四字熟語の意味や使い方、類義語・対義語、出典などを紹介しているウェブ辞典です。
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2024年7月現在4040件の四字熟語を紹介しています。
- めいさつしゅうごう 明察秋毫 些細なことも見逃さない鋭い眼力。 「秋毫」は秋になって抜け変わる獣の毛のことで、その細い毛さえも見分けることができる...
- へいこうかんかく 平衡感覚 身体の位置や姿勢・動作などの変化を感知する感覚。 三半規管から神経(平衡神経)を通じて脳に伝えられる。
- はちめんろっぴ 八面六臂 八つの顔と六つの臂という意味。転じて、一人で何人分もの働きをすること。多方面で目覚ましい活躍をすること。 元々は阿修...
- まろうしれい 磨礱砥礪 知らず知らずのうちに物が磨り減ってしまうこと。 「磨礱」は研ぎ磨くことを、「砥」と「礪」はどちらも砥石を表す。 呉王...
- しんたいはっぷ 身体髪膚 肉体と髪と皮膚、すなわち、人間の身体のこと。全身。
- かいかんへきとう 開巻劈頭 物語のはじまりのこと。巻頭。 「開巻」は書物の初めの部分。「劈頭」は物事が始まった最初のことを意味する。
- しゅんぷうしゅうう 春風秋雨 春の風が吹いて、秋の雨が降るまでの長い年月のこと。
- ふんぜんざつぜん 紛然雑然 物事がまとまりなく入り乱れていること。 同義語:「雑然紛然ざつぜんふんぜん」
- いんだらもう 因陀羅網 須弥山しゅみせんの頂上に住むという神「インドラ」の宮殿を飾る網。 網の結び目には宝玉がつけられ、その表面は鏡のように...
- たいぎめっしん 大義滅親 君主や国家に報いるためには、親兄弟の情をも顧かえりみないということ。 『大義たいぎ親しんを滅めっす』と訓読する。
- しょうつきめいにち 祥月命日 ある人が死亡した日を命日と呼び、一周忌以降の、毎年巡ってくるその命日と同じ月日のことを祥月命日という。
- もんぜんせいし 門前成市 門の前にたくさんの人が集まり市場のようになっているな状況。 名声や権力があって人の出入りの多いことの喩え。 「門前も...
- しかくごうま 四角号碼 漢字の検索方式のひとつ。 漢字の四隅に、その形によってナンバーをつけ、4けたの数字で示す検字法。 部首・画数・筆順・...
- ひりゅうじょううん 飛竜乗雲 竜が雲に乗って颯爽と現れること。転じて、能力を発揮する機会を得て英雄が世に出ることの喩え。 「乗雲」は、時代の流れに...
- いぼうしゅじん 以貌取人 人の能力や言動を考慮しないで、容貌だけを見て人を採用すること。顔つきで人を判断すること。
- ふくすいなんしゅう 覆水難収 一度別れた夫婦の仲は元には戻らないことの喩え。 「覆水収め難し」と訓読する。
- ぎゅうとうかっけい 牛刀割鶏 牛を解体するための大きな包丁で鶏を捌くことを意味する。 取るに足りない些細なことに、大袈裟な方法で対処することの喩え...
- みつうんふう 密雲不雨 前兆があるのに、依然として物事が変わらないこと。 「密雲」とは密集した雲のことで雨雲を指し、「不雨」は雨が降っていな...
- そうもくかいへい 草木皆兵 相手の勢いなどに恐れるあまり、錯覚して草や木まですべて敵兵に見えるという意味。 転じて、些細なことに怯えて恐れること...
- わこうどうじん 和光同塵 賢人が、自分の才能や知恵を隠して、俗世間に調子を合わせること。 「和光」は光を和らげること。 「同塵」は俗塵に混じる...
- はいすいのじん 背水之陣 切羽詰まっていて、もう一歩も後には引けないぎりぎりの状況。また、そうした状況に身を置いて必死に物事に取り組むこと。 ...
- えんぼういんぷく 怨望隠伏 不平不満や恨み嫉みを包み隠し、表面に出さないこと。 「怨望」は恨みや嫉みのこと。 「隠伏」は人目を避けて隠れているこ...
- うりんれいきょく 雨霖鈴曲 亡き妻を偲ぶ曲。 玄宗皇帝が楊貴妃の死を悼み悲しんで作った楽曲の名前。 唐の玄宗は、安史の乱のときに都から蜀の地に逃...
- らんりかくさん 乱離拡散 世の中が戦争などで動乱状態に陥って、人々が離れ離れになってしまうこと。
- はんりょうふき 攀竜附驥 優秀な人物に仕えることで自分も出世すること。 「竜に攀よじ驥に附つく」と読み下す。
- いろどうき 異路同帰 異なった方法でも、同じ結果になること。 本来は「違う道を通っても同じ場所に到着する」という意味。 「路みちを異ことに...
- かいげんせつりゅう 開源節流 財源を開拓して収入を増やし、支出を抑える健全財政のこと。 「開源」は水源を開発すること、「節流」は水の流れの量を調節...
