夷険一節とは
現在の状況や未来の運命が、平穏で楽しいものであろうと、また険しく厳しいものであろうと、節操を変えず信念を貫き通すこと。
夷:平坦な道や順調な状況を表す。
険:険しい道や困難な状況を表す。
一節:「一貫して節を守る」という意味で、信念や志を曲げないことを指す。
順境でも逆境でも、志を変えず、一貫した節操を保つという意味。
どんな状況でも、自分の信念や品位を守る強さを表している。
例文
・夷険一節の思いで禁酒した父からビール腹がなくなった。
・彼はどんな試練にも屈せず、夷険一節の精神で目標を達成した。
・偉人たちは、夷険一節の姿勢を貫き、人々の尊敬を集めた。
・成功と失敗を経験しながらも、彼は夷険一節の態度を崩さなかった。
四字熟語 | 夷険一節 |
---|---|
読み | いけんいっせつ |
出典 | 欧陽脩『相州昼錦堂記』 |
英訳 | Maintaining integrity through ease and adversity. |
使用漢字 | 一、夷、節、険 |
最終更新日:2024年12月25日 |