独座観念とは

井伊直弼いいなおすけが説いた茶道の心得のひとつ。
茶会が終わって別れの挨拶を済ませ、客が帰路につくとき、客の姿が見えなくなるまで見送りすること。
一人茶室に戻り、もう少し話がしたかった、お客様は今頃はどこまで帰られただろうかと、もう二度と訪れない時に思いを馳せること。

茶事終了後も客を思い続けるおもてなしの心を意味する表現。

四字熟語 独座観念
読み どくざかんねん
出典 井伊直弼『茶湯一会集』
類義語
使用漢字