引縄批根とは

力を合わせて、敵対者や他人を徹底的に排斥すること。
裏切った相手に報復して恨みを晴らすこと。

「引縄」は縄をつけて引っ張ること。
「批根」は根本から取り除くこと。

古代中国、前漢の高官、灌夫かんぷ魏其侯ぎきこうは、権力を持っていたときには自分達に近づいて、権力を失うと背を向けて裏切った者達に報復したいと思ったという故事が由来。

「縄を引きて根をひらく」と訓読する。

同義語:「引縄排根いんじょうはいこん

四字熟語 引縄批根
読み いんじょうへいこん
出典 『史記』灌夫伝
使用漢字
最終更新日:2024年8月19日