万里一空とは

本来は「どこまで行っても世界は1つの空の下にある」という意味で、物事を冷静に捉える精神を表現していた。
その後、解釈が広がり「目的や目標を見失わずに努力を続けること」を意味するようになった。

宮本武蔵が長年の修行で到達した精神的境地。
「山水三千世界を万理一空に入れ、満天地ともまとめる」という一節に由来する。

例文

・大関の地位を汚さぬよう万理一空の境地を求める。

四字熟語 万里一空
読み ばんりいっくう
出典 宮本武蔵『五輪書』
類義語
使用漢字
最終更新日:2025年9月16日