- うよきょくせつ 紆余曲折 道や川などが曲がりくねっている様子。 事情が込み入ってきて変化が著しいこと。
- だそうきょうだ 打草驚蛇 兵法三十六計の第十三計。 「草を打って蛇を驚かす」と読み下す。 状況が分らない場合は偵察を出し、反応を探ること。 兵...
- どくぐしょうしん 独具匠心 詩文や音楽などの芸術物に独創的なアイデアや工夫が凝らされていること。
- がっしょうれんこう 合従連衡 そのときの利害に応じて、結びついたり離れたりする政策。 「従」は「縦(南北)」で「合従」は「南北の同盟」、「衡」は「...
- けいめいくとう 鶏鳴狗盗 古代中国の斉の孟嘗君が秦の昭王に幽閉された時、盗人や鶏の鳴き真似のうまい食客の働きで逃れたという故事から。 犬のよう...
- かいいんどうよく 誨婬導欲 性欲を刺激して欲望の世界へと導くこと。 「誨淫」は性的に乱らなことを教えること。 「導欲」は欲望を刺激すること。 「...
- しょうじんかんきょ 小人閑居 つまらない人間が暇を持て余していると、ろくなことをしないという意味。 「小人閑居して不善を為す」を略した言葉。
- りょうぎんこしょう 竜吟虎嘯 同じ考えを持った者同士は互いに通じ合うという意味。 また、歌声や楽器の音色が、あたかも竜や虎の咆哮のように響き渡る様...
- そうしゅくそうひ 双宿双飛 つがいの鳥が一緒に住み、一緒に飛ぶという意味。 夫婦の仲が良いことの喩え。
- はいぶつきしゃく 廃仏毀釈 仏教を排斥すること。 僧尼など出家者や寺院が受けていた特権を廃することを指す。
- あさせあだなみ 浅瀬仇波 思慮が浅い人は、気にする必要がないどんな小さな出来事でも大騒ぎすることのたとえ。 深い淵より浅瀬のほうが激しく波が起...
- えんじゃくこうこく 燕雀鴻鵠 普通の人には偉大な人の心の内が理解できないことの喩え。 ツバメやスズメのような小さな鳥には、オオトリやコウノトリのよ...
- ようしろうほ 鷹視狼歩 欲深く残忍な人物の形容。 「鷹視」は鷹のように鋭い目つき。「狼歩」は狼のように獲物を求める歩き方を意味する。
- そしたいよう 麤枝大葉 細かい規則にこだわらず、自由に書いた文章のこと。 「麤枝」はまばらで大きな枝。「大葉」は大きな木の葉のこと。 別表記...
- じつげつゆまい 日月逾邁 瞬く間に月日が過ぎ去ること。 または驚くほど早く年老いてゆくこと。 古代中国。秦の王『繆公』が「私の心の憂いとなって...
- ぶりょうとうげん 武陵桃源 架空の国「桃源」のこと。 俗世間からかけ離れた平和で理想的な別天地。 武陵の漁夫が道に迷い、桃林の奥に秦の戦乱を避け...
- ふんきんしゃかく 焚琴煮鶴 殺風景であること。風流を理解する心を持っていないこと。 琴に火をつけて燃やし、鶴を捕らえて煮るという意味。 「琴こと...
- もんぎゅうちば 問牛知馬 直接関係のない話から始めて、相手の隠している情報を巧みに誘導し聞き出すこと。誘導尋問。 「牛を問うて馬を知る」と読み...
- ぐびじんそう 虞美人草 ヒナゲシの異名。 古代中国。楚国の武将「項羽こうう」には「虞姫ぐひ」という美しい愛人がいた。 敵対している漢国が楚国...
- じょういとうごう 情意投合 お互いの意志や気持ちがぴったりと通じ合うこと。 「情意」は感情と意志。または心のこと。 「投合」はぴったり合うこと。
- せいきょうぶんり 政教分離 政治と宗教は分離されるべきであるという考え方。 宗教団体が政治に介入しない、また、政府が特定の宗教団体や個人の信仰に...
- ひはつさじん 被髪左衽 野蛮な風俗のこと。 「被髪」は束ねずに乱れた髪の毛。 「左衽」は着物を左前にして着ることで、普通とは逆に着るという意...
- てんいむほう 天衣無縫 天女の衣には縫い目がまったくないことから、文章や詩歌が自然に作られていて完全無欠なこと。 物事に技巧などの形跡がない...
- いたいふかい 衣帯不解 一つの物事に不眠不休で集中すること。 衣服を着替えることもせず、熱中して取り組むこと。 「衣帯いたいを解かず」と訓読...
- じんごんちくご 尋言逐語 仏教用語。経典の文字や言葉の解釈にこだわり、本質を理解できていないこと。 「言を尋ね語を逐う」と訓読する。
- わふうさいう 和風細雨 穏やかに吹く風と、静かにしとしとと降る細かい雨のこと。 転じて、人の過ちや欠点を改めるのに、柔軟な態度や方法で臨むこ...
- たんろのけん 湛盧之剣 古代中国、春秋時代。呉の国王、闔閭こうりょが愛用していたとされる、黒く澄んだ宝剣。 のちに楚の昭王しょうおうのものに...