乎古止点とは

漢文の読み方を指示するために、それぞれの漢字の四隅・上下・中央・左右に記述する訓読方法を指示するための補助記号。

主に平安時代に僧侶たちの手によって発達し、室町時代頃まで用いられた。
流派や時代によって符号の数や位置が異なり、百を超える種類があるといわれている。

博士家点はかせけてんという形式が、文字の右上から時計回りに「ヲ」「コ」「ト」…と記述することから乎古止点と呼ばれるようになった。

別表記:「遠古登点」「乎己止点」

四字熟語 乎古止点
読み をことてん、おことてん、をことてむ
類義語
使用漢字