一月三舟とは

たった一つの月も、行き先の違う舟の動きによって、見える方角が異なるという意味。

仏の教えは一つであるのに、受け止め方次第で種々の意味に解釈されるという喩え。

例文

ものの感じ方は一月三舟であるから、夫婦といえどそれも当たり前と思うしかない。

四字熟語 一月三舟
読み いちがつさんしゅう
出典 『華厳経疏演義鈔』
使用漢字