
- ほうでんぎょくさい 宝鈿玉釵 金銀珠玉で飾った髪飾りのこと。または、そのような美しいものの喩え。 美しい梅の木を褒めて使う言葉。
- ほんなんしゅほく 奔南狩北 天子が災難に巻き込まれるのを避けて、北や南に逃れること。
- なだいかんばん 名題看板 歌舞伎劇場の表看板の一つで、上演狂言の題名を記したもの。 総表題を示し、上部に主要配役を絵組で表した大名題看板と、各...
- はきょうじゅうえん 破鏡重円 二つに割られた鏡が再び元の形に戻るという意味。 離婚した夫婦や離れ離れになった恋人同士が、また一緒になることの喩え。...
- はふちんせん 破釜沈船 出陣のとき、飯を炊く釜を壊し、船を沈めて退路を断つという意味。 決死の覚悟で出陣すること。生きて帰らない決意を示すこ...
- こんざんへんぎょく 崑山片玉 自分の地位を謙遜して用いる言葉。 晋の郤詵げきしんが雍州の官吏に任ぜられたとき、「崑崙山の玉の一片を得たに過ぎない」...
- ようじんけんご 用心堅固 しっかりと気を配っていて、極めて注意深いこと。
- じゅくりょだんこう 熟慮断行 充分に考えたうえで、思い切って決断し、行動に移すこと。 「熟慮」は充分に考えをめぐらし、的確な判断をしようとすること...
- ふかはんたく 浮家泛宅 船の中で暮らすこと。転じて、放浪生活を送る隠者の生活。
- がんめいころう 頑迷固陋 頑固で視野が狭く、正しい判断ができないこと。 「頑迷」は頑かたくなで、柔軟性に欠けていること。「固陋」は見識が狭く、...
- ふうんしょくう 巫雲蜀雨 遠く離れ離れになっている夫婦がお互いを思いを馳せること。 「巫雲」は中国の巫山という名の山の雲。 「蜀雨」は中国の蜀...
- ろうばのち 老馬之智 長い経験を積んで得た知恵や知識。 経験が豊かでいつも適切な判断を下すことができることの喩え。 類義語:「識途老馬しき...
- そんそせっしょう 樽俎折衝 宴会のなごやかな雰囲気のうちに、交渉を有利に展開させること。外交上のかけひき。
- ほうていかいぎゅう 庖丁解牛 神技に達した腕前を称える言葉。 料理人の丁ていが文恵君ぶんけいくんのために牛を解体したところ、神業のような見事な刀捌...
- みじんこっぱい 微塵粉灰 粉々になること。 「微塵」を強めて言い表す語。 別表記:「微塵骨灰」
- しんこうたいはん 心広体胖 心が広く穏やかであれば、外見もゆったりと落ち着いて見えるということ。 「心広く体たい胖ゆたかなり」と読み下す。
- どうちょうとせつ 道聴塗説 路上で小耳に挟んで聞いたことを、そのまま直ちに他人に話すこと。 いい加減な受け売りの話。根拠のない伝聞。 「道に聴き...
- ひきゅうのせつ 匪躬之節 自分の利害を省みないで、主君や国家のために忠節を尽くすこと。
- かいちょうさんじゃく 喙長三尺 喙くちばしの長さが三尺もあるという意味で、口が達者なことの喩え。
- ぼうりとうかん 忙裡偸閑 忙しい中でも、ちょっとした暇な時間を見つけて遊ぶこと。 「忙裡ぼうりに閑かんを偸ぬすむ」と訓読する。 別表記:「忙裏...
- そうぎょうしゅせい 創業守成 創業するのは簡単だが事業を維持することは難しいということ。 「創業は易く守成は難し」を略した言葉。 類義語:「創業守...
- だいたんふてき 大胆不敵 度胸があって敵を少しも恐れないこと。 「大胆」は、度胸があって物事に気後れしないこと。 「不敵」は、恐れを知らず敵を...
- ろうらいはんい 老莱斑衣 親孝行すること。 「老莱」は人名。 「斑衣」はまだらに染めた服。ここでは子供が身につける派手な服を意味する。 楚の国...
- りょうたいさいい 量体裁衣 体の寸法に合わせて布を裁断し衣服を作るという意味。 状況に合わせて、最も現実的な方法を使って処理すること。 「体たい...
- せきしゅくうけん 赤手空拳 武器や道具を持たずに素手で戦うこと。自分の力だけで物事を行うこと。 同義語:「徒手空拳」
- そうじんぼっかく 騒人墨客 詩人、書家、画家などの文芸の道に携わる人。またはそれらの風流を嗜む人。 「騒人」は楚の詩人の屈原のこと。または屈原か...
