鉄中錚錚とは

金や銀に比べると価値の低い鉄ではあるけれど、その中では比較的よい音がするという意味。
転じて、多くの平凡な人の中で少しだけ優れた者のこと。

現在では、特に優れているような絶賛の意味で用いられることもある。

後漢の初代皇帝となる光武帝(劉秀)が降伏してきた敵将に対して「お前たちは鉄の中でも多少は良い音のする鉄である」と評した故事が由来。

例文

鉄中錚錚たる顔ぶれが集まっている。

四字熟語 鉄中錚錚
読み てっちゅうそうそう、てっちゅうのそうそう
出典 『後漢書』劉盆子伝
類義語
使用漢字