破鏡重円とは

二つに割られた鏡が再び元の形に戻るという意味。
離婚した夫婦や離れ離れになった恋人同士が、また一緒になることの喩え。

中国南朝のちん徐徳言じょとくげんが、戦乱の中で妻の楽昌らくしょうと別れるとき、再会のために銅の鏡を半分に割って、それぞれが所持していた。
後に徐徳言は無事に楽昌と再会し、二人は共に白髪になるまで、ずっと一緒に添い遂げたという。

四字熟語 破鏡重円
読み はきょうじゅうえん
出典 『太平広記』
対義語
使用漢字