鉄中錚錚とは
金や銀に比べると価値の低い鉄ではあるけれど、その中では比較的よい音がするという意味。
転じて、多くの平凡な人の中で少しだけ優れた者のこと。
現在では、特に優れているような絶賛の意味で用いられることもある。
後漢の初代皇帝となる光武帝(劉秀)が降伏してきた敵将に対して「お前たちは鉄の中でも多少は良い音のする鉄である」と評した故事が由来。
例文
鉄中錚錚たる顔ぶれが集まっている。
| 四字熟語 | 鉄中錚錚 |
|---|---|
| 読み | てっちゅうそうそう、てっちゅうのそうそう |
| 出典 | 『後漢書』劉盆子伝 |
| 類義語 | |
| 使用漢字 | 中、鉄、錚 |
| 最終更新日:2018年4月24日 | |