または、先人から業績や事業を引き継ぐこと。
もとは仏教用語で、「衣鉢」は袈裟けさと托鉢たくはつのこと。師から教えを受けるとき、この法具を用いることから転じて、教法や奥義を意味する。師匠の道を受け継ぐ場合、広く「衣鉢を継ぐ」と言う。
禅宗の祖「達磨大師」が、弟子の「慧可えか」に仏法の奥義を伝授したとき、その証拠として衣鉢を授けたという故事が由来。
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