一寸法師とは

日本の昔話に登場する小さな勇敢な少年の名前。
体は一寸(約3cm)ほどの小ささだが、知恵と勇気で困難に立ち向かい、最終的には大きな成功を収める。
転じて、「体が小さくても大きな志を持ち、努力次第で成功できる」という教訓を含む。

現実の世界には見られない背の低い人。
または背の低い人をあざけって言う語。小人こびと

『御伽草子』の物語のひとつ。
背丈一寸ほどの小さな男が鬼を退治し、鬼が落とした小槌を振って大きくなり出世する物語。

例文

・昔話の一寸法師のように、小さくても勇気があれば大きなことを成し遂げられる。
・彼は体は小さいが、一寸法師のような強い意志を持っている。
・会社の新人は、一寸法師のように小柄だが、仕事ぶりは誰にも負けない。
・どんなに小さな存在でも、一寸法師の物語が教えるように努力すれば道は開ける。

四字熟語 一寸法師
読み いっすんぼうし
英訳 The Little One-Inch Samurai.
A tiny hero with a big heart.
類義語
使用漢字
最終更新日:2025年1月31日