雲泥万里とは

天と地が遠く隔たっているほどに、二つのものの差が大きいこと。極端に違うものの喩え。
雲と泥のように、非常に大きな差があることを強調する四字熟語であり、特にその差が遠く感じられるほどの違いがあることを意味する。
「万里」とは非常に遠い距離を表し、この表現は雲と泥の差がまるで天と地ほど広がっていることを示唆するもの。
二者の間に計り知れないほどの差があり、その差が非常に大きいことを強調する際に使用される。

「雲」は空に浮かぶ雲、高くて清らかで優れたものの象徴。
「泥」は泥、低くて汚れたもの、質が悪いものを象徴する。
「万里」は非常に長い距離、遠く離れた場所を意味する。

例文

・彼の学歴と彼女の学歴は雲泥万里の差がある。
・その二つの映画は、評価に雲泥万里の差がついている。
・雲泥万里の違いがあるにも関わらず、二人は互いに良い友達であり続けた。
・雲泥万里の格差が、彼の成功をさらに際立たせている。

四字熟語 雲泥万里
読み うんでいばんり
出典 『後漢書』矯心伝
英訳 A difference as vast as the clouds and mud, spanning thousands of miles
類義語
対義語
使用漢字
最終更新日:2025年2月12日