月宮天子とは

元はバラモン教の神であったが後に仏教に取り入れられた。仏法守護の十二天の一人。

月を神格化した神で、月輪の月宮殿に座して世界を照らすとされる。
また多くの天女をかたわらにはべらし、欲望の限りを尽くし、その寿命は500歳を超えるといわれる。

正しくは「月天子」で、密教では略称の「月天」と呼ばれる。他に「名月天子」「又宝吉祥天子」などの異名もある。

四字熟語 月宮天子
読み がっくうてんし
使用漢字