春宵一刻とは

わずかな時間が千金に値するほど貴重であるという意味。

「春の夜のひとときには千金の価値がある」という蘇軾の詩が語源。
「春宵一刻値千金」を略した言葉。

春の夜のひとときには千金の価値がある。
花には爽やかな香りが漂い、月の光が柔らかく降り注ぐ。
高殿で鳴っていた楽器や歌声が少しづつ静かになっていく。
鞦韆ぶらんこのある中庭に夜が静かに深まっていく。
蘇軾

「一刻千金」の四字熟語もこの詩が由来。

四字熟語 春宵一刻
読み しゅんしょういっこく
出典 蘇軾『春夜』
英訳 A moment on a spring evening (is worth a thousand pieces of gold).
類義語
使用漢字