雨霖鈴曲とは

亡き妻を偲ぶ曲。
玄宗皇帝が楊貴妃の死を悼み悲しんで作った楽曲の名前。
この曲は、失われた愛と別れの悲しみを表現しており、楊貴妃への永遠の哀悼の気持ちを込めて作られた。

唐の玄宗は、安史の乱のときに都から蜀の地に逃れて難を避けたが、その途中の暴動で寵愛していた楊貴妃に自害を命じることになった。
その後に長雨の音と馬につけた鈴の音が調和するのを聞き、楊貴妃を悼み悲しんでこの曲を作ったとされる。

別表記:「雨鈴鈴曲うりんれいきょく

例文

・玄宗皇帝は雨霖鈴曲を作り、楊貴妃への深い愛と悲しみを音楽で表現した。
・雨霖鈴曲の旋律は、聴く人々に永遠の愛と別れの悲しみを思い起こさせる。
・彼の演奏は、まるで雨霖鈴曲のように、聴衆の心を深く揺さぶる。
・雨霖鈴曲の歌詞には、亡き妻を偲ぶ玄宗の哀愁が込められている。

四字熟語 雨霖鈴曲
読み うりんれいきょく
出典 『明皇雑録補遺』
英訳 The Bell Melody of the Rain
The Rain and Bell Song of Mourning
使用漢字
最終更新日:2025年2月10日