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- さんそうぞうしつ 山藪蔵疾 いかに優秀な人物でも多少の欠点があることの喩え。 また、立派な人物は多少の欠点はあっても、それを補って余りある器量が...
- さんそうにもく 三草二木 「三草」は上草、中草、下草の三種類の薬草。「二木」は大樹、小樹の二種類の木。 どんな大きさの植物でも雨水の恩恵を受け...
- さんぞうほうし 三蔵法師 仏教の聖典「経蔵」「律蔵」「論蔵」の『三蔵』に精通した僧侶のこと。 日本では中国の伝奇小説『西遊記』に登場する人物「...
- さんだんろんぽう 三段論法 文章を大前提、小前提、結論の順に組み立てて推論する方法。三段推理法。三段法。 古代ギリシャの哲学者であるアリストテレ...
- さんちゅうれきじつ 山中暦日 山奥でのんびりと暮らすこと。 人里離れた山の中で暮らしていると、月日の過ぎるのも忘れてしまうという意味。 「山中さん...
- さんちょうしちへき 三徴七辟 礼儀を尽くして優れた人材を招くこと。 また、目上の者が、ある人物を信頼して手厚く迎えること。
- さんにんかんじょ 三人官女 雛人形の中で、宮中に仕える女官の姿をした三人一組の人形。 「官女」は、男子禁制の後宮こうきゅうにおいて官職を与えられ...
- さんにんせいこ 三人成虎 実際には有り得ないことでも、多くの人から同じことを聞くと事実として信じてしまうこと。 「噂話を簡単に信じてはいけない...
- さんぱいきゅうはい 三拝九拝 何度も頭を下げて敬意や謝意を表すこと。 また、敬意を表す挨拶の言葉として、手紙の末尾に記すこともある。
- さんびゃくだいげん 三百代言 明治時代に、代言人(弁護士)の資格が無いのに他人の訴訟や裁判を引き受けた人。また、弁護士を軽蔑して呼ぶ言葉。 「三百...
- さんぴりょうろん 賛否両論 賛成と反対の両方の意見のこと。 特に、賛成論と反対論とで優劣のつかない状態を表す。
- さんぶいっそう 三武一宗 中国で、仏教徒を迫害した四人の皇帝。 後魏の太武帝 北周の武帝 唐の武宗 後周の世宗
- さんぷんごてん 三墳五典 失われていて現存しない古代中国の書籍。 珍しい貴重な書籍を意味する。 「三墳、五典、八索、九丘」と一組にして用いるこ...
- さんぺいじまん 三平二満 「三」と「二」はともに、数が少ないことを示す。 三でも平安、二でも満足という意味。 充分に満たされてはいなくても、心...
- さんみいったい 三位一体 キリスト教の用語で、神とイエス・キリストと聖霊は、唯一の神が三つの姿となって現れたものであるという考え方。 転じて、...
- さんようすいたい 山容水態 山や川や湖などの様子。自然の美しい風景。 類義語:「山容水色さんようすいしょく」
- さんよくさんくん 三浴三薫 相手を大切に思う心を言い表す言葉。 人を待つ間に何度も体を洗って、香をつけるという意味。 同義語:「三薫三沐さんくん...
- さんれいごしん 三令五申 何度も繰り返し言い聞かせること。 三度命じ、五度言い聞かせることを意味する。
- さんろうごこう 三老五更 高い徳を積んでいる長老のこと。 「三老」と「五更」はどちらも中国の周の時代の長老の異称。
- ざいごうしょうめつ 罪業消滅 現世での罪深い悪い行為も、仏道の修行をすることで、消し去ることができるという教え。
- ざいざいしょしょ 在在所所 そこかしこ。あちらこちら。あらゆるところ。
- ざいじきゅうえん 在邇求遠 人として進むべき正しい道は自分自身の中に求めるべきなのに、哀れにも人は遠いところにそれを求めようとするという意味。 ...
- ざいためいたい 財多命殆 多くの財産を持っていると、盗賊などに命を狙われる可能性が高くなるので危険だという意味。 「財多ければ命殆うし」と訓読...
- ざさしんたい 坐作進退 立ち居振る舞いのこと。日常の動作。 座る、立つ、進む、退くという意味。 別表記:「座作進退」
- ざしょくいっぽう 座食逸飽 働かずに食事をして、安楽な暮らしをすること。 「座食」は、働かずに食うこと。 「逸飽」は、満腹して満ち足りた状況を楽...
- ざしんけんたん 坐薪懸胆 復讐するため、自分の身を苦しめてその志が衰えないように励ますこと。 また、将来の成功や活躍のために、苦労に耐えること...
- ざゆうのめい 座右之銘 常に見えるところに掲げて覚えておき、自分の生活の戒めとする格言・名言・諺などのこと。モットー。信条。 「座右」は座席...
- ざんこくひどう 残酷非道 人の道に背いていて、見ていられないほど酷い様子。 「残酷」は人や動物に対して思いやりがなく、平気で苦しめること。 「...
- ざんざんじょうすい 残山剰水 戦争によって荒れ果てた山や川の様子。 または山水画の一様式。全景を描ききらずに、山や川などの一部分だけを描くことによ...
- ざんしんきばつ 斬新奇抜 極めて新しく、普通の人が思い付かないようなこと。 「斬新」は、発想が独自で、それまでに類がないほど新しいこと。 「奇...
- ざんていせってつ 斬釘截鉄 毅然とした態度で決断すること。 釘や鉄などの硬いものを断ち切るように、思い切りのよさや決断力の強さなどを表現する言葉...
- ざんてんめんゆ 讒諂面諛 他人の悪口を言って、相手に媚を売ること。 「讒諂」は他人の悪口を言って、相手に気に入られようと媚を売ること。 「面諛...
- ざんにんこくはく 残忍酷薄 思いやりがなく、酷いこと。 「残忍」も「酷薄」も、むごくて思いやりのない様子を表す。
- ざんねんしごく 残念至極 「極めて残念である」や「非常に悔しい」という意味。
- ざんねんむねん 残念無念 後悔が残ったり、満足がいかなかったりして残念に思うこと。
- ざんぱいれいしゃ 残杯冷炙 冷遇されて恥辱を受けることの喩え。 「残杯」は、人が飲み残した酒ののこと。 「冷炙」は、食べ残して冷えた焼き肉のこと...
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