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2025年11月現在4139件の四字熟語を紹介しています。
- しょほうじっそう 諸法実相 仏教用語で、この世界のすべての存在、すべての事象の真実の姿のこと。 「究極の真理」などと言われ用いられる。
- へいさばんり 平沙万里 広大な砂漠のこと。また、砂漠が果てしなく広がっている様子を表す。 「平沙」は平坦で広大な砂原のこと。 「万里」は遥か...
- しんしょうひつばつ 信賞必罰 賞罰を厳格にして、功績があれば必ず賞を与え、罪過があれば必ず罰すること。 晋の君主、文公ぶんこうが臣下の狐偃こえんに...
- しょきせってい 初期設定 ソフトウエアやハードウエアで、ユーザーが何も変更を加えていない出荷時の状態。 または、製品やシステムを初めて使用する...
- おうごんじだい 黄金時代 文化や文明、個人、組織、国家などが最も栄えて最盛期にあった時期のこと。 比喩的に「栄光に満ちた時代」「活気と成果にあ...
- かんこつだったい 換骨奪胎 古いものに新しい創作を加えて再生すること。 「換骨」は、仙人の術で骨を取り換えること。 「奪胎」は、胎児の宿るところ...
- まんこうしゅんい 満腔春意 全身に幸せな気分が満ちていること。 人を祝う言葉。 「満腔」は全身に満ちていること。 「春意」は春のような気分のこと...
- いかんせいじ 衣冠盛事 盛大で格式のある儀式や行事のことや、名門の家に生まれて功績をあげ、その家の盛んな名声を引き継ぐという意味。 主に、礼...
- こうちゅうひつばつ 口誅筆伐 言葉と文章を使って激しく批判すること。
- りゅうせいこうてい 流星光底 流星のように一瞬の間だけ煌きらめく光。 振り下ろした刀が一瞬輝くことを、流れ星の輝きにたとえた言葉。 江戸時代の歴史...
- ぼうんしゅんじゅ 暮雲春樹 遠い地にいる友人を気遣うことを表す。 「渭北春天の樹、江東日暮の雲」 いま私は渭北いほくにいて春の芽吹いた樹木を見な...
- しくはっく 四苦八苦 さんざん苦労すること。 元は仏教用語で、「生」「老」「病」「死」の四苦に、「愛別離苦あいべつりく」「怨憎会苦おんぞう...
- しいかかんげん 詩歌管弦 詩を詠んだり楽器を演奏すること。 または広く文学と音楽のことを指す。 「詩歌」は和歌・俳句・漢詩などの韻文の総称。 ...
- いんじゅんしゅきゅう 因循守旧 古い習慣を守っていて改めようとせず、融通が利かないこと。 古い習慣や制度に固執し、新しいものを受け入れず、改革や進歩...
- こうろんたくせつ 高論卓説 普通の人では考え及ばないような立派な意見や議論のこと。 類義語:「名論卓説めいろんたくせつ」
- せんしばんこう 千思万考 様々に思い巡らすこと。何度も深く考えること。 同義語:「千思万慮」
- もんこかいほう 門戸開放 港や市場を諸外国に開放して経済活動の制限を撤廃すること。 「Open Door Policy」の訳語。
- いちしんきげん 一新紀元 新しい時代の始まり。 古い時代が終わりを告げ、新たな時代が始まる最初の年。
- きりつぼげんじ 桐壺源氏 長編小説の『源氏物語げんじものがたり』を、一念発起して読み始めても、最初の桐壺の巻で飽きて辞めてしまうこと。 努力や...
- いちやだいじん 一夜大尽 急に大金持ちになること。 たとえば、くじに当たったり、突然の成功や遺産相続などで一夜にして地位や財産を手にするような...
- たんせんしんきょう 胆戦心驚 恐怖に震え怯えること。臆病者。 「肝戦き心驚く」と訓読する。
- じんらいふうれつ 迅雷風烈 激しい雷雨のこと。 自体が急激に変わる様子や、非常に素早い行動を指す。 「迅雷」は天地を轟かす激しい雷鳴。 「風烈」...
- けっせきさいばん 欠席裁判 当事者や代理人が不在の状態で行われる裁判。 当人のいない席上で、他者がその人に関することを決めてしまうこと。
- べきらのき 汨羅之鬼 水死した人のこと。溺死人。 古代中国戦国時代。楚その政治家であった屈原くつげんが汨羅べきら(中国湖南省の北東部を流れ...
- ぶつぎそうぜん 物議騒然 ある話題で世の中が騒々しくなること。 「物議」は、世間の噂。世論。 「騒然」は、騒がしい様子。
- くんしかいとく 君子懐徳 人の上に立つものは常に徳を心掛けるという意味。 「君子は徳を懐おもう」と訓読する。
- がくえんとし 学園都市 複数の大学などの教育機関や、研究機関などが集まって形成される計画都市の呼称。 学生や研究者が集中し、教育活動、研究活...
- すいめいちくはく 垂名竹帛 歴史に名を残し後世に伝えること。 または偉大な功績や手柄のこと。 「名を竹帛ちくはくに垂たる」と訓読する。
- がいだせいしゅ 咳唾成珠 口から出た咳や唾でさえも宝石になるという意味。 権力のある人の言葉は、一言一句が珠玉のように尊ばれ、咳や唾まで恐れ敬...
