愛多憎生とは

人から受ける愛情も度を過ぎると、そのために第三者の憎しみや妬みを招き、身の破滅のもとになるので、人の愛情に甘え過ぎてはいけないという戒めの言葉。

「愛多ければ憎しみ生ず」と読み下す。

同義語:「愛多憎至あいたぞうし

例文

・彼は彼女を思うあまり、愛多憎生ともいうべき強い執着と怒りに支配された。
・彼だけが上司から可愛がられるあまり、愛多憎生が渦巻く部署となってしまった。

四字熟語 愛多憎生
読み あいたぞうせい
出典 『亢倉子』用道篇
使用漢字