「い行」の四字熟語 五十音順
「い」から始まる四字熟語:294件
- いちごいちじゅう 一伍一什 一から十まで。物事の最初から最後まで全部を意味する。 別表記:「一五一十」
- いちごうしょかん 一業所感 仏教用語。人が前世における同じ業ごうによって、それに相当する同じ報いを受けること。 共業共果きょうごうきょうか。
- いちごんいっく 一言一句 一つ一つの言葉のこと。 「一字一句」は書き言葉、「一言一句」は話し言葉に使われる。
- いちごんはんく 一言半句 ほんの少しの短い言葉。些細な言葉。 「一言」と「半句」はどちらも少しの言葉という意味で、似た言葉を重ねて意味を強調し...
- いちごんほうおん 一言芳恩 声をかけてもらった、ちょっとした一言を忘れずに感謝すること。 また、一声を賜った恩に報い、その人に従い仕えること。
- いちしんきげん 一新紀元 新しい時代の始まり。 古い時代が終わりを告げ、新たな時代が始まる最初の年。
- いちじいっく 一字一句 一つの文字と一つの語句のこと。 「一字一句」は書き言葉、「一言一句」は話し言葉に使われる。
- いちじさんらい 一字三礼 写経するときに、一文字書くたびに三度礼拝すること。 敬虔けいけんな態度で写経しなさいという教え。 彫刻では「一刀三礼...
- いちじせんきん 一字千金 一字が千金に値するほどの立派な文字や文章。 または厚い恩恵。 秦の丞相「呂不韋りょふい」が『呂氏春秋』を著したとき、...
- いちじつせんしゅう 一日千秋 一日が千年にも長く感じるという意味。 恋い慕う気持ちや待ち望む気持ちが非常に強いこと。 同義語:「一日三秋いちじつさ...
- いちじふせつ 一字不説 仏教用語。悟りの境地は奥深く、言葉や文字で表すことはできず、自ら体得するしかないという教え。 別表記:「不説一字」
- いちじほうへん 一字褒貶 一字の使い分けで、人を褒めたり貶したりすること。
- いちじめいりゅう 一時名流 その時代における名士。名声の高い人々。 「一時」は、その時、その時代。 「名流」は、優れた能力があり、世に名が知れ渡...
- いちじゅういっさい 一汁一菜 非常に粗末な食事の喩え。 現在では日本の伝統食を踏襲した健康的な食事という意味で使われることもある。
- いちじゅうさいじゅう 一入再入 布を染料に何度もつけて染めること。また、染めた色の濃いこと。 染色のための液体に一度入れ、さらにもう一度入れるという...
- いちじょういちげ 一上一下 上がったり下がったりすること。転じて、状況に応じて物事を適切に処理する喩え。
- いちじょうしゅんむ 一場春夢 春の夜に見るひとときだけの夢。転じて、人生の栄華が儚く消えてしまうことの喩え。 「一場」は、その場かぎり、ほんのわず...
- いちじりゅうこう 一時流行 蕉風俳論で用いる言葉。 その時代の雰囲気や流行を取り入れ、停滞を打破し、時々刻々に変化を重ねていくこと。 近年では、...
- いちぞくろうとう 一族郎党 血縁のある同族と家来たち。家族や関係者の全員。
- いちだくせんきん 一諾千金 信義が厚く、裏切らないことの喩え。 いったん承諾したら、それは千金にも値するほどの重みがあるということ。 古代中国。...
- いちだんのわき 一団和気 和なごやかな雰囲気。または親しみやすい態度のこと。
- いちどくさんたん 一読三嘆 素晴らしい文章を読んで、非常に感銘を受けること。 類義語:「一唱三嘆いっしょうさんたん」「一倡三歎いっしょうさんたん...
- いちにちいちぜん 一日一善 一日に一回は善い行いをすること。 また、それを毎日積み重ねるようにしなさいという呼びかけ。
- いちにちふしょく 一日不食 仕事をしてからでないと食事をしないという意味で、労働の大切さを説いた言葉。 唐の時代の禅僧「百丈懐海ひゃくじょうえか...
- いちねんつうがん 一念通巌 確固たる信念と真剣さがあれば、どんなことでも成し遂げられるということの喩え。 「一心岩をも通す」とも言われる。 前漢...
- いちねんつうてん 一念通天 固い決意を抱いて一心に取り組めば、その努力は必ず実を結び、物事を成し遂げることができるということ。
- いちねんほっき 一念発起 本来は仏教用語で、今までの気持ちを改めて仏道に入り、悟りを開こうと固く決心すること。 また、ある物事を成し遂げようと...
- いちばくじっかん 一暴十寒 一日暖めて十日冷やす。 少しだけ努力して、あとは怠けることが多いこと。 また、少しの間努力しても、長い間怠れば、物事...
- いちばつひゃっかい 一罰百戒 罪を犯した一人の者を罰して、それを多くの人の戒めとすること。
- いちびょうそくさい 一病息災 病気もなく健康な人よりも、ひとつぐらいの持病があるほうが健康に気を配るようになり、かえって健康を保っていること。
- いちぶいちりん 一分一厘 ごく僅かなことの形容。 「分」も「厘」も昔の貨幣などの単位で、きわめて小さい数を意味する。
- いちぶしじゅう 一部始終 初めから終わりまで。物事の顛末。 ここで使う「一部」は「全体の一部」ではなく「一冊の本」のことで、「書物の初めから終...
- いちぼうせんけい 一望千頃 一目で遥か彼方まで見渡すことができること。また、広々と遠くまで見渡せる美しい景色の喩え。 「頃」は面積の単位で、一頃...
- いちぼうせんり 一望千里 遠くまで一目で見渡せること。広々として見晴らしの良いことの形容。
- いちぼうむぎん 一望無垠 一目でかなたまで広々と見渡されること。見晴らしの良い景色をいう。
- いちぼくいっそう 一木一草 1本の木と1本の草で、転じて、極めて少ないものや取るに足りないものの喩えとして用いる。 また、その場にあるすべてのも...
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