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すべての四字熟語:4029件
- もくちょうしんしょう 目挑心招 遊女が流し目で客を誘惑する様子のこと。 「目めで挑いどみ心こころで招まねく」と訓読する。
- もくめいごしき 目迷五色 鮮やかな色彩に目を奪われて、実態が見えないこと。 「目は五色に迷う」と訓読する。
- もくよくじょこん 沐浴抒溷 神聖な儀式の前に、髪や体を洗い清めて、穢れを取り除くこと。 「沐浴」は湯水を使って身体を洗い清めること。 「抒溷」は…
- もじきなか 文字寸半 僅かなお金。ほんの少しのもの。 「文字」は一文銭の表に書かれた字。 「寸半」は一文銭の直径一寸の半分を意味する。 同…
- もずかんじょう 百舌勘定 人にばかり金を出させて自分は少しも出さないことを喩えた言葉。 鳥の「鳩はと」と「鴫しぎ」と「百舌もず」が、勘定が十五…
- ものみゆさん 物見遊山 見物して遊び歩くこと。気晴らしに外出すること。 「物見遊山に行く」「物見遊山に出かける」などの形で用いられる。 禅宗…
- もんがいふしゅつ 門外不出 貴重なものを大切にしまっておいて、外部への持出しを許さないこと。
- もんぎゅうちば 問牛知馬 直接関係のない話から始めて、相手の隠している情報を巧みに誘導し聞き出すこと。誘導尋問。 「牛を問うて馬を知る」と読み…
- もんこうてんあい 門巷填隘 門前に人が多く集まることで、道が通れなくなるほど狭く塞がってしまうこと。 人が多く集まり、密集している様子。
- もんこかいほう 門戸開放 港や市場を諸外国に開放して経済活動の制限を撤廃すること。 「Open Door Policy」の訳語。
- もんぜつびゃくじ 悶絶躄地 酷い痛みに耐えられず、転げまわり、悶え苦しむこと。
- もんぜんじゃくら 門前雀羅 人の気配がないため、門の前に網を張って雀ずめを捕まえることができるほど寂れている様子。 訪問者がいないこと。 「門前…
- もんぜんせいし 門前成市 門の前にたくさんの人が集まり市場のようになっているな状況。 名声や権力があって人の出入りの多いことの喩え。 「門前も…
- もんていけいちょう 問鼎軽重 人の権力や能力を疑って軽視すること。 または、権威ある者の力量を侮あなどって、その実力の程を問うこと。 王権継承の証…
- もんどうむよう 問答無用 あれこれ議論しても何の利益もないこと。または相手の意向を無視して物事を行うこと。 これ以上話し合いを続けても無駄なた…
- もんりゅうじんか 問柳尋花 「問柳」は柳を問い求めること。 「尋花」は花を尋ね歩くこと。 春の綺麗な風景を楽しみ散策することを意味する。 また後…
- やうたいしょう 夜雨対牀 夜、雨の音を聞きながら、兄弟が寝台を並べて仲よく眠るという意味。 兄弟や友人がとても仲が良い様子。 「夜雨」は夜に降…
- やきんようやく 冶金踊躍 熱し溶かされた金属が跳ね上がる様子。転じて、自分が置かれている立場に満足することができないことを意味する。
- やくせきむこう 薬石無効 あらゆる薬や治療を施しても効き目がないこと。 手を尽くした甲斐なく亡くなってしまうときに使われる。 「薬石やくせき効…
- やくほうさんしょう 約法三章 秦を滅ぼした漢の高祖「劉邦りゅうほう」が重法に苦しんでいた民衆に約束した、わずか三つの法律のこと。 転じて、物事を行…
- やしんまんまん 野心満満 大きな望みや志を持ってること。 現状に満足せず、より高い地位や名誉、財産などを手に入れようとする気概に満ちている様子…
- やじきた 弥次喜多 仲の良い滑稽な二人組。 江戸時代の文筆家、十返舎一九じっぺんしゃいっくの『東海道中膝栗毛とうかいどうちゅうひざくりげ…
- やたのかがみ 八咫之鏡 日本に古来より伝わり、歴代天皇が継承してきた三種の神器の一つ。 古事記には「八尺鏡」と記されている。 他の二つは天叢…
- やばんそうまい 野蛮草昧 文化・文明が未発達で、世の中の秩序が乱れている様子。 「野蛮」は、教養がなく粗野で乱暴なこと。または文明や文化が遅れ…
- やひこっけい 野卑滑稽 下品で卑しく、常識を外れていて馬鹿馬鹿しい感じがすること。 「野卑」は、言動が下品なこと。 「滑稽」は、あまりにも馬…
- やぶいちくあん 藪井竹庵 「藪医者」を人名のように表現した言葉。 落語などで藪医者を登場させる場合などで、この名前が多く用いられる。
- やまがらりこん 山雀利根 小賢しいが実際の役には立たない者のこと。 「山雀やまがら」はシジュウカラ科の鳥。 「利根」は生まれたときから賢いこと…
- やまたのおろち 八岐大蛇 日本神話に登場する、八つの頭と八つの尾を持つ巨大な蛇。 日本書紀によると、八岐大蛇は出雲いずもの簸川ひのかわの上流に…
- やまとなでしこ 大和撫子 清楚で美しい日本人女性をナデシコの花に見立てて言う美称。 植物の「河原撫子かわらなでしこ」の異称としても用いられる。
- やむいけん 野無遺賢 能力を持った賢人は、自ずとその能力を発揮できる場所に行き着くということ。
- やろうじだい 夜郎自大 世間を知らないで、自分の力を過大に評価すること、または、自信過剰の世間知らずのこと。 「井の中の蛙かわず」「お山の大…
- ゆいいつむに 唯一無二 この世界にただ一つしかないこと。 他にはない貴重なもの。 「唯一」も「無二」も、ともに同じものは二つとないことを意味…
- ゆいがどくそん 唯我独尊 釈迦が誕生した時に言ったとされる「天上天下唯我独尊」を省略した言葉。 世の中で自分が特別に優れていると自惚うぬぼれる…
- ゆいまいちもく 維摩一黙 雄弁よりも沈黙のほうが勝っているということ。 「維摩」は人名で、大富豪で釈迦の教えを受けた人。 あるとき、釈迦の弟子…
- ゆうあくたんしつ 黝堊丹漆 建物が昔からの伝統に基づいて作られていること。 「黝」は黒色、「堊」は白色、「丹」は朱色、「漆」は漆塗りのこと。
- ゆういたぼう 有為多望 才能があり、将来の可能性に多くの希望が持てること。 「有為」は、才能があること。役に立つこと。 「多望」は、多くの希…
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