仮道伐虢とは
兵法三十六計の第二十四計。
「道を仮りて虢を伐つ」と訓読する。
攻略対象を買収等により分断して個別に撃破する戦略。
古代中国の春秋時代。大国の晋は隣国の虞と虢を侵略しようと考えていたが、片方に攻め入ると二国が協力して抵抗してしまい厄介なので、まずは虞を買収して味方にして、協力して虢を滅ぼした。
片方の国が無くなれば、残った国を滅ぼすことはかなり楽になる。
その後、孤立した虞を攻撃して滅ぼした。
なお、この故事から「唇亡歯寒」という言葉が生まれた。
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四字熟語 | 仮道伐虢 |
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読み | かどうばつかく |
出典 | 『兵法三十六計』 |
使用漢字 | 仮、伐、虢、道 |