四字熟語の意味や使い方、類義語・対義語、出典などを紹介しているウェブ辞典です。
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2025年4月現在4051件の四字熟語を紹介しています。
- みょうしゅかいしゅん 妙手回春 手を触れるだけで病が治るような、敏腕の医師の喩え。 医師の力で病気が良くなること。
- しょうしんよくよく 小心翼翼 気が小さくいつもびくびくしている様子。 細かいことにも配慮し慎み深くすること。
- ふきどくりつ 不羈独立 他から制約や束縛をされること無く、自分の思いに従って自由に活動すること。 「不羈」は自由奔放で束縛できないことを意味...
- どくりつじそん 独立自尊 他人の言動に惑わされず、自分自身に誇りをもって自力で生きること。
- くんしばんねん 君子万年 高潔な人格者は長く生きるという意味。 長寿を祈願する言葉。
- ぜんていばんり 前程万里 これから先の目的地までの道のりが遠く長いこと。 また、将来に大きな可能性が広がっていること。
- れいたんむじょう 冷淡無情 同情する心がないこと。 非常に冷たい態度で、他人の痛みや苦しみに対して思いやりを示さないこと。 「冷淡」も「無情」も...
- うんちゅうはっかく 雲中白鶴 雲間を優雅に飛翔する白鶴の姿から、品性が優れ、気高く高尚な人物や婦人を指す四字熟語である。 世俗的な欲望や利害を超越...
- あんこうそえい 暗香疎影 静かで控えめな美しさや、控えめに漂う香りとその影を表現する成語である。 どこからともなく漂いくる花の香りと月光などに...
- かいちょうさんじゃく 喙長三尺 喙くちばしの長さが三尺もあるという意味で、口が達者なことの喩え。
- むりなんだい 無理難題 実現が不可能な要求。解決するのが難しい問題。理屈に合わない無理な注文。
- たきぼうよう 多岐亡羊 分かれ道が多いため逃げた羊を見失うように、方針が多すぎて選択に戸惑うことの喩え。 「岐き多おおくして羊ひつじを亡うし...
- おうほうじゅんし 枉法徇私 法を悪用して、私利私欲を満たすために利用すること。 また、正しい規則を曲げて、わがままに振る舞うことを意味する。 「...
- ねはんじゃくじょう 涅槃寂静 仏教用語で、煩悩の炎の吹き消された悟りの世界は、静やかな安らぎの境地であるということを指す。 大乗仏教で主張されてい...
- どんげいちげん 曇華一現 「曇華」は優曇華うどんげまたは優曇波羅華うどんはらげという想像上の花のことで、仏が現れるときなど、三千年に一度だけ花...
- きんせんだっかく 金蝉脱殻 兵法三十六計の第二十一計。 「金蝉、殻を脱す」と読み下す。 蝉が抜け殻を残して飛び去るように、あたかも現在地に留まっ...
- ひっぷひっぷ 匹夫匹婦 身分の低い凡庸な男女のこと。 教養のない平凡な者。社会的地位が低い男女、際立って優れているところのない、ありふれた男...
- ないそがいしん 内疎外親 内心では嫌っていながら、表面上は親しげにすること。 「内疎」は内心で嫌っていること。 「外親」は親しいように見せかけ...
- さんせんそうもく 山川草木 自然界の景色や植物の総称。
- とくいまんめん 得意満面 思いどおりになって、誇らしげな様子が顔いっぱいに表れること。
- にんじょうずもう 人情相撲 対戦相手の苦しい事情に同情して、わざと負けること。全力を出さずに勝ちを譲ること。一人八百長ひとりやおちょう。
- さらそうじゅ 沙羅双樹 釈迦が入滅したときに、その傍らに二本ずつあったという沙羅の木のこと。 「沙羅」は植物の名で、「双樹」は二本の木を意味...
- てんがいこどく 天涯孤独 血縁者や婚姻関係にある人がいないこと。 または異郷にただ独りで暮らすこと。
- きゃっかしょうこ 脚下照顧 禅宗の言葉。自分の足元をよく見ろという教訓。 己の過去の言動などを見つめ直し、よく考えるべきであるという自己反省を促...
- きみょうちょうらい 帰命頂礼 地に頭をつけて礼拝し、深く帰依の情をあらわすこと。仏に対して心から帰依すること。
- きんらんどんす 金襴緞子 贅沢で高価な美しい織物。 「金襴」は、金糸や金箔を用いて柄を織り出した黄金に輝く最高級の織物。 「緞子」は、光沢があ...
- ほうがんびいき 判官贔屓 弱者や敗者に対して同情して味方になること。 ここでいう「判官」は源義経のこと。 古典芸能の世界では「源」を付けずに「...
- だんあくしゅぜん 断悪修善 悪い行いを断ち、善い行いをすること。 すべての煩悩を捨て去るという誓い。仏道に励むこと。
- がんれんだりつ 頑廉懦立 立派な人物から良い影響を受けると、頑固で欲張りな者も改心して私欲がなくなり、だらしない臆病者も勇気を奮い起こすという...