- ふこくきょうへい 富国強兵 国を豊かにし、軍隊を強くすること。 明治政府が経済の発展と軍事力の強化によって近代的な国家を目指すために掲げた目標。
- ねんこうじょれつ 年功序列 勤続年数や年齢などを重視して、組織内での役職や賃金を決める人事制度。
- じじつむこん 事実無根 証拠もなく、事実であるという根拠がないこと。根も葉もないこと。出鱈目。 「事実」は、実際に起こった事柄。現実に存在す...
- ていしゅかんぱく 亭主関白 家庭の中で夫が妻に支配者のように威張っていること。 「関白」は天皇の補佐をする職の名前で、権力者の喩え。
- かとらくしょ 河図洛書 古代中国の伝説で、黄河と洛水からそれぞれ出現したといわれる神秘的な図で、天地の法則を示しているとされる。 古代中国の...
- せきひんじょせん 赤貧如洗 ひどく貧乏で、何もかも洗い流したように何もないこと。 「赤貧洗うが如し」と読み下す。
- むみむしゅう 無味無臭 味もなければ臭いもしないこと。 まったく面白味がないこと。
- ふうきざいてん 富貴在天 財産や地位などは天の意思で決められたもので、人間の力ではどうにもならないという意味。 「富貴ふうき、天てんに在あり」...
- かくこていしん 革故鼎新 古い習慣や制度などを新しいものに改正すること。 「故きを革め新しきを鼎る」と訓読する。 同義語:「革旧鼎新かいきゅう...
- どうほうどうたく 同袍同沢 苦労を分かち合った親密な友。戦友。 同じ衣服を貸し合って助けあった友人という意味。
- しゃくぜんへいこ 灼然炳乎 非常に明確なこと。 否あらわれる事は二六時中間断なくあらわれているが、かくの如く顕著に灼然炳乎として遠慮なくはあらわ...
- ろうきふくれき 老驥伏櫪 三国志の曹操の詩『歩出夏門行ほしゅつかもんこう』に登場する四字熟語で、「老驥伏櫪、志在千里」と次の句と一緒に詠まれる...
- ちょうかんりたい 張冠李戴 「張の帽子を李にかぶせる」という意味で、相手を間違えること。ちぐはぐなこと。食い違うこと。
- きりゃくじゅうおう 機略縦横 その場の状況に合わせた適切な策略を臨機応変に使い分けること。 別表記:「機知縦横きちじゅうおう」「機智縦横きちじゅう...
- さいしゅうふくしゅう 載舟覆舟 君主を船に、民衆を水に喩えた言葉で、「載舟」は船を浮かべること、「覆舟」は船が転覆することを意味する。 君主は人民に...
- こきゅうもうじゅう 狐裘蒙戎 金持ちや貴族などの上流階級の人が権力を悪用して、国家が乱れること。 「狐裘」は子狐の脇の下にある毛皮で作った高級な皮...
- じじょうちょうしゅ 事情聴取 ある出来事について、人から事情や状況を聞くこと。主として犯罪捜査に関して使われる言葉。
- ろくどうりんね 六道輪廻 六種の世界で生死をくり返すこと。 仏教用語で「六道」は地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上のこと。 六つの世界のどこに...
- しゅくこうやしん 夙興夜寝 朝は早く起き、夜は遅く寝て、毎日仕事に精を出すこと。 「夙」は会意文字で、早朝の月を拝む形を文字化したもの。 「夜寝...
- うおうさおう 右往左往 混乱して、右に行ったり左に行ったりすること。 取り乱して慌てること。
- ごしょうだいじ 後生大事 何かを非常に大切にすること。 もとは仏教用語で、来世の安楽を一途に願って善行を積むこと。 何らかの物事に対して、執着...
- ふくざつたき 複雑多岐 物事などが入り組んでいて、しかも多方面に関わり、全体を把握することが困難なこと。
- なたねづゆ 菜種梅雨 菜の花の咲く三月下旬から四月にかけて連日降り続く小雨。「催花雨さいかう」という別名もある。 和歌において、春の季語と...
- おうほうじゅんし 枉法徇私 法を悪用して、私利私欲を満たすために利用すること。 また、正しい規則を曲げて、わがままに振る舞うことを意味する。 「...
- おうきせつもつ 応機接物 仏教用語で、相手に応じて適切な方法で教育すること。 「機きに応じ物に接す」と訓読みする。
- しでんいっせん 紫電一閃 研ぎ澄まされた刀を振り下ろすときの一瞬の光。 事態が火急であること。 「紫電」は、紫色の稲妻のことで、よく研ぎ澄まさ...
- ちょくげんきょっかん 直言極諫 相手の権力や地位などに遠慮せずに、自身が正しいと思うことを率直に言って諫いさめること。
- しちじゅうにこう 七十二候 古代中国で考案された季節を表す名称。 二十四節気をさらに初候・次候・末候の約5日づつの3つに分けた期間のこと。時代及...