逢蒙殺羿とは

弟子や友人はよく選ぶべきだという教訓。

中国神話の英雄「后羿こうげい」は、9つの太陽を射落とした弓の達人として活躍していた。
彼はその弓の技を弟子の「逢蒙ほうもう」に教え始めたが、逢蒙は羿の弓の技を習得した後、「羿を殺してしまえば私が天下一の名人だ」と思うようになり、桃の木の棍棒で羿を撲殺してしまった。
この逸話から、身内に裏切られることを「逢蒙殺羿」と言うようになった。

羿げいを殺すものは逢蒙ほうもう」と訓読する。

四字熟語 逢蒙殺羿
読み ほうもうさつげい
使用漢字