- むにむさん 無二無三 ただ一つしかなく、それに代わるものがないこと。 もとは仏教用語で、仏になる道は一つだけで、ほかに道はないという意味。
- こうしょうきょくく 鉤章棘句 非常に読みにくい文章、または奇怪で難しい文章のこと。 「鉤章」は読みにくい文章を釣り針に喩えた言葉。 「棘句」はいば...
- ほくとしちせい 北斗七星 大熊座の一部を構成する七つの星のこと。 「斗」は柄杓ひしゃくのことで、星座の形から、歴史上の様々な文明で柄杓やスプー...
- こうむしそく 黄霧四塞 黄色い霧が四方に満ちること。古代中国では天下が乱れる兆しとされていた。
- ごうんかいくう 五薀皆空 仏教用語で、人という存在は「五蘊」の集まりから構成されるもので、それらはすべて実体がなく、空であるということ。 「五...
- めんぺきくねん 面壁九年 長年に渡って一心不乱に努力すること。 達磨大師だるまたいしが、中国の嵩山すうざんにある少林寺に籠り、九年間も壁に向か...
- ほうしょくしゅうじつ 飽食終日 一日中、食べてばかりで、他は何もせずに過ごすこと。 「飽食」は飽きるほど食べること。 「終日」は一日中。朝から晩まで...
- ききゅうそんぼう 危急存亡 危険が迫り、生きるか死ぬかの瀬戸際にある状態。 「危急」は、危険な状態が迫ること。 「存亡」は、生き残るか滅びるかと...
- ふきょうわおん 不協和音 二つ以上の音が同時に出されたとき、全体が調和しないで不快な感じを与える和音。 音楽以外でも調和が乱れた状態や不安定な...
- ばしごじょう 馬氏五常 兄弟が皆揃って優秀なことを表す言葉。 三国志に描かれている故事が由来。 馬氏ばしの五人兄弟は、いずれも字あざなの中に...
- こいちみょうさん 挙一明三 「一」を挙げれば、ただちに「三」を理解すること。一を聞いて十を知る。 賢く理解力が非常に優れていることの喩え。 「一...
- かきいんしん 夏癸殷辛 古代中国。夏王朝の桀王かおうと殷王朝の紂王ちゅうおうのこと。 暴君の喩え。
- きょうげべつでん 教外別伝 禅宗の言葉。 仏の教えは、言葉や文字で伝えられるものではなく、心から心へと伝えるものであるということ。
- ぐんゆうかっきょ 群雄割拠 多くの実力者が各地でそれぞれに勢力をふるい、対立しあうこと。 戦国時代に多くの英雄が各地に本拠を構え、対立していたこ...
- れっせいいでん 劣性遺伝 有性生殖の遺伝に関する現象。 父と母からそれぞれ受け継いだ2つの遺伝子のうち、両方に異常があると発症する遺伝形式。 ...
- むいむかん 無位無冠 重要な地位や役職に就いていないこと。 「無位」と「無冠」は、どちらも役職や地位、身分がないことを意味する。 別表記:...
- ほういせんたい 縫衣浅帯 袖の下から両腋を縫い合わせた服と広い帯のことで、儒者、学者、文人を意味する。
- じゅうぜんじゅうび 十全十美 完全で欠点が無いこと。 必要な要素がすべてが揃って非の打ち所がないこと。
- げんかんこうたつ 阮簡曠達 心が広く人柄がおおらかなこと。 『阮簡』は人名。古代中国の晋の時代に活躍したとされる竹林七賢の一人『阮咸』の甥。 『...
- ゆいまいちもく 維摩一黙 雄弁よりも沈黙のほうが勝っているということ。 維摩は維摩(ゆいま)という仏教の人物。 一黙は一回静かにすること、黙っ...
- ぐんりゅうむしゅ 群竜無首 素晴らしい人材が多くいるのに、統率できる者がいないために、物事がうまく運ばないことの喩え。 「群竜、首無し」と訓読す...
- ぞくれいかつう 鏃礪括羽 知識に磨きをかけて、世の役に立つ有能な人材になること。 「鏃やじりを礪みがき、羽を括くくる」と訓読する。
- ぶりょうとうげん 武陵桃源 架空の国「桃源」のこと。 俗世間からかけ離れた平和で理想的な別天地。 武陵の漁夫が道に迷い、桃林の奥に秦の戦乱を避け...
- いちげんこじ 一言居士 何事にも一言口出しをしなければ気が済まない人。 どんなことにも必ず自分の意見やコメントを言わないと気が済まない人を指...
- いっかだんらん 一家団欒 家族が集まり、仲良く楽しい時間を過ごすこと。 特に、和やかな雰囲気の中で家族全員が一緒に過ごし、心温まる時間を共有す...