四字熟語の意味や使い方、類義語・対義語、出典などを紹介しているウェブ辞典です。
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2025年7月現在4054件の四字熟語を紹介しています。
- うそくうかつ 迂疎空闊 回りくどくて実際には役に立たないこと。 または、事情に疎く、知識や理解が不充分で役に立たないこと。 情報や言葉が長々...
- こういききん 縞衣綦巾 地味な服装のこと。また、自分の妻の謙称。 「縞衣」は白い絹の上着。 「綦巾」は薄緑色の絹の布(スカーフや巻きスカート...
- ふうんちょうろ 浮雲朝露 不安定で当てにならないこと。 または物事の儚いことの喩え。
- くばのこころ 狗馬之心 犬や馬のように、養ってもらった恩を忘れずに、仕えて恩返しをすること。 目上の人に対する忠誠心や誠意の謙称。
- しっちかいふく 失地回復 奪われた土地を取り戻すこと。 失われた地位や勢力などを取り戻すこと。
- ききかげき 騏驥過隙 一瞬の儚い出来事のこと。 時の経過が非常に速いことの喩え。 戸の隙間の向こう側を駿馬が走り抜ける、ほんのわずかな時間...
- ぼうようほろう 亡羊補牢 失敗の後に慌てて改善すること。 羊が逃げた後で、その囲いを修繕するという意味で、問題が発生した後でもそれを反省し対策...
- がんさいかいじつ 翫歳愒日 何もしないで怠惰に過ごし、月日を無駄にすること。 「歳を翫び日を愒る」と訓読する。
- きめんぶっしん 鬼面仏心 外見は鬼のように恐ろしいが、優しい仏のような心を持っていること。 また、そのような人。 鬼のように怖そうな顔と、仏の...
- たんかつせんけつ 短褐穿結 貧しい人や卑しい人の服装。 「短褐」は短い荒布でできた着物のこと。 「穿結」は破れていたり、結び合わせて繕ったりして...
- ぶんぼうそうぎゅう 蚊虻走牛 弱小のものでも強大なものを制することができるという喩え。 または些細なことが原因となって大事件や災難を引き起こすこと...
- ぼんのうぼだい 煩悩菩提 仏教用語。煩悩は悟りを得るための障害となるが、人間には必要なものでもあるという教え。 迷いがあるからこそ悟りもあると...
- りょうきばっこ 梁冀跋扈 自分の欲望に捉われて、わがままな振る舞いをすること。 臣下が権力を握り、わが物顔で振る舞うこと。 古代中国、後漢の時...
- うんでいばんり 雲泥万里 天と地が遠く隔たっているほどに、二つのものの差が大きいこと。極端に違うものの喩え。 雲と泥のように、非常に大きな差が...
- かんこつうか 換骨羽化 羽が生えて仙人となること。 「換骨」は、中国の神仙術で、凡骨を換えて仙骨とすること。 「羽化」は、人体に羽を生やして...
- ちょしていき 佇思停機 仏教用語で、思い悩み心の動きを止めてしまうことを意味する。 「佇たたずみて思い、機を停とどむ」と訓読する。
- えいごうかいき 永劫回帰 宇宙の全ての事象が循環的に繰り返され、物事が永遠に同じことの繰り返しであるという考え方を表す。 特にニーチェの哲学に...
- とうりょうかんちゅう 偸梁換柱 兵法三十六計の第二十五計。 敵の布陣の強力な部分の相手を他者に押し付け、自軍の相対的立場を優位にする戦略。 兵法三十...
- しんしゅつきぼつ 神出鬼没 不意に現れたり姿を隠したりして、容易に居所がわからないこと。 「神出」は神が現れること。 「鬼没」は鬼が消えること。
- どうぼうくり 道傍苦李 見捨てられて、見向きもされないものの喩え。 「道傍」は道端のこと。 「苦李」は苦い味の季すもも。 道端の木に苦い季が...
- げんぞくふくしょく 還俗復飾 僧尼になった者が俗人に戻ること。 「還俗」と「復飾」は、僧侶になった者が俗人に戻ることを意味する。出家の対義語。
- しゅういほけつ 拾遺補闕 見逃されている君主の過失や欠点を見つけ出し、それを諫め補うこと。 「遺を拾い闕を補う」と読み下す。
- むなさきさんずん 胸先三寸 心の中のこと。 表には出さない感情や思考などを意味する。 本来は「胸三寸むねさんずん」という語だが、「舌先三寸」と混...
- なんこうじんちゅう 軟紅塵中 賑やかな繁華街の様子。華やかな都会の雑踏の形容。 別表記:「輭紅塵中」
- せっちゅうしょうはく 雪中松柏 寒さの厳しい雪の中でも松や柏は緑の葉の色を変えないことから、志が固いことの喩え。
- こんにゃくもんどう 蒟蒻問答 話が噛み合っていない的外れな会話。 寺の住職の代理をする羽目になった蒟蒻屋の主人が、旅の僧に禅問答を仕掛けられた。蒟...
