走馬看花とは

物事の表面だけを見て、本質を理解するまで至らないこと。
うわべの理解だけで満足していること。

「馬を走らせて花をる」と訓読する。

古代中国の唐の時代に、孟郊が詠んだ詩の一節。
科挙(官吏登用試験)に合格したことを喜んで馬を走らせ、得意げに都の花を見て回ったが、馬に乗りながら花を見ても、花のことは理解できないという意味。

四字熟語 走馬看花
読み そうばかんか
出典 孟郊『登科後』
使用漢字