仮道伐虢とは

兵法三十六計の第二十四計。
「道をりてかくつ」と訓読する。

攻略対象を買収等により分断して個別に撃破する戦略。

古代中国の春秋時代。大国の晋は隣国のかくを侵略しようと考えていたが、片方に攻め入ると二国が協力して抵抗してしまい厄介なので、まずは虞を買収して味方にして、協力して虢を滅ぼした。
片方の国が無くなれば、残った国を滅ぼすことはかなり楽になる。
その後、孤立した虞を攻撃して滅ぼした。

なお、この故事から「唇亡歯寒」という言葉が生まれた。

兵法三十六計
瞞天過海
囲魏救趙
借刀殺人
以逸待労
趁火打劫
声東撃西
無中生有
暗渡陳倉
隔岸観火
笑裏蔵刀
李代桃僵
順手牽羊
打草驚蛇
借屍還魂
調虎離山
欲擒姑縦
抛磚引玉
擒賊擒王
釜底抽薪
混水摸魚
金蝉脱殻
関門捉賊
遠交近攻
仮道伐虢
偸梁換柱
指桑罵槐
仮痴不癲
上屋抽梯
樹上開花
反客為主
美人計
空城計
反間計
苦肉計
連環計
走為上
四字熟語 仮道伐虢
読み かどうばつかく
出典 『兵法三十六計』
使用漢字
最終更新日:2019年6月17日