仏教における重要な概念の一つであり、特に大乗仏教において、自己の修行や善行の成果を他者の救済や利益のために捧げることを強調する。
「回向」は自分の善行や修行の功徳を他者に振り向けること。衆生の救済のために祈る行為。
「発願」は仏道を歩み、悟りを求める誓いを立てること。菩提心を持ち、修行に励む決意をすること。
この二つの概念は、大乗仏教において特に重視され、仏道修行の目的は単なる自己の悟りだけでなく、すべての衆生を救済することにあるとされる。
別表記:「廻向発願」
・僧侶は修行の後、回向発願の祈りを捧げ、衆生の救済を願った。
・亡くなった家族の供養のため、回向発願の法要が営まれた。
・菩薩の精神に則り、回向発願の実践を通じて他者の幸福を願うことが大切である。
・自らの修行の成果を独占するのではなく、回向発願の心を持ち、すべての人々に功徳を分け与えることが理想とされる。
四字熟語 | 回向発願 |
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読み | えこうほつがん |
英訳 | Dedication of merit and vow to practice Buddhism Transferring merits and making a Buddhist vow |
使用漢字 | 向、回、発、願 |
最終更新日:2025年2月13日 |
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