狂言綺語とは

巧みに表面だけを飾った言葉。
仏教や儒教において、虚構や文飾の多い小説や物語を卑しめて使う表現。さらに歌舞や音楽などを批判的にいう場合もある。

「狂言」は道理に外れた言葉。
「綺語」はうまく飾った言葉。

詩人の白居易は次のように語った。
「これまでは思うままに世俗的な詩文を作り、誤って狂言綺語に満ちた言葉を用いてきた。しかし来世においては、それらも因縁となって、仏の教えを説き広める役割へと転じたい」

四字熟語 狂言綺語
読み きょうげんきご
出典 白居易『香山寺白氏洛中集記』
使用漢字
最終更新日:2025年9月12日