「け行」の四字熟語 五十音順
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「け」から始まる四字熟語:134件
- けいちょうふはく 軽佻浮薄 思考や行動が軽はずみで、落ち着きがないこと。 自己の信念がなく、言動がそのときの時流や流行などに流されやすいこと。ま...
- けいていげきしょう 兄弟鬩牆 兄弟が、家の中で喧嘩をすること。兄弟の揉めごと。また、味方どうしの争いのこと。 「兄弟けいてい牆かきに鬩せめげども外...
- けいてんあいじん 敬天愛人 天を敬い人を愛すること。 西郷隆盛が座右の銘として掲げたことで有名。
- けいでんらんきゅう 桂殿蘭宮 とても美しい宮殿のこと。
- けいはくたんしょう 軽薄短小 コンパクトさや手軽さを特徴とすること。特に高度経済成長期の産業や文化が、少品種大量生産を前提とした重工業等を中心とし...
- けいはしゅうよう 瓊葩綉葉 美しい花と美しい葉。 「瓊葩」は宝石のように美しい花、「綉葉」は美しい葉を意味する。 別表記:「瓊葩繍葉」
- けいふうほえい 繋風捕影 当てにならない話の喩え。 「風かぜを繋つなぎ影かげを捕とらう」と訓読する。
- けいべんほきゅう 刑鞭蒲朽 世の中が平和なことの喩え。 中国後漢の劉寛は、打っても痛みが少ない蒲がまの穂で鞭を作り、罪人を打つようにした。 しか...
- けいみょうしゃだつ 軽妙洒脱 会話や文章が洒落て洗練されていること。 「軽妙」は軽やかで洗練されていることを表す。 「洒脱」はあか抜けていて爽やか...
- けいめいくとう 鶏鳴狗盗 古代中国の斉の孟嘗君が秦の昭王に幽閉された時、盗人や鶏の鳴き真似のうまい食客の働きで逃れたという故事から。 犬のよう...
- けいめいさんどう 形名参同 言葉と行動が一致することを表わす。 古代中国の戦国時代、韓非子ら法家思想家が唱えた基本的な政術で、君主は臣下の議論と...
- けいようここう 形容枯槁 顔だちが痩せ衰えて生気がない様子。窶やつれること。 「形容」は、顔だち・容貌のこと。 「枯槁」は、草木が枯れること。...
- けいりょせんぼう 軽慮浅謀 浅はかで軽々しい考えや計略。 「軽慮」は軽々しい考え。 「浅謀」は浅はかな計画。考えの浅い計略。
- けいりんいっし 桂林一枝 桂の木の林の中にある一本の枝という意味。 官職に不満足なことの喩え。 または自分の地位を謙遜して用いる言葉。 晋の郤...
- けしんめっち 灰身滅智 仏教用語。 すべての煩悩を断ち切り、身も心も無に帰すこと。 小乗仏教が理想とする涅槃の境地。 灰滅。無余灰断むよけだ...
- けちみゃくそうじょう 血脈相承 仏教用語。祖先から子孫へと血統が伝わるのと同じように、教義や法統が師から弟子へと受け継がれること。 浄土真宗では「伝...
- けっかくけいしゅ 厥角稽首 最も礼儀正しい敬礼。 「厥角」と「稽首」はどちらも地面に頭をつける礼拝のこと。
- けっかふざ 結跏趺坐 仏教とヨーガにある瞑想する際の座法。 仏坐、如来坐、円満坐などと呼ばれる。 「結加趺坐」と書く場合もある。
- けっさひゃくたん 譎詐百端 嘘や裏切りが多いこと。 「譎詐」は嘘や裏切り。 「百端」は数が多いことの形容。
- けっせきさいばん 欠席裁判 当事者や代理人が不在の状態で行われる裁判。 当人のいない席上で、他者がその人に関することを決めてしまうこと。
- けつみゃくかんつう 血脈貫通 文章などの構成が終始一貫してよく統一がとれていること。 身体中に血の流れが巡っているという意味。
- けんいとんそく 牽衣頓足 別れを惜しむことの形容。 これから戦地に向かう兵士の家族が、衣服を掴んで引き止め、地団駄を踏んで悲しんでいる様子。 ...
- けんかいここう 狷介孤高 自分の意志を貫き、他と協調しないこと。 「狷介」は自分を意思を貫き妥協しないこと。 「孤高」は世俗から離れて超然とし...
- けんかいころう 狷介固陋 自分の意志を貫き通し、人の意見を受け入れないこと。 新しい方法を採用せず古いやり方に固執すること。 「狷介」は自分を...
- けんかいふくつ 狷介不屈 頑固で、どんな状況でも意志を曲げないこと。 類義語:「狷介不羈けんかいふき」
- けんがいさっしゅ 懸崖撒手 もとは仏教用語で、切り立った崖から手を放して飛び降りることを意味する。 転じて、勇気を振り絞って物事を行うこと。
- けんがいろくば 懸崖勒馬 間一髪で危険を回避すること。危険に気づいて引き返すこと。 また特に、情欲に溺れてたとき、急に我に返ること。 「懸崖」...
- けんがそうせい 犬牙相制 隣りあう二国が、国境を挟んで互いに牽制しあうこと。 国境が複雑に入り組んでいることの喩え。 「犬牙相制あいせいす」と...
- けんがのべん 懸河之弁 弁舌がよどみなく流暢りゅうちょうであること。雄弁。 激流のような勢いの弁舌という意味で、「立て板に水」と同義。
- けんきえいだつ 権貴栄達 権力を得て、高い地位に進むこと。 「権貴」は権力があって地位が高いこと。 「栄達」は栄えて高い地位に進むこと。
- けんきょうふかい 牽強附会 道理に合わないことを、都合の良いように無理にこじつけ理屈づけること。 別表記:「牽強付会」「牽強傅会」
- けんぐんばんり 懸軍万里 軍隊が本隊を遠く離れて進軍すること。 本隊と連絡の取れないまま奥に進んで行くこと。
- けんけんごうごう 喧喧囂囂 大勢の人が口々にやかましく騒ぎたてること。 同じような意味の四字熟語で「侃侃諤諤かんかんがくがく」と「喧喧囂囂けんけ...
- けんけんしせい 見賢思斉 賢者を見て、自分もそのような人になりたいと憧れること。 「賢けんを見みては斉ひとしからんことを思う」と訓読する。
- けんけんひきゅう 蹇蹇匪躬 自分の身を顧みずに君主に忠誠を尽くすこと。 『易経』蹇卦の「王臣蹇蹇、躬みの故に匪あらず」が語源。
- けんけんふくよう 拳拳服膺 他人からの教訓や言葉などを、心にしっかりと刻み込んで忘れないこと。
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