- さんこうごてい 三皇五帝 古代中国神話の伝説上の八人の神々。 誰が名を連ねるかは諸説があるが、概ね以下のとおり。 三皇 伏羲ふくぎ 神農しんの...
- たんかつせんけつ 短褐穿結 貧しい人や卑しい人の服装。 「短褐」は短い荒布でできた着物のこと。 「穿結」は破れていたり、結び合わせて繕ったりして...
- したさきさんずん 舌先三寸 口先だけで誠意のない言葉。また、相手を騙したり言いくるめたりすること。 「舌先」は言葉のこと。 「三寸」は約9cmで...
- ほうもくさいせい 蜂目豺声 「蜂のような目と狼のような声」という意味。 冷酷・非情・凶悪・残忍などの人の性質の喩え。
- こくばつえんよく 克伐怨欲 『論語』で説かれている四つの悪徳。闘争心、自慢、恨み、貧欲のこと。
- こうへいむし 公平無私 自分の利益や感情に左右されず平等なこと。 「公平」はすべてを平等に扱うこと。 「無私」は私利私欲がないこと。 同義語...
- りんうそうせい 霖雨蒼生 人々に恵みを与え、民を苦しみから救うこと。 「霖雨」は長雨のこと。ここでは、喉のどの渇きを癒し植物を生育させる恵みの...
- ぞくぶつこんじょう 俗物根性 利益や名誉など世俗的な価値ばかりを追い求める性格。 無学で、気品や高潔さのない様子。
- さんよくさんくん 三浴三薫 相手を大切に思う心を言い表す言葉。 人を待つ間に何度も体を洗って、香をつけるという意味。 同義語:「三薫三沐さんくん...
- いちおういちらい 一往一来 「あるときは行き、あるときは来る」という意味。行ったり来たりすること。往復。
- だんぱつぶんしん 断髪文身 髪を短く切り、刺青を施すこと。野蛮で低俗な風習。 古代中国の呉越地方一帯の風習。
- いちろうえいいつ 一労永逸 一度苦労すれば、その後は長く恩恵を得られ、安定した生活を送れること。 また、ほんの少しの苦労で多くの安楽が得られるこ...
- せっけんおうたい 接見応対 身分の高い人が公に客人を迎え入れて受け答えすること。 また、面会したときの相手への対応の仕方。 「接見」は特に高い身...
- さんじゅうじりつ 三十而立 三十歳になって自分の道徳観や学識が確立し、思想が固まること。 孔子が自身の生涯を振り返って言った言葉。
- ふかこうりょく 不可抗力 天変地異などのように、人の力では逆らうことができない事態。 また法律用語で、必要と認められる注意や予防などの充分な対...
- てんかそうせい 天下蒼生 すべての人々。天下の人民。 同義語:「天下万民てんかばんみん」「蒼生万民そうせいばんみん」
- うんごうむしゅう 雲合霧集 雲や霧があっという間に立ち込めるように、多くの人や物が一度に集まることを意味する。 「雲合」は雲が一つにまとまって集...
- むみょうじょうや 無明長夜 仏教用語。 多くの人々が煩悩に迷い、悟りを得ることができない理由を、長く続く夜の闇に喩えた言葉。
- いきこうぜん 意気昂然 気持ちが非常に高まって威勢が良い様子を指す。 いかにも誇らしげに振る舞うこと。 自信に満ち溢れた態度や、気力がみなぎ...
- ろうきふくれき 老驥伏櫪 年老いてなお大志を抱き、活躍しようとする気力を持つ様子。 「老驥」は年老いた駿馬。老いた英雄のたとえ。 「伏櫪」は馬...
- なむさんぼう 南無三宝 仏教用語。「三宝」とは仏教で尊ぶ三種の宝で、「仏」「法」「僧」のこと。 三宝に呼びかけて助けを求めること。 突然のア...
- とんていじょうでん 豚蹄穣田 豚のひづめのような些細なものを供えて、豊作を祈るという意味。転じて、少しの謝礼で多くの見返りを期待すること。 「豚蹄...
- ちんかたいたん 枕戈待旦 矛を枕にして寝て、明日を待つという意味で、戦いの準備を怠らないことのたとえ。 「戈ほこを枕まくらにして旦あしたを待つ...
- ずいしゅだんじゃく 随珠弾雀 貴重なものをつまらないことに使うことのたとえ。 または、利益よりも損失が大きい状況のこと。 隋侯ずいこうが傷ついた大...
- ばんこふえき 万古不易 永久に変わらないこと。 「万古」は永遠を意味する。 「不易」は変わらないこと。 同義語:「千歳不易せんざいふえき」「...
- じきしょうそう 時期尚早 あることを行うには、まだ時期が早いこと。 「時期早尚」や「時期早早」と書くのは誤用なので注意。 また「時機尚早」と書...
- たんろのけん 湛盧之剣 古代中国、春秋時代。呉の国王、闔閭こうりょが愛用していたとされる、黒く澄んだ宝剣。 のちに楚の昭王しょうおうのものに...