唯我独尊とは

釈迦が誕生した時に言ったとされる「天上天下唯我独尊」を省略した言葉。

世の中で自分が特別に優れていると自惚うぬぼれること。ひとりよがり。

通常は批判的な意味合いで使われるが、仏教では「天上天下唯我独尊」とした場合は、「私はこの世に一人しかいない尊い存在だが、他の人間も同様にすべて尊い存在である」という意味があるとされる。

なお原文では「天上天下 唯我爲尊」と記されている。

四字熟語 唯我独尊
読み ゆいがどくそん
出典 『長阿含経』
英訳 Self-righteousness
使用漢字