阿弥陀籤とは

日本の伝統的な方法で、公平に順番や選択肢を決めるためのくじ引きの一種。

アタリ、ハズレ、あるいは金額や順番などを決めるために、数本の平行線を引き、片側に印を書いて隠し、引き当てるクジのこと。
現在は数本の縦線を描き、その間にランダムに横線を引いて、梯子はしご状にすることが多い。
参加者は縦線の上端に自分の選んだ位置を指定し、横線をたどっていくことで、どの結果に到達するかが決まる。

阿弥陀籤は、室町時代から行われていたが、当時は真ん中から外に向かって放射線状に人数分の線を書いていた。
これが阿弥陀如来の後光に似ていたことから、古くは「阿弥陀の光」と呼ばれていたが、のちに「阿弥陀籤あみだくじ」と呼ばれるようになった。

例文

・順番は阿弥陀籤で決めよう。
・旅行の行き先を決めるために、みんなで阿弥陀籤をした。
・責任の公平な分担を決めるために、阿弥陀籤を使った。
・阿弥陀籤を引いた結果、私は掃除当番になった。

四字熟語 阿弥陀籤
読み あみだくじ
英訳 ladder lottery
ghost leg
使用漢字
最終更新日:2025年8月31日