伊尹負鼎とは

謙虚な態度で努力を重ねること。
志を持ち、困難をいとわずに目標に向かう姿勢や才能を活かし、適切な行動で理想を実現すること。

伊尹いいん」は中国古代の殷時代に活躍した政治家で、湯王に仕えるという大望のために、まずは料理人として雇われ、伊尹が背に鼎(調理器具)を担ぎながら自身の才能を認めてもらうため努力した姿に基づいている意味がある。
また、困難を乗り越えて目標に向かう努力や才能を正しく活かすことの象徴とされている。

例文

・伊尹負鼎の精神を見習い、目標を達成するためにどんな困難も乗り越える決意を持とう。
・彼は伊尹負鼎のように、低い地位から努力して成功を収めた。
・伊尹負鼎の故事は、才能を正しく活かす重要性を教えてくれる。
・若者たちには、伊尹負鼎のように理想に向けて全力で努力してほしい。

四字熟語 伊尹負鼎
読み いいんふてい
出典 『蒙求』伊尹負鼎
英訳 Yi Yin Carrying the Cauldron
使用漢字
最終更新日:2024年12月20日