磨斧作針とは

不断の努力を続けること。

唐の詩仙といわれた「李白」が少年の頃、学問に挫折して帰郷しようとした。その道中で、鉄の斧を磨いている老婆を見かけた。
何をしているのか尋ねると、老婆は「針を作ろうと思っている」と答えた。
李白は、その努力と根気に感心し、道を引き返して再び学問に励むようになった。

「斧を磨いて針を作る」と訓読する。

別表記:「磨杵作針ましょさくしん

四字熟語 磨斧作針
読み まふさくしん
出典 『唐書』文芸
類義語
使用漢字