一行三昧とは

仏教用語で、一つの修行方法に専心すること。
また何かを行うとき、一つのやり方を決め、迷うことなく専念すること。

一つのことに心を集中させ、他のことに心を乱されない状態を指す。
仏教的な修行をはじめ、現代の生活や仕事においても、集中力を保ちながら特定の目標に向かって努力する姿勢を表現する言葉として使われる。

例文

・不安な時こそ、一行三昧、取り組める物が必要なのかもしれない。
・一行三昧の精神で、毎日同じルーティンを忠実に守り続けている。
・彼は座禅に一行三昧で取り組み、心の安定を得た。
・彼女は試験勉強に一行三昧の姿勢で取り組み、見事に合格を果たした。

四字熟語 一行三昧
読み いちぎょうざんまい
出典 『文殊説般若経』
英訳 One Practice Samadhi
使用漢字
最終更新日:2024年12月27日