- にんさんばけしち 人三化七 容姿が不細工なこと。 特に女性に対して蔑んで使う言葉。 三割は人間、残りの七割は化け物に見えるという意味から。
- こうかてきめん 効果覿面 結果や効き目がすぐに現れること。
- かいぶつせいむ 開物成務 様々なことを開発し、事業を成し遂げること。開成。 易経において、人々の能力を完全に引き出して、本来の役目を果たせるよ...
- ししるいるい 死屍累累 数多くの死体が折り重なって転がっている様子。 ある事業などがうまくいかず、数多くの関係者に被害が生じていること。
- かんちゅうきてん 管中窺天 見識や視野が極めて狭いことの喩え。 細い管を覗いて天を見るという意味。 「管中かんちゅうより天を窺うかがう」と訓読す...
- いっぽんぢょうし 一本調子 物事のやり方や調子が最初から最後まで変わらず、単調であること。 音楽や文章、話し方などについて、同じような調子が続い...
- じゆうぼうえき 自由貿易 関税など国家の介入や干渉を設けずに、取り引きする者同士が自由に行う貿易。
- しようせきも 支葉碩茂 本家も分家も共に、一族すべてが栄えること。 「支葉」は枝葉のこと。一族や子孫の喩え。 「碩茂」は大きく繁栄すること。...
- りゅうほうこうせい 流芳後世 良い評判や名声を後世まで残すこと。 流芳は花が流れるように、良い評判や名声が続くこと。 後世は次の世代。 「芳ほうを...
- しょうしんかんぜつ 焦唇乾舌 唇が焦げ、舌が乾くという意味で、唇や舌が乾くほどに苦労することを表す。 また大いに言い争うことの喩えにも用いる。 「...
- うごしゅんじゅん 雨後春筍 雨が降った後に沢山生え出る筍たけのこのように数が多いこと。 何かが次々と勢いよく現れることを意味する。 同じような事...
- ししふんじん 獅子奮迅 奮い立って猛烈な勢いで活動すること。
- いざんぞうかい 移山造海 山や海などを動かしてしまうほどの大きな力。 また、巨大な力で自然を作り変えること。 「山を移して海を造る」という言葉...
- はくびさいりょう 白眉最良 三国志の時代。馬氏の五人兄弟は皆揃って優秀だったが、その中でも眉毛の白い「馬良ばりょう」が一番優れていたという。 こ...
- さんこうやそく 山肴野蔌 山野で採れる野菜や肉など。山の幸、野の幸。
- しめんそか 四面楚歌 周囲が敵や反対者ばかりで、味方がいないこと。 孤立した状態の喩え。 楚その国の項羽こううが、宿敵の漢の国の劉邦りゅう...
- まんりょうぶげん 万両分限 何万両もの財産を持っている富豪。大金持ち。
- たぞうこうぼう 多蔵厚亡 欲の深い人は財産だけに固執するために、最終的には人間関係だけではなく財産も全て失うという戒めの言葉。 「多蔵」は多く...
- ないへいがいせい 内平外成 国内がよく治まっており、外交も特に問題がなく、とても平和な状態のこと。 「内うち平たいらかに外そと成なる」と訓読する...
- ばんぶついちば 万物一馬 この世に存在するあらゆるものは、すべて同一のものであるということの喩え。
- ぼうじせいちゅう 旁時掣肘 他人の仕事に横から口を出して邪魔すること。 「旁らより時に掣肘す」と訓読する。
- せんてんいじょう 旋転囲繞 ぐるぐると回りながら相手を取り囲むこと。 「旋転」はぐるぐる回ること。 「囲繞」は取り囲むこと。
- ひゃくはちぼんのう 百八煩悩 人間の迷いの原因となるすべての欲望のこと。 人間の感覚を司る「眼・耳・鼻・舌・身・意」の六根に、「色・声・香・味・触...
- しょうぼくりんじょ 昭穆倫序 祖先を祀っている廟の霊位の席次の定められた序列のこと。
- こうりゅううんう 蛟竜雲雨 英雄や豪傑が、機会を捉えて才能を発揮し、世に出ること。 「蛟竜雲雨を得えば、終ついに池中ちちゅうの物に非あらず」を略...
- じゅたいこくち 受胎告知 キリスト教の聖典に描かれているエピソードの一つ。 天使ガブリエルが聖母マリアの元に降臨し、キリストを身篭ったことを告...
- いちいこうく 一意攻苦 心を打ち込んで、苦しみを乗り越えて努力すること。 一つの目標に集中し、ひたすら努力すること。 「一意」は一途いちずに...
- いんぺいこうさく 隠蔽工作 真実を隠す目的で、密かに様々な根回しを行うこと。 何かを隠すために行う不正な活動や操作のこと。 証拠の隠滅、証人を口...