夜郎自大とは

世間を知らないで、自分の力を過大に評価すること、または、自信過剰の世間知らずのこと。
「井の中のかわず」「お山の大将」と同じ意味。

中国前漢の時代。西南(貴州省)の地域にあった夜郎やろうの国の王が、自国に漢の使者が来たとき、自国のみが大国だと思い込んで「わが国と漢とではどちらが大きいのか?」と尋ねたという故事が由来。

例文

・夜郎自大に陥らないよう、常に謙虚な心を持つことが大切だ。
・彼の言動は、まるで夜郎自大の典型のようだった。
・周りを無視して夜郎自大に振る舞うことほど、評価が下がるものはない。
・夜郎自大は、最終的に大きな後悔を引き起こすことが多い。

四字熟語 夜郎自大
読み やろうじだい
出典 『史記』西南夷
英訳 Throwing one's weight around in a small group without knowing one's real worth in a larger world outsacting arrogantly with no realization of one's own limitations
類義語
使用漢字
最終更新日:2025年1月20日