地獄に落ちた人間の生前の善悪を審判・懲罰するといわれている。
冥界における裁判を象徴し、死後の世界における裁定を意味することが多い。
また、現世においても、厳しい判断や処罰が必要な場面で用いられることもある。
一般的には、冥界での裁判を担当する存在として理解されている。
サンスクリット語の「ヤマラージャ(Yama‐râja)」の音訳。
北欧神話に登場する原初の巨人「ユミル(Ymir)」がその起源で、インドに伝わって死者の王「ヤーマ(Yama)」になり、仏教に取り込まれて「閻魔羅闍」と呼ばれ、中国で道教の十王信仰と混濁して死後の世界の官僚である「閻羅王」になり、それが日本に伝わって「閻魔大王」になったとされる。
同義語:「閻魔大王」
・彼はまるで閻魔羅闍のように厳しく、部下の失敗を許さなかった。
・死後、私たちが閻魔羅闍の前で裁かれることを考えると、今のうちに良い行いをしておかねばならない。
・その都市は、まるで閻魔羅闍の裁定を受けているかのように厳しい規則で運営されていた。
・彼の行動は、閻魔羅闍の裁きが下されるべきだという意見もある。
四字熟語 | 閻魔羅闍 |
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読み | えんまらじゃ |
英訳 | Yama, the king of the underworld |
使用漢字 | 羅、閻、闍、魔 |
最終更新日:2025年4月4日 |
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