一字千金とは

一字が千金に値するほどの立派な文字や文章。
または厚い恩恵。

秦の丞相「呂不韋りょふい」が『呂氏春秋』を著したとき、それを王都である咸陽かんようの城門に置き、「一字でも添削できた者には千金を与えよう」と言った。

同義語:「一言千金いちげんせんきん」「一字百金いちじひゃっきん

例文

彼女の筆から表現される文字は、まさに一字千金だ。

四字熟語 一字千金
読み いちじせんきん
出典 『史記』呂不韋伝
英訳 Greatly prized writing
使用漢字