蘭亭殉葬とは

書画などの骨董品を愛好することの喩え。

「蘭亭」は『蘭亭集序』という書作の名称。
「殉葬」は死者と共に葬ること。

古代中国の唐の太宗は、愛蔵していた王羲之おうぎしの『蘭亭集序』を、遺言によって自身の墓に副葬品として入れさせたという。

例文

・その芸術家の最後を悼むために蘭亭殉葬のような展示が行われた。
・蘭亭殉葬の一環として、書の巨匠が記念作品を提供した。
・一同は蘭亭殉葬の気持ちで、故人の業績を偲んだ。
・蘭亭殉葬として、歴史的な作品が公開された。

四字熟語 蘭亭殉葬
読み らんていじゅんそう
出典 何延之『蘭亭記』
英訳 The commemorative art or gatherings at Lanting, symbolizing deep homage or shared reverence for art and thought.
使用漢字
最終更新日:2025年1月20日