烏兎怱怱とは

月日が慌しく過ぎていくことの喩え。
時間の流れが速く、何事もすぐに過ぎ去ってしまう様子を表現している。
時間の過ぎる速さや、慌しく感じる日々の流れを強調する言葉として使われる。

「烏」は神話において太陽に住む三本足の金色のカラス。時間や月日の象徴として使われる。
「兎」は月に住むウサギで、これも時間や月日の象徴として用いられる。
「怱怱」は忙しく慌ただしく動く様子や、急いで過ぎ去っていくことを意味する。

別表記:「烏兔匆匆」
烏飛兎走うひとそう」または「兎走烏飛とそううひ」とも表現する。

例文

・烏兎怱怱と過ぎ去る日々を感じるたびに、時間の大切さを実感する。
・仕事に追われ、烏兎怱怱と時間が過ぎていくのを止めることができない。
・彼は烏兎怱怱のように忙しい日々を送りながらも、充実した生活を送っている。
・まるで烏兎怱怱と過ぎていくように、何も成し遂げずに時間だけが過ぎてしまった。

四字熟語 烏兎怱怱
読み うとそうそう
英訳 The swift passage of time
Time passing quickly and hurriedly
類義語
対義語
使用漢字
最終更新日:2025年2月10日