華亭鶴唳とは

かつての繁栄を懐かしみ、衰退した現状を嘆くこと。

「華亭」は地名。現在の中国江蘇省。
「鶴唳」は鶴の鳴き声のこと。

中国の呉の詩人であった陸機は、呉が滅亡した後に晋に仕えたが、人々の讒言によって処刑されようとしていた。
陸機は故郷の華亭で聞いた鶴の鳴き声を思い起こし、自分の悲運を嘆き悲しんだ。

四字熟語 華亭鶴唳
読み かていかくれい
出典 『晋書』陸機伝
使用漢字