一饋十起とは
一回の食事の間に、十度も席を立ち上がるという意味。
転じて、熱心に賢者を求め迎えることのたとえ。
「一饋に十起す」または「一饋に十たび起つ」と訓読する。
古代中国、夏の国の禹王が、善政を行う補佐となる賢者を熱心に求め、一回の食事中に十度も席を立って、食べるのをやめて訪ねてきた賢者に面会したという故事が由来。
例文
・一饋十起の精神で、どんなに忙しくても自分に必要な人材を求め続けている。
・優れたアドバイザーを見つけるために、一饋十起の努力を惜しまない。
四字熟語 | 一饋十起 |
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読み | いっきじっき |
類義語 | |
使用漢字 | 一、十、起、饋 |
最終更新日:2025年9月26日 |