「そ行」の四字熟語 五十音順
「そ」から始まる四字熟語:86件
- そいそしょく 粗衣粗食 「粗末な衣服」と「粗末な食事」という意味で、質素で貧しい暮らしの形容。
- そういくふう 創意工夫 今まで誰も試したことがない独創的な方法や手段を考え出すこと。 「創意」は、新しい思いつきのこと。 「工夫」は、あれこ...
- そうえんふうじゅう 草偃風従 草が風になびいて従うように、政治家が善政を行えば、国民は自然とつき従うようになる、という意味。 「草のごとくに偃し、...
- そうかいいしゅ 滄海遺珠 まだ世間に知られていない有能な人材のこと。 「滄海」は、青々とした広い海。 「遺珠」は、取り残した真珠のこと。世間か...
- そうかいいちぞく 滄海一粟 大海の中にある一粒の粟のことで、広大な領域の中にあるごく小さなものの喩え。 特に、広大な宇宙に比べて人間の存在は小さ...
- そうかいそうでん 滄海桑田 大海が桑畑に変わるように、世の中の変化が激しいこと。 「滄海変じて桑田となる」と訓読する。 別表記:「桑田滄海そうで...
- そうかのいぬ 喪家之狗 ひどく疲れて元気が無い人のこと。 喪中の家では悲しみのあまり犬に餌をやることも忘れてしまい、犬が痩せ衰えてしまうとい...
- そうかんぼくじょう 桑間濮上 男女の色恋沙汰を詠った音楽。 現代では当たり前の恋愛をテーマにした歌でも、古代中国の儒教思想では「淫乱・淫靡」なもの...
- そうがらんま 僧伽藍摩 インドでの本来の意味は僧侶たちが修行する園林のこと。 日本と中国では寺院の中の建物の総称をいう。 通常は略して「伽藍...
- そうぎょうしゅせい 創業守成 創業するのは簡単だが事業を維持することは難しいということ。 「創業は易く守成は難し」を略した言葉。 類義語:「創業守...
- そうこうのつま 糟糠之妻 貧しい生活をして、共に苦労をしてきた妻のこと。 「糟糠」は酒かすと米ぬかのことで、貧しい食事の形容。 古代中国、後漢...
- そうこうろしゅく 草行露宿 草の生い茂った険しい場所をかき分けて野宿するという意味で、非常に苦しい旅をすること。 また、旅の行程が厳しく切羽詰っ...
- そうこげいしん 送故迎新 前任者を見送り、後任者を迎えること。 「故ふるきを送おくり新あたらしきを迎むかう」と訓読する。
- そうこつきゅうがい. 痩骨窮骸 年老いて衰え、骨と皮ばかりになった体のこと。 「痩骨」と「窮骸」はどちらも細くなって衰弱した肉体を意味する。
- そうこのし 操觚之士 文章を書くことを生業にしている人のこと。 「觚」は、紙がなかった時代の中国で、文字を書くのに使った木札のこと。 「操...
- そうこほうし 桑弧蓬矢 桑くわでできた弓と、蓬よもぎでできた矢のこと。 男子が志を立てることの喩えとして用いられる。 古代中国では、男児が生...
- そうこんぼくひ 草根木皮 漢方薬で用いられる原料。 または食糧飢饉で草の根や木の皮のような食糧しかないこと。
- そうごいぞん 相互依存 お互いに相手がいなければ物事が成り立たないような状況。相互に依存している状況。
- そうごふじょ 相互扶助 社会や組織の構成員同士が互いに助け合うこと。互助ごじょ。 ロシアの思想家「クロポトキン」が提唱した理論。
- そうしこうにく 走尸行肉 生きていても役に立たない人。また、そのような人を侮蔑するときに使う言葉。 走る屍骸と歩く肉塊という意味。
- そうしそうあい 相思相愛 男女が互いに慕い合い、愛し合っていること。 本来は「相思」は相手を一方的に慕うことで「相愛」は相手を一方的に愛するこ...
- そうしゅうむちょう 荘周夢蝶 夢と現実の区別がはっきりとしないこと。 「荘周」は道教の始祖の一人とされる「荘子」の別名。 荘子が胡蝶になって空を自...
- そうしゅくそうひ 双宿双飛 つがいの鳥が一緒に住み、一緒に飛ぶという意味。 夫婦の仲が良いことの喩え。
- そうしんあんき 蚤寝晏起 夜は早く寝て朝は遅く起きること。 赤子や幼児の様子の喩え。 「蚤はやく寝いね晏おそく起おく」と訓読する。
- そうしんわいく 痩身矮躯 体が痩せていて身長が低いこと。貧相な体つきという意味で用いられる。 「痩身」は痩せていること。 「矮躯」は身長が低い...
- そうじょうこうか 相乗効果 二つ以上の要因が同時に働いて、単体で得られる以上の結果を上げること。
- そうじょうのじん 宋襄之仁 必要のない情けをかけること。 無用の仁義を通すことで、かえってひどい目にあうこと。 「宋襄」は中国春秋時代の宋国の王...
- そうじんぼっかく 騒人墨客 詩人、書家、画家などの文芸の道に携わる人。またはそれらの風流を嗜む人。 「騒人」は楚の詩人の屈原のこと。または屈原か...
- そうせきちんりゅう 漱石枕流 負け惜しみの強いこと。 ひどく無理矢理な屁理屈のこと。 「石に漱くちすすぎ流れに枕まくらす」と訓読する。 古代中国、...
- そうそくふり 相即不離 非常に密接で切り離すことができない関係のこと。 「相即」は仏教用語で、二つの事象が溶け合って差別なく一体となること。...
- そうとうてんし 草頭天子 強盗団の首領。 「草頭」は草頭露の略で、草葉の先の露。はかなく、長続きしないことの喩え。 「天子」は頭領をからかって...
- そうどちゅうびゅう 桑土綢繆 「鳥は雨が降る前に桑の根で巣の穴を塞ぐ」という意味。 転じて、前もって準備をして災害を防ぐこと。 同じ意味で「綢繆未...
- そうはつふうはく 束髪封帛 妻が堅く貞操を守り続けること。 「賈直言かんちょくげん」はある事件に関わっていたとして、嶺南に左遷されることになった...
- そうばかんか 走馬看花 物事の表面だけを見て、本質を理解するまで至らないこと。 うわべの理解だけで満足していること。 「馬を走らせて花を看み...
- そうぼうきげん 草茅危言 国民が政権を厳しく批判する声のこと。 「草茅」は、草と茅ちがや。草むらの意味から転じて、在野や民間のこと。 「危言」...
- そうぼとうちょ 曾母投杼 誤った噂話でも、多くの人が口にすれば誰もが信じるようになることの喩え。 「曾母、杼を投ず」と訓読する。 親孝行で知ら...
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