怨徹骨髄とは

人を恨む気持ちが骨の髄まで染み込むほど強く、深い恨みを抱くことを意味する。
えん」は恨み、「てつ」は貫くこと、「骨髄こつずい」は骨の中のずいを指す。
単なる怒りや不満ではなく、長く続き、忘れることのできない強烈な怨みを表す言葉である。
うら骨髄こつずいてっす」と訓読する。

例文

・長年の裏切りを受けた彼の心には、怨徹骨髄の念が消えることはなかった。
・祖国を追われた人々の怒りと悲しみは、怨徹骨髄の感情として受け継がれていった。
・彼の成功を妬んで足を引っ張る者が多かったが、怨徹骨髄の報復を受けることになった。
・何十年経っても、彼女は過去の仕打ちを忘れることができず、怨徹骨髄の思いを抱いていた。

四字熟語 怨徹骨髄
読み えんてつこつずい
英訳 Resentment
Hatred that penetrates to the very marrow.
使用漢字
最終更新日:2025年3月3日