余情残心とは

茶道の心得のひとつ。
茶会が終了した後も客のことを思い続けるというおもてなしの心。

余情は残された感情や余韻
残心は心の中に残ったもの、感慨

例文

・その映画は余情残心が深く、観客はしばらく動けなかった。
・余情残心を持ち帰った、あの音楽会の静かな余韻が心に残る。
・彼は別れた後、余情残心でその日の出来事を思い出していた。
・夜遅くまで会話をした後、余情残心のような感覚が続いた。

四字熟語 余情残心
読み よじょうざんしん
英訳 The lingering emotion or aftertaste in the heart.
類義語
使用漢字
最終更新日:2025年1月20日