一縷千鈞とは

一本の細い糸で、千鈞もの重量を吊るすという意味で、非常に危険なことのたとえ。
緊迫した場面や重大な責任がかかった状態を表現するのに適した言葉である。

「一縷」は、一本の細い糸、非常にか弱いもの。
「千鈞」は、千鈞の重さ(1鈞は約30キログラム)、非常に重いもの。

一縷いちるの任を以て千鈞せんきんの重さをく」を略した四字熟語。

例文

・災害現場での救助活動は一縷千鈞の緊張感に包まれていた。

四字熟語 一縷千鈞
読み いちるせんきん
出典 『文選』枚乗「上書諫呉王-書」
英訳 Extremely dangerous
類義語
使用漢字
最終更新日:2025年10月10日