雲遊萍寄とは

仏教用語。物事に執着せず、自然のままに行動することを意味する。
諸国を巡り歩く修行僧、または、人々からお布施を頂くために乞食となって托鉢行脚たくはつあんぎゃする修行僧のこと。

「雲遊」は雲のように漂うこと。
「萍寄」は浮き草のように水の流れに身を任せること。

例文

・彼は雲遊萍寄の修行僧のように、物事に執着せずに全国を巡り歩きながら精神を鍛えた。
・雲遊萍寄の生活を送りながら、仏教を学び続けている。
・彼の生き方はまさに雲遊萍寄、物事に固執することなく自然に任せていた。

四字熟語 雲遊萍寄
読み うんゆうひょうき、うんゆうへいき
類義語
使用漢字
最終更新日:2025年9月9日