閻魔羅闍とは

冥府めいふの王。地獄の総帥。
地獄に落ちた人間の生前の善悪を審判・懲罰するといわれている。

サンスクリット語の「ヤマラージャ(Yama‐râja)」の音訳。

北欧神話に登場する原初の巨人「ユミル(Ymir)」がその起源で、インドに伝わって死者の王「ヤーマ(Yama)」になり、仏教に取り込まれて「閻魔羅闍えんまらじゃ」と呼ばれ、中国で道教の十王信仰と混濁して死後の世界の官僚である「閻羅王えんまおう」になり、それが日本に伝わって「閻魔大王」になったとされる。

同義語:「閻魔大王」

四字熟語 閻魔羅闍
読み えんまらじゃ
使用漢字