「か行」の四字熟語 五十音順
「か」から始まる四字熟語:237件
- かんきれいそく 管窺蠡測 細い管から天を覗いて見たり、法螺貝で海水の量を測ること。 非常に狭い見識で物事の全体を判断することの喩え。
- かんぎゅうじゅうとう 汗牛充棟 所有している本が非常に多いこと。 「牛に汗し棟に充つ」と訓読する。
- かんこうどくちょう 寒江独釣 雪の降る冬の川で一人で釣りをすること。 唐の柳宗元の「江雪」の詩で詠われ、画題としても扱われる。
- かんこつうか 換骨羽化 羽が生えて仙人となること。 「換骨」は、中国の神仙術で、凡骨を換えて仙骨とすること。 「羽化」は、人体に羽を生やして...
- かんこつだったい 換骨奪胎 古いものに新しい創作を加えて再生すること。 「換骨」は、仙人の術で骨を取り換えること。 「奪胎」は、胎児の宿るところ...
- かんこんそうさい 冠婚葬祭 四つの重要な慶弔の儀式。 「冠」は成人式、「婚」は結婚式、「葬」は葬式、「祭」は法事や盆などの祖先の祭礼のこと。
- かんざんじっとく 寒山拾得 唐の時代の伝説上の高僧、寒山かんざんと拾得じっとく。 文殊もんじゅ菩薩、普賢ふげん菩薩の生まれ変わりと言われ、奇行が...
- かんしょうばくや 干将莫耶 古代中国に存在したとされる陽陰一対の双剣。 陽剣が「干将かんしょう」、陰剣が「莫耶ばくや」と名付けられ、それぞれの刀...
- かんしょのか 関雎之化 夫婦の仲がよく、家庭が円満で穏やかなこと。
- かんしんほふく 韓信匍匐 将来の目的を果たすために、目前の恥辱や苦労を耐えることの喩え。 『韓信』は後に漢の『劉邦』に仕え、王朝を建国するとき...
- かんじんたいど 寛仁大度 寛大で慈悲深く、度量の大きいこと。 「寛仁」は心が広くて情が厚いこと。 「大度」は度量が大きいこと。些細なことにはこ...
- かんじんてきい 閑人適意 俗世間から離れて、のんびりと気の向くままに風流な生活をすること。
- かんせいせんけつ 甘井先竭 才能がある者ほど、その才能を早く使い切って衰えるということの喩え。 「甘井先まず竭つく」と読み下す。
- かんせきうぼう 干戚羽旄 武を象徴とする舞踊と文を象徴とする舞踊。その舞踊で手にする武具と文具のこと。
- かんぜんぜつご 冠前絶後 群を抜いて優れていること、また非常に珍しいことの形容。 今までで最高であって、これからもないであろうという意味。 略...
- かんぜんちょうあく 勧善懲悪 善良な人や善良な行いを奨励して、悪者や悪い行いを懲らしめること。 特に、小説や芝居などで、善玉が最後には栄え、悪玉は...
- かんぜんねんしょう 完全燃焼 可燃物が、充分な酸素の供給のもとで燃え尽きること。 持っている力を完全に出しきることの喩え。
- かんぜんむけつ 完全無欠 欠点や不足がまったくなく、非の打ち所がないこと。申し分がないこと。完璧。
- かんそくききゅう 観測気球 高層気象の観測のために上げる気球。 偵察用のために上げる気球。 政治や外交交渉において、相手側の反応を探るために故意...
- かんそせいひん 簡素清貧 質素で、貧しいながらも心清らかであること。 「簡素」は、簡略で質素なこと。 「清貧」は、貧しいながらも心清らかである...
- かんそんみんぴ 官尊民卑 政府や官吏、また官営の事業を尊び、民間人や民間の事業を卑しむこと。 福沢諭吉が述べた政治学用語。
- かんたんそうしょう 肝胆相照 互いに心の底を打ち明けて話すことができる間柄のこと。 「肝胆」は肝臓と胆嚢のことで、心の奥底の喩え。 「肝胆かんたん...
- かんたんめいりょう 簡単明瞭 物事や表現が単純で分かりやすく、はっきりしていること。 「簡単」は、理解したり、実行するのに手間がかからないこと。 ...
- かんだんきほう 寒煖饑飽 暖かさと寒さ、満腹と空腹などの、普段の生活で感じる楽しみや苦しみのこと。苦楽と同意。 「寒煖」は寒さと暖かさ。 「饑...
- かんちじゅっすう 奸智術数 邪な知恵と計略。悪知恵。 別表記:「奸知術数」 同義語:「奸智術策かんちじゅっさく」
- かんちゅうきてん 管中窺天 見識や視野が極めて狭いことの喩え。 細い管を覗いて天を見るという意味。 「管中かんちゅうより天を窺うかがう」と訓読す...
- かんちゅうずいば 管仲随馬 先人の知恵や経験を尊重することの喩え。 古代中国。春秋時代。管仲かんちゅうが戦いの帰途で道に迷ったとき、一度通った道...
- かんてんきち 歓天喜地 大喜びすること。 然るについ両三日前に至って、美学研究の際不図その理由を発見したので多年の疑団は一度に氷解。漆桶を抜...
- かんてんじう 旱天慈雨 日照り続きのときに降る恵みの雨。 困っているときに、タイミングよく差し伸べられる救いの手。 別表記:「干天慈雨」
- かんてんどうち 撼天動地 天地を揺るがすほどの活躍、活動のこと。人々を驚かす大きな出来事の喩え。 また、非常に大きな音や声を表す。
- かんてんぼうき 観天望気 空模様や生物の行動などを観察して、経験をもとに天気を予想する方法。 夕日が出ると次の日は晴れる おぼろ雲(高層雲)は...
- かんとしょうぜん 環堵蕭然 荒れ果てていて狭く質素な家。 「環堵」は小さく狭い家のこと。四方それぞれ一堵(約2.25メートル)の家。 「蕭然」は...
- かんなんしんく 艱難辛苦 困難な状況や辛い場面に出会い、大変な苦労をすること。 苦しむことや悩むこと。 「艱難」は困難のこと。 「辛苦」は苦労...
- かんねいじゃち 奸佞邪智 邪よこしまで歪んだ心を持ち、ずる賢く立ち振る舞うこと。 身代わりの友を救うために走るのだ。王の奸佞邪知を打ち破るため...
- かんのうとち 肝脳塗地 戦場で無残な死に方をすること。 「肝脳かんのう地ちに塗まみる」と訓読する。
- かんのうどうこう 感応道交 仏教用語。仏と人間の気持ち、また教える者と教えられる者の気持ちが通じ合うこと。
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